“選ぶ道は、国か、愛か。” 『エリザベート』、『モーツァルト!』を手掛けたミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)、小池修一郎(演出・訳詞・修辞)のゴールデントリオが後に英国女王エリザベス1世として約45年もの長きにわたって繫栄をもたらした“レイディ・ベス”の、激動の半生を描く歴史ロマン大作ミュージカルがいよいよ開幕する。

開幕を記念して行われた囲み取材には、タイトルロールであるレイディ・ベス役を演じる、乃木坂46所属でミュージカル女優としても活躍中の奥田いろはと、『レ・ミゼラブル』『ラブ・ネバー・ダイ』などミュージカルでの大役を抜群の歌唱力で演じる実力派の小南満佑子。ベスと想いを通わせる青年ロビンを演じる、東宝製作の大作で立て続けに主要キャストを務め、2025年には『HERO』でシアタークリエ初主演も務めた有澤樟太郎とアーティストとして活躍する一方、『1789 -バスティーユの恋人たち-』で初のグランドミュージカル出演にして主演を務めた手島章斗。そして、ものまねタレントとして絶大な人気を誇り、連ドラ主演など女優としても活躍し、満を持して今作がミュージカル初挑戦となる丸山礼、宝塚歌劇団にて雪組・星組で娘役スターとして活躍した有沙瞳が役衣装で出席。

開幕を翌日に控え、奥田は「数日前から舞台稽古で日生劇場に来たんですけども、お衣装やセット、照明、オーケストラと全てが豪華で、客席で見ていても楽しくて。お稽古期間はずっと頑張ってきたので、あとは自分を信じて、ベスとして生きるぞ!という気持ちです」と意気込みを語る。

小南も「2ヶ月間お稽古をしてきまして、ついにお客様をお迎えする準備が整い始めている状態なので、このカンパニーの皆さんと共に一丸となって、2026年の『レイディ・ベス』をお届けする日は私自身もすごく楽しみですし、完成度にさらに磨きをかけていきたいと思っています」と気合を入れた。

有澤は「気合十分、といったところでしょうか!」と力強く宣言すると、「前回、前々回が本当に素晴らしい作品だったので、きっと待ち望んでいる方がたくさんいらっしゃって、そのお客様たちの期待を超えないといけない、真摯にこの作品を届けないといけないと、稽古を頑張ってきました」と稽古期間を振り返る。「前任の素晴らしいキャストの方々を超えるというのはおこがましいですが、しっかり2026年ならではの色がしっかりと出来上がったと思います。まだ時間は少し残されているので、最後までもがいてあがきたいと思っております!」と向上心を見せた。

手島は「まだまだ本番に向けて、細かいことですけどできることがあるなとすごく感じています。本番が楽しみで、ワクワクしている気持ちが一番なので、ロビンとして自由に気ままに楽しみたいと思います」とコメント。

丸山は「『レディ・ベス』のDVDをたくさん見てきた自分が、『レイディ・ベス』の世界にいるのが本当に信じられなくて!小池さんからすごく緻密に指導いただいて、先輩方からたくさん教わりながら挑んでまいりました。そして、日生劇場に立てるなんて、というワクワクで、日々高揚していて楽しみな気持ちで迎えられたらと思います。緊張の荷をどこかに置いて、心から楽しむぞ!という気持ちで挑みたいなと思っています」と話し、初挑戦となったミュージカルの稽古を経て、「こんなチャンスをいただけると思っていなくて。見る側から演じる側になって、長い時間皆さんとご一緒して、同じシーンを何回も繰り返す、演劇の魂の入れ方というか、精神力を鍛えられる感じがゾクゾクします」と熱く語ると、「初めてのミュージカルだったんですけど、同世代の方も多くて、この方たちと出会えて良かったなと。今まで自分の活動はバラエティとかモノマネだったんですけど、一歩踏み出してみると、こんなに素晴らしい同世代の方がいるんだと思うと、出会えて良かったと思いますし、自分も負けないで頑張ろうってなりました」と良い刺激を受けた様子。

有沙は「お稽古場から今日まであっという間で、長かったようにも感じるんですけど、1日1日を皆が一生懸命良いものにしたいという気持ちで取り組んできたからこそ、濃い毎日を過ごさせてもらったなと思います。一丸となって、千秋楽までお客様に素敵な舞台をお届けできるように頑張りたいなと思っております」と微笑んだ。

最後に「これだけは言っておきたいことはありますか?」と問いかけられると代表して奥田から「全員が全力で生きてまいりますので、ぜひぜひ見届けていただけたらなと思います!」と、メッセージが送られた。

ミュージカル『レイディ・ベス』は2026年2月9日(月)から3月27日(金)まで東京・日生劇場、その後、福岡・博多座、愛知・御園座にて上演。