
今回解禁されたのは、劇中で二人が魅せる感情表現の数々。
磯村演じる龍之介からは、アーチェリー選手としてオリンピック出場を目指す彼が栄光の証であるトロフィーや盾を前に、精神が摩耗しきった“虚無顔”を見せるカットや、路上で力無く宙を見つめる抜け殻のような姿が到着。さらに、どこかゾッとする感覚を与えるほど全力で喜びを噛みしめる表情など、異質な凄みを放つカットが揃った。
一方、末澤演じる拓海からは、笑みを浮かべているはずなのに冷めきった印象を与える顔で龍之介に話しかける姿や、野生動物のように危険を察知したハッとした表情、さらには純粋無垢すぎて危うさまでも感じさせる無防備な笑顔まで、喜怒哀楽のすべてが凝縮されたラインナップとなっている。
幼馴染の役として共演を果たした磯村と末澤。撮影を通してお互いに「可愛い弟っぽい」「お兄ちゃんのよう」と印象を語りあるほどの仲になったが、意外にも本作が初対面。磯村は「劇中の龍之介と拓海が15年間会っていなかったことを考えたら、ちょうどいい距離感で始められるんじゃないかなと思っていました」と撮影前から良い予感を抱いていたことを明かす。実際に撮影を経て、「お互いに呼吸が合っている実感がありました。末澤さんは“受ける”お芝居が非常に上手だなと感じたので、この二人の関係性はきっと上手く進んでいくだろうな」と“イソスエコンビ”としての手ごたえを口にした。
また、個人での映画初出演で主演の座につくこととなった末澤は「クランクインまでは本当に怖かった」と明かす。しかし、ともに主演へ挑んだ磯村と作品のカギを握る“メンター”埜本役を演じた綾野剛から「三人で一緒に作っていこう、何でも受けとめるよ!」という心強い言葉を受け取ったという。「素晴らしいお二人とご一緒できる、そのチャンスをいただけたのがとにかくありがたくて光栄で、どうにかして二人にしがみついて頑張りたいなという気持ちがありました」と役者・末澤誠也として全力で駆け抜けた日々を語った。









