
宮﨑駿監督の不朽の名作である『千と千尋の神隠し』は、2001年の封切り以降、爆発的な大ヒットとなり、2003 年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞。日本での公開から18年が経った 2019年には中国で初めて公開され大きな話題となるなど、その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた。
そして、2022年3月、東宝は、帝国劇場にて東宝創立90周年記念作品として舞台『千と千尋の神隠し』の世界初演を実現した。10歳の少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込んで始まる物語は、人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿が見どころとなり、油屋と化した帝国劇場が、観客を「不思議の町」に誘う。2022年の世界初演は2月・3月の帝国劇場を皮切りに、4月大阪、5月福岡、6月札幌、6月・7月愛知と、4大都市での上演を行い、構想以来開幕まで5年の歳月をかけて、今までに類を見ないビッグプロジェクトがついに結実した。
その後も幾度となく再演を重ね、このたび2026年12月から2028年にかけて、舞台『千と千尋の神隠し』2026-2028ワールドツアーの開催が決定。
2026年12月から2027年1月に2か月公演として上演する台北/国家戯劇院を皮切りに2027年3月から3か月ロングラン上演を行う東京・明治座公演、愛知・大阪・福岡・札幌と国内主要都市を巡回するツアーを開催し、5-8月トロント/プリンセス・オブ・ウェールズシアター(Princess of Wales Theatre)での初上演、9-10月には、ロサンゼルス/アーマンソン・シアター(Ahmanson Theatre)での初上演、さらに2028年3-7月に2024年以来4年ぶりのロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアム(London Coliseum)での長期公演と展開していく。
ロサンゼルスでの東宝演劇作品の上演については、『風と共に去りぬ』のミュージカル化『スカーレット』が1973年に現地キャスト・スタッフで上演されたことがあり、今回の舞台『千と千尋の神隠し』ロサンゼルス公演は、実に54年ぶりとなる、アメリカでの東宝演劇作品の上演となる。
そんな舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー2026-2028にて千尋役を務める7名の俳優が決定。
2022年初演当時から新型コロナの影響で、稽古や公演が中断するなど制作過程は決して順調でなかったものの、座長としてカンパニーを心強くけん引し、開幕後も、交換ノートで役作りを共有しながら、世界初演の礎を築いた橋本環奈と上白石萌音、そして2024年帝劇再演から参加し、橋本・上白石とともに日英同時公演を達成し、ロンドン・ウェストエンドデビューを果たした福地桃子の引き続いての出演が決定した。
さらにアンダースタディとして千尋役を演じてきた森莉那が、その実力が評価され、ワールドツアー2026-2028より本役として演じる。日本公演では初お披露目となる。
橋本環奈は、舞台『千と千尋の神隠し』での初舞台を経て、NHK連続テレビ小説『おむすび』(2024年)ヒロイン役、NHK紅白歌合戦で3年連続(2022-2024年)で司会を務めるなど幅広い世代の人気を不動のものとした。その後も映画『キングダム』シリーズや連続ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(2025年)「ヤンドク!」(2026年)AbemaTV最新ドラマ『バカンスの法則』(2026年)等映像作品で目覚ましい活躍を見せている。
舞台『千と千尋の神隠し』は初演より参加し、海外公演は、2024年ロンドン、2025年上海で出演した。

上白石萌音は、連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020年)ヒロイン役で社会現象になり、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年)でヒロインの一人を演じ、映画『夜明けのすべて』(2024年)でベルリン国際映画祭に参加、数々の主演女優賞を受賞した。映像のみならず舞台でも圧倒的な評価を得ており、史上最年少で第30回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。さらに音楽活動、バラエティ番組司会、文筆など幅広いジャンルで活躍し、10月には主演ドラマ『いろはの恋は時代をかける』(TBS)がスタートした。
舞台『千と千尋の神隠し』は初演より参加し、海外公演は、2024年ロンドン、2026年ソウルで出演した。

