
本作は、月刊漫画誌「Kiss」(講談社)にて連載中の磯谷友紀の同名漫画が原作。戦後間もない京都を舞台に、主人公の料理人・桑乃木いち日(くわのき・いちか/門脇麦)が経営難の実家の料亭「桑乃木」存続のため、大阪の老舗ホテル経営者の三男・山口周(やまぐち・あまね/作間龍斗)と政略結婚したことから始まるグルメラブストーリーとして2023年に放送・配信された連続ドラマの続編。
前作では、望まぬ結婚で出会った2人が、いち日の“人の心に寄り添う料理”で「桑乃木」を立て直そうとする中で次第に心を通わせ、本物の夫婦となるまでが描かれた。その直後から始まる本作は、夫婦のもとに“新たな家族”養子の道哉(みちや/眞野 陸)がやってくるほか、山口家の次男で周の兄・栄(さかえ/小林虎之介)の登場を機に、経営難から脱却し始めた「桑乃木」に再び試練が訪れる。結婚から1年、相変わらずもどかしい恋を育む2人に怒涛のように訪れる環境の変化を前に、夫婦の絆が試される。
2月20日(金)からの放送・配信開始を前に行われた完成報告会に登壇した作間は、本作で初めて父親役に挑戦した心境を「不思議な気持ちになりました。この年齢でお父さん役なのか、と思って。ただ、本編中でも周はそういう感情を抱いているので、その感じでいいんだろうなと思って、子どもがいる実感が湧かないみたいなのが、そのまま映像になっています」とコメント。
報告会には道哉役の眞野陸も登場し、父親役としての作間の姿を「かっこよくて優しいお父さんだなと思いました」と話すと嬉しそうにする作間は、「京都の撮影所はまた違う雰囲気がありますし、大きな大人がいっぱい動いているので、大丈夫かなって門脇さんと心配していたんですけど、すぐ馴染めましたので、この感じなので皆さんから愛されていて、むしろ現場に良い柔らかさが追加された感じがありました」と癒しの存在にもなっていたことを明かしながら、「門脇さんがちょっとツボに入ってしまって、面白くなっちゃった撮影があったんですよ。それえ吹き出したりして何回かNGを出して、その時に道哉が『お父さんとお母さん、しっかりして』って。次のテイクではバッチリOKが出ました」と、しっかり者の一面もあったよう。
そんな眞野は、作間との撮影で思い出に残っているシーンを「お父さんの膝の上で寝るシーンで、気を遣って頭を上げいようかなと思ったんですけど、『大丈夫だよ』って言ってくれたり、『道哉ならできるよ』って言ってくれたところがかっこいいなって思いました」と答えると、「そんなこと言ってた?」と嬉しそうにする作間。「それだけ聞くと先輩風を吹かせてるみたいですけど。確かに緊張は伝わってきました。泣くとか弱音を吐くことが道哉は多かったので。でもそれもうまくやりきっていたので、すごいなと思っていました」と感心していた様子。さらに眞野から「段差とか危ないところで『気をつけてね』とか、『今のシーンかっこよかったよ』って言ってくれたりして、そこが嬉しかったです」と、作間の優しさが明かされると「こう改めて言われると恥ずかしいですけど」と照れながらも「一番近くにいたので、楽しんでくれれば良いなと思いながら気にかけていた部分がありました。そう思ってくれて良かったなと思います」と、思いが通じていたようだった。

また、撮影の最終日に眞野から作間へ手紙のプレゼントがあったそうで、作間が「この間、家で見つけたんですよ」と報告会へ持参。「頑張って書いてくれて嬉しかったですね。習いたての文字って感じがして。やって良かったなって僕も感じましたし、最初のお父さん役が眞野陸くんで良かったなと思いました」としみじみ。
手紙を送った経緯を、眞野が「ありがとうございました、で終わるのが寂しくて、手紙を書いたら印象にも残って、お父さんだったらこういう時みたいに取っておいてくれるんだろうなと思ったから、手紙を書きました」と話すと、「あぶね!ちゃんと取っておいてるよ」と微笑む作間だった。








