
本作は、2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中で累計500万部を突破している人気漫画。
昨年、実写ドラマ化し登場人物たちのリアルすぎる心理描写が話題となったその続編ドラマとなる。
生活費、学費やブランド品まで、自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の主人公・留奈役を茅島みずきが演じる。
Season2の主演を演じると聞いた茅島は「最初お話をいただいた時は、私でいいのかな私で大丈夫かなっていう気持ちがあったけれど、Season1を拝見させていただいた時に原作をすごくリアルに忠実に再現されていて、なおかつ皆さんが演じることによって実写ならではの良さで本当に素敵な作品になっていたので、率直にすごく嬉しかったのとその分の責任感をすごく感じました」と思いを明かした。
また、役作りについて聞かれると「原作をひたすら読み込んで留奈の表情とかを台本に切り取って貼ってみたりしました」と笑顔を見せた。
留奈と同じ店で働き元バンギャルでスピリチュアル信仰のある40代女性・江美役を入山法子が演じる。
出演が決定した時の感想を聞かれた入山は「原作を読んだことがなかったけれど、今10代20代の若者に人気があるという噂をすごく耳にしていたので、30代40代の女性にもスポットが当たってるんだと驚きましたし、私もそうやって年を重ねた分、運命的なものを感じたのでチャレンジさせていただきたいなって思いました」と語った。
2日と9日の放送は、“ホスト沼”から抜け出せないゆあの怪演で大きな話題を呼んだ齊藤なぎさ演じるゆあてゃの過去が明らかとなる特別編が2週に渡り放送される。
Season1の反響を聞かれた齊藤は「街中とかで『齊藤なぎさちゃんだよね?』ではなく『ゆあてゃだよね?』って言っていただくことが多かった」と反響の大きさを伝えた。
今回の特別編について「本当に過去編がすごく好きで、ゆあがどうしてゆあてゃになったのかという過程がすごく複雑で、そうならざるを得なかった過去に原作を読んですごい泣いたし、心にすごく入ってくる話だったので今回演じることができ、もっとゆあちゃんのキャラクターを知っていただける機会になると思って嬉しかったです」と喜びを語った。
共演した入山について聞かれた茅島は「一緒にいて落ち着く方だなっていう印象と、すごく優しくて、役と一緒で頼りになるお姉さん的存在。居酒屋のシーンの撮影で水がこぼれそうになる前にすぐ入山さんがどけてくださったりとか、ちゃんと周りが見えてないと出来ない気遣いができる素敵な方だなっていう印象です」とベタ褒めされた入山は「照れますね」とにっこり。
続いて茅島の印象について聞かれた入山は「本当に美しくて、少し浮世離れしたオーラをお持ちなのに、お話させていただくとはつらつとされていて、パキッとした清清しい方でもっとお話したかった」と語った。
現場の雰囲気について聞かれた齊藤は「オリジナルストーリーだったので、原作の世界観を大切にしながらみんなで話し合ってすごく楽しくてわきあいあいとしてました、酒井監督が本当にすごく世界観だったりを理解してる方なので、一緒に話し合ったりとか、すごくいい作品にしたいって頑張ってました」と振り返った。
さらに作品のテーマの1つでもある依存について自分が依存していることを質問されると、茅島は「依存までではないけど、最近よくキックボクシングに行くんですよ。暇さえあればキックボクシングっていうぐらい行ってて、次の日すんごい筋肉痛になるっていう繰り返しなんですけど、楽しいです」と笑みを漏らした。
入山は「依存したり、執着したりっていう気持ちは捨てたいなと思っているんですけど、やっぱりないと寂しいなって思うのは、猫と音楽ですね」と話した。
齊藤は「音楽と友達です。音楽はその日の気分とかに合わせて流したりするんですけど、仕事以外の時に聞いてない時がなくて、聞いてない瞬間が無理なのでずっと音楽は聞いてます。友達は、依存っていうほどでもないんですけど友達がすごく好きで、1人の人をすごい愛しちゃうというか、その友達1人1人を愛してしまうんですよ。深く愛してしまうというか、それこそ友達が泣いてたりしたら全然深夜でも駆けつけたりとか、絶対電話したりとか、その子にかける愛情がすごくあるし、自分も愛してもらいたいっていうのがあるので、それこそその友達と2人でカラオケ行ったり、その瞬間が人生で1番楽しいです」と思いを語った。
最後に視聴者の方へのメッセージを聞かれると、齊藤は「Season1に引き続き、本当に素晴らしい世界観と女の子たちの女性の1つ、1つの葛藤だったりとか悩みだったりがすごく鮮明に描かれていて、原作を読んでいてもドラマを見ていても、毎回心がキュっとなる作品で、誰かどこかしらに絶対共感するポイントがあると思うので、皆さんぜひ今回も作品をたくさん見ていただいて、自分と重ね合わせる部分だったりとか、現代の女の子の生きざまを見ていただけたら嬉しいなと思います」、入山は「『明日、私は誰かのカノジョ』は様々な人物の痛みだったり、寂しさだったり、悲しみだったりが描かれているんですが、どんなに心がぺちゃんこになってもいくつになってもやり直せるんだ再生できるんだっていう思いを込めて、現場、スタッフ一丸となって作り上げました。ぜひ楽しんで見ていただければと思います」、茅島は「今回この作品の主演を務めさせていただけるって聞いた時は、不安とか責任感とかすごくあったんですけど、現場に入ってその不安がなくなるぐらい監督とたくさん話し合いをして、どのシーンも本当にいいものになってると思いますし、キャストの皆さんとも楽しく、でも、お芝居は真剣に向き合って、一生懸命作った作品なので、皆さんの心に届く作品になっていると思います。放送を楽しみにしていただけると嬉しいです、本日はありがとうございました」と締めくくった。