福地桃子は、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(2019年)で大きな注目を集め、その後も連続ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』大河ドラマ『鎌倉殿の13人』Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』など数々の映像作品に出演し高い評価を得る。連続ドラマ『ラジオスター』(2026年)に主演を果たし映画『恒星の向こう側』(2026年)には、映画監督で女優の河瀨直美氏とW主演し、第38回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞を受賞した。
舞台『千と千尋の神隠し』は2024年より参加し、海外公演は、2024年ロンドン、2025年上海公演で経験している。

森莉那は2018年ミュージカル『薄桜鬼志譚 土方歳三編』でヒロインとしてデビュー。その後『デスノートTHE MUSICAL』『ローマの休日』『マチルダ』等に出演を重ね、舞台『キングダムⅡ-継承-』ではカイネ役として出演した。舞台『千と千尋の神隠し』には2024年より参加。スウィング・アンサンブルとして出演する傍ら、千尋役のアンダースタディとして2024年ロンドン、2025年上海、2026年ソウル公演において計43公演に出演し、高い評価を得た。
そしてこの度、翻案・演出のジョン・ケアードのオーディションを経て、新たな千尋役キャスト3名、井上和(乃木坂46)、豊嶋花、平澤宏々路の出演が決定した。
井上和は国民的アイドルグループ・乃木坂46の5期生として加入。瞬く間に主要メンバーとして数々のシングルでセンターを務め、1st写真集『モノローグ』はオリコン年間BOOKランキング2025のジャンル別「写真集」年間1位を獲得した。さらに同年からニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』の3代目パーソナリティを務める等、その活躍の幅をひろげている。さらに女優としても躍進、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(2026年)の茶々役では凛とした演技が大きな注目を集め、声優を務めた映画『トイ・ストーリー5』(2026年)は世界興行収入110億円を突破、映画『GROTESQQQUE-グロテスク-』は第39回東京国際映画祭のアニメーション部門に公式出品するなど、話題作に立て続けに出演している。舞台『千と千尋の神隠し』が個人初舞台にして主演となり、世界へ作品を届ける重責を担う。
豊嶋花は19歳の若さにして、子役時代から数々の名演が記憶に鮮やかで、NHK連続ドラマ『梅ちゃん先生』『あまちゃん』『ごちそうさん』大河ドラマ『八重の桜』等で主人公を含む様々な主要キャストの幼少時代を演じた。その後もその演技への高い信頼は揺らぐことなく、連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)では主人公の娘役を瑞々しく演じ話題を集める。Netflix映画『新幹線大爆破』(2025年)では、複雑な内面を抱えるキーパーソンを演じ、その成長をお茶の間へ届けた。舞台『千と千尋の神隠し』が初舞台にして主演で新たな表現を追求する。
平澤宏々路は幼少期より子役として大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』『平清盛』に出演。着実に実績を積み上げる。13歳の時に、宮﨑吾朗監督によるスタジオジブリ長編アニメーション『アーヤと魔女』(2020年)の主人公に抜擢され、高い評価を得ました。その後も映画『ふしぎ駄菓子 銭天堂』(2024年)映画『終点のあの子』(2026)等映像作品を中心に数多くに出演しています。舞台『うるうの朝顔』(2027年)で初舞台に挑み、さらなる経験を重ねて、千尋役という大役に臨む。
7名の千尋役キャストは、2027年3~5月の明治座公演にも全員が出演する。
【橋本環奈 コメント】
■舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって/世界のお客様へ向けてのメッセージ
上海公演以来、再び『千と千尋の神隠し』の世界に帰ってこられることを、とても嬉しく思っています。
日本のみならずこれまでの公演で出会った海外の皆さんや、舞台から見た景色は、今も私の中に大切に残っています。その経験を力にしながら、今回は新たな気持ちで、今の私だからこそ演じられる千尋を表現したいと思っています。
■東京・明治座で日本のお客様へ舞台を届けることについて
慣れ親しんだ作品だからこそ、初めてあの不思議な世界に足を踏み入れる千尋の驚きや戸惑い、そして一歩を踏み出す勇気を、改めて大切にし、「帰ってきた」という喜びと、「ここから始まる」という新鮮な気持ちを胸に、カンパニーの皆さんと一緒に、一公演一公演、心を込めて届けていきます。劇場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

