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本作は、パラスポーツである車いすラグビーを舞台に、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく絆と再生の物語。完全オリジナルストーリーで脚本は金沢知樹が担当する。堤は27年ぶりに日曜劇場で主演を務める。
天才“すぎる”頭脳を持った宇宙物理学者の主人公・伍鉄文人(ごてつ・ふみと)が、ひょんなことから車いすラグビーに出会い、3年間勝利なし、選手同士は度々口論、プレーに一体感がなく、バラバラで到底勝てる雰囲気はない弱小チーム「ブレイズブルズ」と関わることに。周囲から孤立し、誰ともぶつかることも向き合うこともなく、自身の興味のある難問を見つけ答えを導き出すことだけを生きがいとしてきた孤独な男が、問題山積みのチームを目にし、車いすラグビーのルールも知らない中、「僕なら勝たせることができます。このチームを日本一にしてみせます」と言い放つ。最初はただ“勝てない”という難問を解いていくだけのつもりだった伍鉄が、“ブルズ”の抱える難問の答えを導き出していく中で、選手と本気でぶつかり合い、そして個々が抱える人生の傷を知ることで自身の抱える難問とも向き合っていく。

このたび、山田裕貴有村架純の出演が決定。人気と実力を兼ね備え、幅広い世代から高い支持を集めている実力派俳優の二人が、揃って日曜劇場初出演となる。
山田は昨年俳優デビュー15年目という節目の年を迎え、堤とダブル主演を務めた「木の上の軍隊」を皮切りに、「ベートーヴェン捏造」「爆弾」と3作連続で主演映画が公開。時代もキャラクターも異なる役どころを演じ分け、作品ごとに圧巻の演技で見る者を圧倒し、「爆弾」では第49回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど怒涛の活躍を見せた。今年は、幕末最強のサムライたち・新撰組を描いた人気コミックを実写化した『ちるらん 新撰組鎮魂歌』で、主人公・土方歳三を演じることも決定している。そんな勢いそのままに飛躍を遂げる山田が、本作で初挑戦となるパラスポーツ“車いすラグビー”の世界で、新たな境地を切り拓く。
山田が演じるのは、弱小チーム「ブレイズブルズ」の、輝きを失ったエース選手・宮下涼(みやした・りょう)。負けず嫌いで、真面目で、仲間思いの面倒見の良い性格で、高校時代はサッカー部のキャプテンとしてチームをまとめ、インターハイを目指すほどサッカーに打ち込んでいたが、ある日、交通事故に遭い、車いす生活を余儀なくされる。サッカーの夢は絶たれ、家族も離れ離れ、そんな時に車いすラグビーに出会い、普段は市役所の福祉課に勤務しながら、車いすラグビーの選手として誰よりもひたむきに真摯に向き合っている。「強くなりたい、勝ちたい」という思いを持っているが、現状のブルズには互いに切磋琢磨できる存在がおらず、くすぶった末に一匹狼になっている。そんな悶々と戦っているさなか、伍鉄が突然やってくる。チームへの深い愛情と車いすラグビーへの誇りを持つがゆえに、素人である伍鉄の存在に強く反発する涼。はたして、伍鉄との出会いが涼にどんな変化をもたらすのか。

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有村は、2010年のデビュー以降、透明感あふれる佇まいと確かな演技力で幅広い世代から支持を集める実力派俳優として、繊細さや芯の強さを感じさせる役柄を自在に演じ分け、映画・ドラマを問わず数々の話題作に出演してきた。TBSでは、民放連続ドラマ単独初主演を務めた火曜ドラマ『中学聖日記』や、金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』で主演を務め、作品ごとに存在感を深め、物語に確かなリアリティをもたらしてきた。そんな有村が、本作で日曜劇場に初出演する。
有村が本作で演じるのは、出版社のライフスタイル雑誌の編集部で働く記者・霧山人香(きりやま・ひとか)。周囲の誰からも、明るくがむしゃらに突き進む性格と思われているが、彼女もまた複雑な事情を抱え、ある過去のトラウマから逃げるために、必死に明るく振る舞っている。ある時、新連載企画「パラアスリートとそれを支える人々」の取材を担当することになり、取材を通して車いすラグビーやブルズ、そして伍鉄と出会う。自分の得意分野でもなく、ルールも今ひとつわからないまま戸惑いながらも取材に向き合うなかで、チームや選手たちが抱える複雑な環境に直面する。そして、人香にとって、伍鉄や涼、そして車いすラグビーとの出会いが、予期せぬ形で自身の過去とつながっていくことになり・・・。

