スライムに転生した元サラリーマン、リムル=テンペストが、仲間たちと共に理想の国作りを目指して奮闘する異世界ファンタジー『転生したらスライムだった件』、通称『転スラ』は、WEB小説投稿サイト「小説家になろう」で連載開始以降、魅力的なキャラクターと作り込まれたストーリーで多くのファンを魅了し、シリーズ累計発行部数は5,600万部&アニメ累計視聴数30億回を突破している。

人気転生エンターテインメント『転スラ』シリーズの劇場版第2弾となる『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』が2月27日(金)に全国348館で公開となり、公開初日(2月27日)から3月2日まで4日間の動員は24万人、興行収入3.2億円超えの好調なスタートを切った本作。

【カイエン国】の大臣で物語の鍵を握るゾドンの声を担当する堂本は「皆さん、花粉酷くないですか?ね、嫌になっちゃう」と第一声で笑いを誘い、「『転スラ』をずっと支えてきた皆さんと一緒に登壇だと思ってなくて、びっくりしてます。よろしくお願いします」と挨拶。
映画ではアニメ4期を匂わせるような終わり方をしていることから「映画の中ではゾドンの前の話が描かれていないので、僕は4期はその話をやるのかなと。楽しみにしています」と小ボケを交える堂本は、公開後の周囲の反響を聞かれ「今日、ミュージカルの稽古場からこっちにきたんですけど、子どもたちがいっぱい出てるので、『転スラ』って言ったら『転スラ!転スラ!』って言ってます。さすがだなと思いました」と、子どもたちの反応を伝えた。

盛りだくさんのアクションシーンについて、「私、アクションありましたっけ?」ととぼけながら、「水龍になって『ハッハッハ!』と笑うところができあがるまでどうなっているか、ゾドンとしてなのかでっかい水龍になってなのか、どっちか分からずやっていたので」とアフレコの裏側も明かされる。
レギュラー声優陣はアフレコの際、ゾドンが堂本とは明かされていなかったそうで、豊口は「誰がやるんだって予想合戦していて、残念ながら名前は上がりませんでした」と、堂本が想定外だったことを話す。「こんなに煌びやかな方がやると想像できなくて。ふとした時にお名前を聞いて、え?って。意外性があって逆にすごいワクワクしましたし、素敵な仕上がりになったと聞いて、試写会で初めて見て、良い意味でお顔が見えてこなかったです」と絶賛の声に、堂本は「ありがたいです」と恐縮していた。

前野はゾドンの声の印象を「元々光一さんが声優を担当されていた『獣王星』を拝見していたので、声優としても素晴らしい方だと存じ上げていたんですけど。求められるものや意識されるところが多い役どころだったと思いますが、見事に表現されていらっしゃって。ゾドンのおかげで我々のヘイトが彼一点に集まり、より世界に引き込んでいただいたのはゾドンが魅力的だからだと感じていました」と熱弁。堂本本人は、ゾドンを演じる際に「気持ちよくやろうと思っていました。絶対あんなセリフ言わないじゃないですか。女性に『お前は俺の嫁だ』とか、キモいですよ普通に考えると!そこを気持ちよくやってやろうという感じでした」と振り返る。

そして、新生活など新たなステージに進む人へ向けたアドバイスを求められると「アドバイスできるほどちゃんとした人生を歩んでないですよ。自分のやっている仕事は毎日違う現場に行くし、毎日が新しいことなので、僕から何かを言えることはあまりないんですけど」と前置きしながら「例えば、小学生の頃、リコーダーを家に忘れただけでこの世の終わりと思いましたよね?この世の終わりじゃないよってことを教えてあげたいです。悪いことが起きたら全世界の全てみたいに思えますが、そんなことないってことです」とアドバイス。
続けて「自分自身のことで言うと、明治時代だったら死んでる年なので」と自虐を挟むと、「そんなことないです!」と周りから全力のフォローが。前野が同い年の43歳と分かると「寿命です」と顔を見合わせ、「余生は楽しく過ごすことが大事ですね」と微笑んだ。

前野は「僕も高校卒業と同時に上京して声優の道に進んだんですけど、その当時、ものすごくエンタメに力をもらっていたなと。アニメやゲームや音楽にたくさんの力をいただいていました。特に音楽で言うと当時は、ご本人を前にして言うのもアレなんですけど、『ボクの背中には羽根がある』とか『情熱』とか、D albumの『エンジェル』とか、数々のDOMOTOさんの楽曲で力をいただいてきました」と、次々に飛び出すDOMOTOの楽曲たちに「アルバムまで!?すごい!」と驚きの声をあげる堂本の姿も。
続けて「エンタメって身近に溢れていて、心を豊かにしてくれるものだと思いますし、今回の劇場版も、アニメ本編も、皆さんの心を豊かにするエンタメの一つで、長く寄り添っていられたらと」とコメント。

また、3月20日(金)から4DXの上映決定が発表され、岡咲から4DXを経験したことがあるか問われた堂本は「私は映画館にも行ったことがないので。こちら側(壇上)しか知らないです」の発言にどよめく会場。すると前野が「“映画館の椅子でキスを夢中で”しましたやん!」と『硝子の少年』の歌詞に準えたファン目線のツッコミを見せた。

舞台挨拶では、大ヒットを記念したシャンパンタワーも登場した。