【上白石萌音 コメント】
■舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
千尋とまた旅に出られること、とてもとても嬉しいです。これまで国内外を巡ってきましたが、この作品がいかに劇場やお客さま方から沢山の影響をもらうのかということを、各地で驚きと共に感じました。新たに訪れる場所でも、その場所ならではの新鮮さを感じながら、変わらないものも大切にしながら、心を込めて演じます。
■東京・明治座で日本のお客様へ舞台を届けることについて
これまで一緒に頑張ってきた戦友たちとの再会も、新しい、嬉しい出会いも、とても楽しみです。お互い知恵を出し合い、皆さんから学びながら、より作品への向き合いを深めていきたいです。またみんなで交換ノートもできたらいいなあとワクワクしています!
そして明治座の由緒正しく美しい空間に、この作品が溶け込むのがとても楽しみです。
■世界のお客様へ向けてのメッセージ
この作品に触れるたびに、千尋くらいの頃の童心にふと返ったような気になります。同時に、歳を重ねれば重ねるほど心により深く響く作品でもあり、これが、スタジオジブリ作品が世界中で愛され続ける理由の一つなのではないかと思います。心身を目一杯注ぎながら、心が一杯に満たされるこの舞台が大好きです。全員で、全身全霊でお届けします。ぜひ劇場にお越しください!

【福地桃子 コメント】
■舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアーが決定したこと、とても嬉しく思っています。
今回もチームの一員として、素敵なカンパニーの皆さんと共に、世界中の皆さんに作品を届けられることを心から楽しみにしています。
2024年のロンドン公演から海外での公演が始まり、上海や韓国など、世界へと広がっていく作品の姿を近くで感じてきました。公演を通して、その土地の文化に触れ、たくさんの方と交流できた時間は、この先も大切にしたい、あたたかい記憶として残っています。
■東京・明治座で日本のお客様へ舞台を届けることについて
今回は、明治座での公演も決定しました。
歴史ある明治座の舞台に立たせていただけることを心待ちにしながら、当日そこに集まるお客さんの力と一体になって、素敵な時間を一緒につくれたらと思っています。
本作は、なるべく人力にこだわりながら物語を展開させ、登場する生き物たちを動かしていきます。それぞれの劇場できっと感じ方も変わるのではないかなと思います。空間との
相性も見どころのひとつなので、そんなところも楽しんでいただけたら嬉しいです。
■世界のお客様へ向けてのメッセージ
とても大きなカンパニーなので、毎公演いろんな組み合わせが生まれ、そこに生まれる空気も変化し、日々発見や驚きを感じながら参加させていただいている感覚があります。
これからまた新しい場所で、たくさんの方と出会い、作品を届けられること、あらためて「千尋」として過ごせる時間を大切に、精一杯務めさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

