『このミステリーがすごい!』大賞・第21回大賞受賞作を、若手実力派俳優・吉川愛主演で初映像化する、心あたたまる極上のヒューマンミステリー『名探偵のままでいて』。吉川演じるミステリー好きの孫娘・楓が持ち込む謎を、名優・奥田瑛二ふんする認知症の祖父が解き明かす、という前代未聞の50歳差バディが話題となっている本作。
放送スタートまであと約2週間に迫る中、ドラマ本編への期待がより高まるメインビジュアルが解禁となった。

物語の主人公は、小学校教諭・楓(かえで/吉川愛)。自他共に認めるミステリーマニアだが、彼女にミステリーの面白さを教えてくれた元小学校校長の祖父(奥田瑛二)は71歳の今、“レビー小体型認知症”を患っており、彼の目には時折、現実のものではない不思議な光景が映るように。ところが、祖父はミステリーの話題になると、“名探偵”さながら、まるで目の前に真相が浮かび上がっているかのように、あざやかに謎をひも解いてみせることがわかる。祖父が推理をはじめる合図となるのは、「楓、香りを焚かせてくれないか」という言葉。お気に入りのお香の煙が部屋に広がると、祖父は「今、“絵”が見えたよ」と告げて真相を鋭く解明していくのだ。
以来、楓は日々舞い込んでくる日常ミステリーや事件を祖父のもとへ持ち込み、小劇団の座長・四季(綱啓永)や、彼の先輩である同僚教師・岩田(髙松アロハ)らの助けを借りながら、硬軟さまざまな謎に挑んでいく。

メインビジュアルでは、意味深なキャッチコピー「その瞳に映るのは、幻か、真実か。」を軸に、大好きな祖父にまつわる過酷な現実から目をそらさずに力強くこちらを見据える楓と、幻の中に真実を見出そうとする祖父を対照的に配置。吉川愛の曇りなき瞳、そして静かに遠くを見つめる奥田瑛二の横顔が見る人をひきつけるデザインとなっている。
そんな2人の間には、祖父が名探偵となって推理をはじめる合図でもあるお香の煙がたゆたい、現実と幻、過去と現在を曖昧に行き来しながら、孫娘と祖父がともに謎へと向かっていくという作品の世界観を余すところなく表現している。
さらには、オレンジとブルーのやわらかなグラデーションを背景に、四季、岩田、楓の親友・美咲(恒松祐里)、事件を通じて知り合う刑事・我妻(吉沢悠)を静かに寄り添うようレイアウト。それぞれが異なる場所から謎に思いをめぐらせる姿を通して、ミステリーでありながら人の温度が感じられる群像劇の要素も表現している。中でも、楓とピュアな三角関係を展開していく綱啓永演じる四季、髙松アロハ演じる岩田の表情からはそれぞれの愛の形も浮かび上がるようで、楓を取り巻く“四季vs岩田”の純愛の行方も気になるビジュアルが完成した。