
毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、一般映画ファンが選ぶ賞など、幅広い部門を設けていることが特徴となる。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約90人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ている。
日本映画大賞に輝いたのは、吉田大八監督の『敵』。トロフィー贈呈式にはスタッフも駆けつけ、一人ずつ自己紹介する場面もあり、吉田監督は「そうそうたる映画の中で小さな作品に光を当てていただいてありがとうございました」と挨拶。

主演俳優賞は、吉沢亮が『国宝』で受賞。

助演俳優賞は、佐藤二朗が『爆弾』、窪田正孝が『宝島』で受賞。窪田は贈呈式当日は欠席となり、ビデオにて喜びのメッセージが届いた。スポニチグランプリ新人賞は『愚か者の身分』の林裕太が受賞。
スタッフ部門では、『国宝』スタッフが独占。監督賞は李相日氏、脚本賞は奥寺佐渡子氏、撮影賞はソフィアン・エル・ファニ氏、美術賞は種田陽平氏、下山奈緒氏、音楽賞は原摩利彦氏、録音賞は白取貢氏。今回、『国宝』が主演俳優賞・監督賞他、最多7冠達成した。
外国映画ベストワン賞は、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』。ドキュメンタリー部門・ドキュメンタリー映画賞は、朴壽南、朴麻衣監督の『よみがえる声』、アニメーション部門・大藤信郎賞は、水尻自子監督の『普通の生活』が受賞。そして、TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞の日本映画部門は横尾初喜監督の『おいしくて泣くとき』、外国映画部門はジョセフ・コシンスキー監督の『F1R/エフワン』が選ばれた。


















