
本作は、東日本大震災で家族を失った青年が、喪失と向き合いながら、周囲との絆と家族愛の中で再び前へ踏み出していく姿を描いた、脚本家・内館牧子の小説『小さな神たちの祭り』が初の舞台化。演出は鈴木裕美、脚本はG2が担当する。
主人公・谷川晃を演じるのは、宮城県仙台市出身の八乙女光。親友役に福田悠太、弟役に藤井直樹、恋人・岡本美結役に堺小春、母・クミ役に西尾まり、父・広太郎役に中村まこと、祖父・行雄役に福島県出身の斉藤暁が出演する。
今回、劇中を彩るテーマ曲『ソラミチ』の作詞・作曲は八乙女が担当。「亘理町と、岩手の方に足を運んでから演出家さんと話して、台本を読んだ上で考えました。東北のことをイメージして書きましたが、色んな方が観に来ると思ったので、色んな方の心に届いたら良いなという想いで、温かい言葉で埋め尽くしました」とテーマ曲へ込めた想いを口にする。

その楽曲で、藤井は舞台で初めてギター演奏に挑戦する。「最初に八乙女くんから『藤井くん、今度ギター弾くことになってるんだけど』と直接聞いて、僕もそこで知ってびっくりしました。八乙女くんにギターが初めてだと話したら、『弾きやすいコードで考えてみるね』とか、稽古の時も演出家の鈴木裕美さんから『もうちょっとこういう風に音が聞こえるように弾いてくれたら嬉しいんだけど』みたいな」と練習を振り返り、「八乙女くんが『こうやって弾いたら明るく聞こえるかもしれないから、ちょっと試してみて』とアドバイスもくれて、すごくドキドキしていますけど、楽しくここまで練習できたかなと思います!」と笑顔を見せた。

また、八乙女、福田、藤井は同じ事務所に所属しているが、舞台では今回が初共演となり、福田は「カウントダウン(コンサート)とか大きいステージではあるんですけど、舞台でしっかりと共演するのは初めてで。でもお芝居の力で共演経験が何回もあるんだなという感じになって、お芝居の力と1ヶ月半の稽古のディスカッションの表れなのかなと思っています」と結束力をアピール。

八乙女と藤井も初共演ながらゲーム仲間だそうで、八乙女は「仕事はしたことないんだけど、ゲームはたくさんしたことがあって、ボイスチャットでいっぱい喋ったことがある、変な仲なんです」と意外な関係性を明かすと、福田が「ゲーム上ではこっち(藤井)の方が立場が上なんですよ」と補足し、八乙女が「上手いんです」とポツリ。

そんな藤井は八乙女と兄弟役という関係性だが、「先輩ですし元々すごいなとリスペクトはあったんですけど、どんどん晃としてのダメさがすごくなっているなと。美結と二人で喋ってる時にポツンと言っているセリフが、ダメな人そう!というのがピカイチだなと思って。後輩だからなんとも言えない部分なんですけど、すごいなと」と“ダメ人間”の演技を絶賛するも、「切り取ったらダメな先輩みたいな…」という言葉に、「ダメな先輩ではないですよ!」とフォローする藤井だった。

また、本作に対してHey!Say!JUMPのメンバーの反応を聞かれた八乙女は、「震災から少しした頃に、観光キャンペーンキャラクターをやらせてもらっていた時期もあったので、興味を持ってくれたら良いなと思っています」と話しながら、「この間高木の舞台を観させてもらったので、観に来てくれたら良いなと」と期待を寄せる。感動して泣いてしまいそうなメンバーを聞かれると「伊野尾慧とか意外と涙もろかったりすると思いますし、あとは知念(侑李)もちょっとうるっときているところは想像できますね」と話していた。
舞台『小さな神たちの祭り』は、2026年3月30日(月)から東京グローブ座にて開幕し、福島、大阪、岩手、愛知、宮城にて上演される。






