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同世代で、10代の頃から切磋琢磨しながら、同じ時代を歩んできた山田と有村が、涼と人香という、それぞれ葛藤と成長を抱えるキャラクターにどんな一面を与えるのか、期待が高まる。
パラスポーツの中で唯一車いす同士が激しくぶつかり合うことが許され、その過激さから「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれていたこともある車いすラグビー。2024年のパラリンピックでは日本代表が初めて金メダルを獲得し、今最も注目を浴びるスポーツのひとつであるパラスポーツを舞台に、新たな物語が動き出す。山田をはじめ、車いすラグビーの選手役を演じるキャスト陣が、代役なしで、文字通り体当たりで実際にプレーし、日本車いすラグビー連盟監修のもと作り上げられる臨場感ある試合シーンの映像に注目。

<宮下涼 役/山田裕貴 コメント>
車いすラグビーは映像では何度か拝見したことがあったのですが、今回初めて挑戦します。実際に競技用の車いすに乗ってみると、前に進むことや止まることだけでも想像以上に難しく、試合のリアルな迫力を表現することはもちろん、そこに選手としての誇りをきちんと表現できるのかという不安もありました。だからこそ、200%の気持ちで練習に向き合いながら日々取り組んでいます。
僕が演じる涼は、「頼れるのは自分だけ」と思いながら生きている青年で、どこか昔の自分と重なる感覚があります・・・。スポーツというのは勝つか負けるかの勝負の世界で、涼はエースとして車いすラグビーに真剣に向き合っているからこそ、さまざまな葛藤を抱え込み、ひとりで戦おうと心を閉ざしてしまっているような人。
人生は“ギフト”の連続で、誰かに与え、誰かから与えてもらって、その繰り返しで。僕にできることは、車いすラグビーを通して、この作品に全力で向き合うことです。その姿が、視聴者のみなさんに元気や勇気を“ギフト”として届けられたらと思います。見終わったあとに、あたたかい気持ちになったり、少し前を向けたり、「自分もがんばろう」と思ってもらえるように・・・。チーム『GIFT』からの“ギフト”、ぜひ受け取ってください。

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<霧山人香 役/有村架純 コメント>
さまざまな感情や事情を抱えた方たちが、車いすラグビーという一つの目標に思いを向け、懸命に前へ進んでいく姿に、スポーツならではの力や、人の心を動かす熱を強く感じました。そんな作品に参加できることが本当にうれしく、演じる側としても、その“熱さ”をしっかりと届けたいと思っています。
人香は、ライフスタイル雑誌の編集部に勤める女性で、車いすラグビーの取材を担当することになります。彼女自身もまた、さまざまな事情を抱えた人物です。そんな人香が、車いすラグビーや選手たち、そして伍鉄と出会うことで、どのように変化し、成長していくのかに注目していただけたらと思います。
このドラマは、『GIFT』というタイトルの通り、誰かからもらった言葉や行動によって、自分でも気づいていなかった思いに気づき、変化して成長していく物語です。ドラマを通して、視聴者のみなさんが、身近な人から受け取る言葉や行動を、これまで以上に大切に感じていただけるきっかけになれたらと思います。そして何より、車いすラグビーというスポーツの魅力を、より多くの方に知っていただけたらうれしいです。

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<プロデューサー:宮﨑真佐子 コメント>
“宮下涼”は、事故で足に障がいがありながらも必死に前を向こうとする、弱小チームのエースであり、車いすラグビーに命をかけて臨む選手、そしてたとえ夢破れても、もがきながら一生懸命に生きようとする、そんな青年です。そう考えた時に、この役をできるのは山田裕貴さんしかいないと思いました。文字通り体当たりで、そして全身全霊をかけてこの役を演じてくれています。“霧山人香”は明るくて前向きで雑誌記者としての仕事を頑張る女性、だけど実は家族に事情を抱えてそれを隠すように生きている人。一見、繊細にみえるけれど、その中には熱い想いがあるこの役は、有村架純さんが本当に丁寧に美しく演じてくださっています。
お二人とも日曜劇場には初出演。そんな二人と堤さんの魂のこもったお芝居から生まれる熱は、きっとテレビの前の皆さんにも伝わり、心揺さぶる瞬間をお届けできるはずだと思っています。ぜひ、日曜劇場『GIFT』をお楽しみに!