吉沢亮は『国宝』ほか、シム・ウンギョンは『旅と日々』で受賞。主演女優賞が外国出身の方だったのは、1993年度のルビー・モレノさん(「月はどっちに出ている」)以来2度目となる。

【受賞コメント】
<主演女優賞 シム・ウンギョン>

素晴らしい賞をいただきありがとうございます。この作品と奇跡的に出会えただけでも幸せなのに、受賞まですることができて本当に嬉しいです。『旅と日々』で見られる三宅唱監督の世界観に、世界中の皆さんもきっと魅了されるのではないかと思います。

<主演男優賞 吉沢亮>
1年半の稽古期間のあと、李(相日)監督の渾身の演出のもとで3カ月間、精神をぎりぎりまですり減らしながらの撮影でした。本当に現場の皆様に支えてもらいながら、どうにかまっとうできた役なので、このような最高の形で報われたことを本当にありがたく思います。

また、伊東蒼が『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』で助演女優賞、佐藤二朗が『爆弾』ほかで助演男優賞、鈴木唯が『ルノワール』で新人女優賞、黒崎煌代が『見はらし世代』ほかで新人男優賞を受賞。新人女優賞の鈴木唯は12歳、最年少タイでの受賞。これまで田畑智子(『お引越し』)、甘利はるな(『コドモのコドモ』)、吉岡竜輝(『少年H』)が同じく12歳で受賞している。

表彰式は、2月19日(木)18時より渋谷 Bunkamuraオーチャードホールにて開催。

ベスト・テンの2位以下の作品と各個人賞の詳細は、2月5日(木)に発売する『キネマ旬報2月号増刊2025年キネマ旬報ベスト・テン発表号』にて掲載する。

【2025年 第99回キネマ旬報ベスト・テン 受賞一覧】
<作品賞>
日本映画ベスト・テン第1位「旅と日々」(監督:三宅唱/配給:ビターズ・エンド)
外国映画ベスト・テン第1位「ワン・バトル・アフター・アナザー」(監督:ポール・トーマス・アンダーソン/配給:ワーナー・ブラザース映画)
文化映画ベスト・テン第1位「よみがえる声」(監督:朴壽南 朴麻衣/配給:「よみがえる声」上映委員会)

<個人賞>
日本映画監督賞 李相日「国宝」
日本映画脚本賞 奥寺佐渡子「国宝」
外国映画監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
主演女優賞 シム・ウンギョン「旅と日々」
主演男優賞 吉沢亮「国宝」ほか
助演女優賞 伊東蒼「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」
助演男優賞 佐藤二朗「爆弾」ほか
新人女優賞 鈴木唯「ルノワール」
新人男優賞 黒崎煌代「見はらし世代」ほか
読者選出日本映画監督賞 李相日 「国宝」
読者選出外国映画監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
読者賞 秦早穗子『シネマ・エッセイ 記憶の影から』により