本書は多忙な日々のなか自身と向き合う時間をつくりたいと向かったアメリカ・ロサンゼルスで、“旅する本田響矢”の自然体をドキュメンタリー映画のように追い、絵画のように美しい写真を収録(撮影/尾身沙紀)。ファッションが好き、古着が好き、とい何度もページをめくりたくなる、そして部屋に飾りたくなるような、永久保存版が誕生した。
完成した写真集を初めて手に取ったときの感想を聞かれた本田は「まず第一声『やっと出来上がった』って思いました」と嬉しそうに話し、使用カットやレイアウトや紙の質感に至るまでこだわり抜いたという本作に「たくさん時間をかけてやっと出来上がった1冊なので手元に届いた時にはついに自分が作りたかったものができたとほっとする気持ちでもありました」と安堵した表情を浮かべる。
今作のタイトル『ECHOES』は前作の『響』から由来しているそうで「1冊目に出させていただいた写真集が僕の名前である響矢から取ってきたタイトルだったんですけど、今回『ECHOES』はエコーって響くって単語の複数形で『ECHOES』って言葉にさせていただいていて、今回はより多くの方に今の自分だったりこの写真集を届けたいという気持ちで英語表記そして複数形でという形でタイトルをつけさせていただきました」とタイトルに込めた想いを明かした。

また憧れだったというロサンゼルスで撮影について「憧れの場所に行って今自分がどう感じてどういう思いでどんなことを考えることができるのかなっていうのをきっとこの場所だったら再認識して新たな1歩を踏み出せるんじゃないかなと思った」とロサンゼルスをロケ地に選んだ理由を語る本田。またその中でも表紙にも使用されているベニスビーチでの撮影は特に印象に残ったそうで「今回この写真集を作りたい、こうして今の自分を残したいって思えた瞬間だった」としみじみ、「この表紙のこの時間が新たな1歩を踏み出していこうって思えた前向きになれた瞬間の1枚」と幸せそうに語った。

そんな本田のこだわりが詰まった1冊で見てほしいポイントを聞かれると「自信を持って皆様に届けることができる1冊になってると思いますし、全ページですね」とにっこり、お気に入りのページについては『左手でピースをしている』撮影の最終日の最後に撮ったという1枚を選び「カメラマンさんがパシャっと撮った1枚、『ありがとうございました~』で僕もピースしてイエーイってなった1枚なんですよ。言ったらもう終わった後ではあるんですけどこの瞬間がこの写真集を撮影した意味がこもってるのかなって思った」とお気に入りに選んだ理由を説明。最後に今作の点数を聞かれた本田は「せっかくなので100点でお願いします」とこの日いちばんの笑顔で写真集の出来栄えに自信を込めた。