【森 莉那 コメント】
■ロンドン・上海・ソウルでのアンダースタディとして出演した経験
2年前に初めて舞台『千と千尋の神隠し』のアンサンブルオーディションを受けました。幼少の頃からジブリの『千と千尋の神隠し』が大好きな作品だったため、「この作品に千尋として舞台に立てたならどれだけ幸せだろう」と思ったことを覚えています。
これまでロンドン、上海、ソウルの3都市で、千尋のアンダースタディ、そしてスイングとして、作品に関わらせていただきました。製作発表で上白石萌音さんが「千尋を5人で作っている」と言ってくださり、初演から関わっている橋本環奈さん、そして新しく加わった川栄李奈さん、福地桃子さんの4人が、立場は違っても同じ千尋として私を温かく迎え入れてくださり、皆さんの千尋を一番間近で見ながらたくさん勉強させていただき、ロンドン、上海、ソウルと過ごしてまいりました。
初演から繋がれてきた「千尋の交換ノート」があり、ダブルキャスト等で劇場に来られない日の出来事やアドバイスを書き留めていたのですが、私も声をかけていただき5人で交換ノートをしたり、稽古場で初めて通し稽古をさせていただいた際、見守っていた千尋役の皆さんたちが泣きながら「良かったよ」と言ってくださったことが自分の大きな自信になり、かけがえのない貴重な体験となりました。
■東京・明治座で日本のお客様へ舞台を届けることについて
明治座は自分がプロとして初舞台(ミュージカル『薄桜鬼 志譚』土方歳三 篇・2018年)を踏んだ思い出の場所であり、そこで千尋役として立てることにご縁を感じており、とても嬉しいです。 奈落、花道などの明治座ならではの舞台機構がどのように演出されるのか楽しみです。歴史ある明治座という場所で、日本生まれの『千と千尋の神隠し』をお届けできることがとても楽しみです。
■世界のお客様へ向けてのメッセージ
今回、本役として舞台に立つことが決まった時は、嬉しい気持ちの一方で、信じられないような夢のような気持ちでドキドキしていました。作品を心待ちにしてくださっている多くのお客様に真摯にお届けしたいですし、アンサンブル、スウィング、アンダースタディとさまざまな角度から作品に参加してきたキャストとして、舞台上で「千尋が生きている」と信じていただけるような千尋をしっかり作っていきたいです。

【井上 和 コメント】
■舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
大好きなこの『千と千尋の神隠し』の世界に自分も入れると思うと、今からとってもワクワクしていますが、同時に好きだからこそ、これが本当に現実なのかと疑ってしまいたくなるような、ふわふわとした気持ちです。
幼いころ、宮﨑駿監督の映画作品には、たくさんパワーをもらってきました。ちょっと不思議で、それでも美しい世界観や、千尋という女の子の日常がガラリと変わっていく様子を見ていると、私も明日はもう少し強くなれる気がしました。そういったところが『千と千尋の神隠し』の魅力だと考えています。
■オーディションのエピソード
舞台のオーディションを受けさせていただくのが初めてで、オーディションの日のことを思い出すと、演出のジョン・ケアードさんとの会話の6、7割は乃木坂46での活動についてお話させていただいたような記憶です。「歌って踊ることが大好きなんです」と言ったら、ジョンさんに「じゃあ歌って踊ってみてください」と言われ、その場で『Same numbers』という楽曲を歌唱させていただきました。
印象に残っているのは、演技のご指導をいただく場面があり、ジョンさん自らスタジオの中を駆け回ったり千尋のリアルな心情を体を使って教えてくださったのがすごく嬉しかったです。そのおかげでより千尋の理解が深まりました。
■東京・明治座で日本のお客様へ舞台を届けることについて
ここまで初演から先輩方が積み上げてこられたものに、私は今回新たに参加させていただくので、大好きな作品ということもあり、とても緊張しております。
尊敬する皆様と一緒に稽古ができる日々は楽しいだろうなという思いと、反対に本当に自分で大丈夫なんだろうかっていう不安に襲われる日々ではあります。
皆さんからたくさんのものを吸収して、私も千尋として生きることができるのが夢のようです。精一杯頑張りたいなと思います。
明治座には乃木坂46のメンバーも何人か立たせていただいていて、それを観に行ったこともあります。あの舞台に自分も立つことができるのかと思うとすごく楽しみですし、明治座の雰囲気も、ちょっと油屋に似ている気がしていて、すごく好きです。客席と舞台の距離感も近くて、今から明治座の舞台に立てるのがとても楽しみです。
■世界のお客様へ向けてのメッセージ
舞台「千と千尋の神隠し」韓国公演を拝見しましたが、劇場でファンの皆様の愛と熱をすごく感じました。
言葉という壁を飛び越えて伝わるこの作品の魅力を、できるだけたくさんの人に日本語で届けられるように、頑張らなければいけないと思っています。
そして、何よりも私自身が一番愛を持ってこの作品に向き合っていくことが大切だなとすごく感じてます。愛を込めて千尋を演じさせていただきますので、ぜひ楽しみにしていてくだされば嬉しいなと思います。

