平和な町で平凡に暮らす男・伊川正樹(玉森裕太)の身に起きた不可思議な出来事を描く本作は、記憶に隠された真実をめぐる、予測不能なサスペンス・ラブストーリー。
脚本を読んだ感想を玉森は、「最初に思ったのは『なんだこれは!?』という感情で。でも、すごくやりがいがあるだろうなと思えましたし、分からないことがたくさんで、ハテナが飛んでいたので、その都度、プロデューサーや監督に確認しながら、日々撮影している感じです」と話し、キャスト・スタッフとコミュニケーションを取りながら撮影に取り組んでいると話す。

自身の役どころを説明しようにも、ネタバレに配慮した結果多くを語れない結果、伊川に手を差し伸べる女性・二宮由梨を演じる森川は「謎の女性」、伊川を追う謎の男・津村大輔を演じる野村は「訳あり殺人犯という感じでやらせていただいています」とそれぞれ説明。

結婚6年目を迎えた伊川の妻・伊川真弓を演じる宮澤は、「物語の冒頭15分が本当に幸せな結婚生活を演じていて、見ていて自分が恥ずかしくなるぐらい」と話しながら、「物語は伊川さんの目線から描かれるので、1話がものすごいテンポで展開していくんですよね。彼の目から見るとこうなるということを演じるのと、自分の役の真実はここだと捉えておくのは意識しています」と語る。

そして、ジャンボは「僕が言えることで言えば、信じられないぐらい体が大きい。このドラマのために、役作りで体重を増やしました」と笑いを誘うと、司会を務める相方の池田から「皆さん信じないでください!」と訂正が入る場面も。

撮影中の思い出について、玉森が「由梨(森川さん)の車に乗るシーンがあるんですけど、緊迫した感じで『助けてください!』とお願いして車に乗り込む動きがあって、助手席と後部座席が一枚ドアの自動扉だったんですよ。テストでドアを開けた時に、ピーピーピーってゆっくり開くんですよね。緊迫してるのにすごいのほほんとしちゃって、そこはすごい思い出に残ってて、面白かったなぁ」と振り返る。

また、玉森と夫婦役を演じる宮澤は撮影初日が特に印象に残っているようで、「撮影初日がなかなかハードメニューで、ほぼ初めましての状況で夫婦の幸せな日々を次々撮っていたんですね。その中でも、台本を読んだ時になんでこれが入ってるんだろう、嫌だな、って思っているシーンが初日だったんです。それが膝枕をしていただいて、耳掃除をされるシーンで」と、憂鬱だったシーンを明かす。「考えてみてほしいんですけど、ほぼ初めましての人に耳掃除されたくないですよね?!ファンの皆様にも申し訳ないし、とにかく失礼がないように耳掃除専門店に行って備えました。綺麗だったんですけど、万全の状態でさせていただきました」と撮影へ向けて準備をしていたことを告白。
耳掃除をする側だった玉森も「人様の耳の中に耳かきを入れるのも経験がないから、大丈夫かなと思いつつ、なんで初日にやってるんだろうと思いながら、耳掃除させていただきました」と語っていた。

会見の最後に玉森から「まもなくこのドラマが皆様の元に届くと思うと、どんな感情になるのか楽しみになりますし、それぞれの考察があって、そこで盛り上がってくれたらすごく嬉しいです。作品のテーマでもある愛や記憶を、それぞれの解釈でこのドラマに向き合っていただいて、この夏、面白かったなと思えるドラマになってくれたら嬉しいです」と、メッセージが送られた。