この楽曲の選定は、本作のエグゼクティブ・プロデューサー/脚本を務めたヨン・サンホの強い希望をきっかけに、制作陣の熱烈なオファーにより実現した。
『ゴジラ-1.0』で日本映画史上初となる米アカデミー賞視覚効果賞を受賞した「白組」による世界最高峰のVFX技術で表現する異形の怪人“ガス人間” × スリリングなクライムスリラーという、日本の映像史において類を見ない挑戦的なポジショニングと圧倒的な映像クオリティにより、早くから注目を集めていた本作。不可避の予告殺人事件の真相と、警察・マスコミ・動画配信者・裏社会の住人・時の権力者ら、ガス人間を取り巻くキャラクターたちの思惑が入り乱れ、ハイレベルで交錯する劇中において、この昭和・平成・令和と時代を超えて日本中から愛され続ける名曲が、「物語の鍵(キー)」として、重要な役割を果たしている。
最先端の映像表現で描かれる未曾有のスケール感と、誰もが耳にしたことのあるエモーショナルな旋律が融合した時、一体どのような化学反応が起きるのか。本日よりついにベールを脱ぐ「ガス人間」。五感を揺さぶる至高の映像体験とともに、その画面の向こうから流れる“キーソング”の真の意味を、ぜひその目で、耳で確かめてほしい。

■エグゼクティブ・プロデューサー / 脚本:ヨン・サンホ
『ガス人間』において、物語の重要な役割を果たす楽曲として最も何がふさわしいか。そう考えたとき、共同脚本のリュ・ヨンジェと相談し、サザンオールスターズの「いとしのエリー」はどうか、という結論になりました。
それ以来、『ガス人間』が持つさまざまな情緒と、「いとしのエリー」が持つ独特の感情があまりにも見事に重なり、「いとしのエリー」は『ガス人間』が描く感情の中心になりました。後半の脚本を書いている間も、ずっと「いとしのエリー」を聴きながら作業していました。
最終的に「いとしのエリー」は、単なる挿入歌ではなく、リブートされた『ガス人間』の中心感情として位置づけられています。
心から、『ガス人間』と「いとしのエリー」の出会いは運命的だったと言いたいです。

■監督:片山慎三 コメント
今回キーソング として使用させていただき、編集を進めていく中、曲がもつイメージが話を追うごとに様々な印象に変わっていくことに驚かされました。改めていとしのエリーという楽曲がもつ奥深さに感嘆いたしました。
これから観ていただく皆さんにも同じように感じていただけたら幸いです。