【豊嶋 花 コメント】
■舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
私にとって人生初の舞台となるのがこの『千と千尋の神隠し』です。
千尋役を演じさせていただけるということにこの上ない喜びを感じております。
その喜びのあまり、まだ信じきれていないくらいです。今から緊張しているんですけれども、楽しんで作り上げていくということも意識して、精一杯頑張っていきたいと思います。
私は銭婆の「一度あった事は忘れないものさ、思い出せないだけで」というセリフがすごく好きです。今まで経験してきたことは、いいことも悪いことも、全て胸の中にしまってあって、それは思い出せなくても、明日を生きる希望になっているということが、幼少期の頃から自分に言われてるような感覚がありました。
舞台版を拝見して、セットの壮大さと、パペットがパペットに見えないキャラクターの動き方や、演者の皆さんの表現力で、アニメを見ることとはまた違う、感じるものがありました。その皆さんのお芝居を生で見られることがこれから楽しみで幸せだと思いましたし、その世界にまさか自分が入れるなんて、本当に頑張らなきゃなと背筋が伸びる思いです。
■オーディションのエピソード
オーディションの際には子供を無理に演じようとしすぎなくていいから、花さんが思う千尋を思うように演じてみてほしいと言っていただけました。
初舞台でもありますし、子供を演じる上で迷っていた部分があったので、おかげでリラックスして演じることができたなと思っています。
幼い頃から長くお芝居を演じていますが、舞台では一から学んでいきたいと思っています。千尋役の皆様から刺激をもらいながら、自分もぐんぐん成長して、いずれは皆さんに刺激を与えられる存在になれるように精進していきたいなと思っています。
■明治座で舞台『千と千尋の神隠し』を演じることについて
歴史ある明治座の舞台に演者として立てることが本当に幸せ者だなと思います。
千尋を演じるということをすごく真摯に受け止めております。
舞台全体にそびえる圧巻の湯屋のセットの中を、駆け回る千尋を体全体で演じることが楽しみです。頑張ります。
世界に羽ばたく舞台『千と千尋の神隠し』に、私も全力で飛び込めるように頑張りたいなと思います。

【平澤宏々路 コメント】
■舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
ジブリ作品も幼い頃から見てきた私が、舞台『千と千尋の神隠し』に参加できるのは、今まで自分が自分と向き合って積み重ねてきた時間があって、そしてたくさんの方に支えられてきた時間があるから、すごく素敵な実を結んでくれたのだと思っています。
千尋として生きられることが今からすごく楽しみです。頑張ります。
幼い頃に映画を見た時は、あの不思議な世界観に圧倒されてしまって、祠とか石像がちょっと怖く感じたのを今でも覚えています。その後に見返して、銭婆と銭婆が「お前はここにいな」と声をかけるカオナシの関係や、リンさんの魅力など、見るたびに引き込まれる箇所がどんどん増えていくのがこの作品の魅力だと思います。
■オーディションのエピソード
緊張の中、冒頭のシーンを演じました。その時にアドバイスをいただいたことがあり、舞台は遠くまでお客さんがいるので、独り言でも遠くまで届けないといけないから大きな舞台でたくさんの人がいることを感じながらやってみてほしいという風にアドバイスをいただきました。ずっと映像作品ばかりやっていたので、その感覚が少し難しいなと思ったのですが、そこがやっぱり舞台の面白さの一つなのだとも思っています。
■世界のお客様へ向けてのメッセージ
多くの方が作り上げている世界がすでにあるので、学べることをたくさんスポンジのように吸収して、とにかく全力で食らいついていきたいなと思います。
その過程で自分の中の千尋を見つけて構築していきたいと思います。舞台の経験がないので分からないことが多く、不安な部分もありますが、一生懸命自分らしく出来たらいいなと思っています。宮﨑駿監督が作り上げた千尋の不思議な体験を、皆さんに劇場で感じていただけるように全力で演じます。
















