
音楽劇『浅草キッド』は、ビートたけしがかつて師匠・深見千三郎と出会い、浅草・フランス座で下積み生活を過ごした青春時代と、苦楽を共にした芸人たちとの生き様を描く自伝小説「浅草キッド」(講談社刊)を原作とする舞台作品。
演劇界のみならず映像の世界でも時代を牽引する福原充則が脚本・演出を手掛け、名曲「浅草キッド」や本作オリジナルの楽曲により、芸に生きようとする人々の心情を音楽劇としてより濃く表現する。
主演・武役を務めるのは、本作で初の音楽劇に挑む林遣都。青年・武の人生を決定づける師匠・深見千三郎役を務めるのは山本耕史。
更に、武の先輩芸人で裏の顔を持つ高山役に松下優也、上昇志向が強いが憎めない性格でのちのビートきよしとなる兼子二郎役に今野浩喜、後輩芸人で、コンビを組むも武へのコンプレックスから次第に悲劇へ突き進むことになるマーキー役に稲葉友、作家志望でフランス座の人々を俯瞰で見守る井上役に森永悠希、人情味溢れる深見の妻・亜矢役に紺野まひる、武が深見に弟子入りするきっかけを作るフランス座のチケット売り場で働く塚原役にあめくみちこと、豪華出演者が結集した。
製作発表には、林遣都、松下優也、今野浩喜、山本耕史、脚本・演出の福原充則が出席した。
本作に出演が決まった時の気持ちについて、林は「お話をいただいた時は、まず(ビート)たけしさん役というところで、まさか自分に来ると思ってなかったですし、とても驚きました。この話をいただいたのが2年以上前で、当時からすると先の話だったので今から2年間プレッシャーを背負うのはちょっとしんどいなと思って、実感があまりわかなかったこともあり、一回いただいた企画書を引き出しにしまったような感じでした。ただ、演出が福原さんで音楽劇ということを知って、絶対面白いだろうと思いましたし、福原さんの作品に以前から参加したいと、演出を受けたいなと思っていたので、そこで即決させていただきました」と当時を振り返った。
林の中のビートたけしのイメージについては「皆さんと同じように”世界のキタノ”であり、でも僕が小学生くらいの時に見ていたたけしさんは着ぐるみを着てハチャメチャなことをやられている印象が強くて、その後大人になってから映画を見たりして。こんなにも全国民が認知している方をやる機会もそうそうないと思うので、そのプレッシャーは大きいです」と緊張の面持ち。
松下は「動画配信の方で『浅草キッド』を見ていたので、あの浅草キッドだ!と思いながらも、同時にこの役をやっていただきたいというのも聞いていたんですけど……どの人のことやろ?って思いました」と笑いを誘い、「ちゃんともう1回見たらしっかり出てて、でも特にお話を動かしては無くて…でも今回(の音楽劇)は原作寄りで、ありがたいことに重要な役柄だと思ってます!」とコメント。
今野は「聞いた時の気持ちですよね……『うわぁ……』って思いましたね。『やだなぁ…』っていうのと『すごい話が来たなぁ…』っていうのが何対何か分からないですけど、『うわぁ……』っていうのがすごい率直な気持ちでした。ただ、途中で役が変わったんですよね。最初に来た役とは二郎と違ったんですよ。二郎になった時にやっぱり『うわぁ……』ってもう一回なりましたね。(出演することを)すごい前に聞いたんですけど、ふとした瞬間に過ぎるんですよね『浅草キッド』が。別の仕事してる時も『はぁ……』っていうのが1年半から2年、それがずっと続いてました」と、言葉に表しきれない驚きや感情が渦巻いていたようだった。
そして山本は「何にしても舞台ってどういう作品でもすごい労力が必要になることは分かっているので大変な作品なんだろうなというのは思っていましたが、『浅草キッド』ということでこれはやることがきっと多いなというのが何となく想像がついてまして。その話をしてる時に松下くんとちょうど舞台をご一緒してて、『耕史さん、結構大変ですよ』ってまだ何にも知らないのにプレッシャーだけ与えられて。で、今聞いたら本人は誰の役か分かってなかった。何も分かってない二人が今回のことをちょっと語り合っていたんですけど」と語りながら「でもこの間本読みをさせていただいたりしたら、思った数倍良かったです。びっくりしました。ドラマや映画で再現されてますけど、またそれとは違う生き生きとしたものを感じられるような気がして。もちろん(林は)たけしさんとは風貌が違いますけど、たけしさんの若い頃に感じちゃうというか。僕は自分が演じさせていただく深見さんは会ったことはないんですけど、そういう意味で僕はちょっと想像で演じられるんですが、たけしさんは今大活躍している方で、生きているけども歴史上の人物的な。だからプレッシャーがあるんだろうなと思いきやそこは振り払ってやっていたのがすごく印象的で、ちょっと観客の目で見てました。すごい楽しかったんで、あとはギュッと短くしてくれると……長くないですけど、やっぱり『え?もう終わりなの?』っていうくらいで終わる舞台って最高じゃないですか?」と演出の福原に視線を送った。
それに対して福原は「はい、短くします」と返答。「真面目にお答えすると、台本で想定している伝えたいことは、実際役者さんがやるとこんなにたくさん喋らなくても一瞬で伝えてくれたり、立ってるだけで伝えてくれたりすることもいっぱいあるので、稽古をしていく中でどんどん短くなっていくと思います。役者さんのお芝居が短くさせてくれると信じております」と、キャストへ期待を寄せる。
本作の話が来た時の心境については、「やらなきゃいけない作品かなというか、上手く言えないんですけど……面白くできるかどうか何の確信はないけど、『浅草キッド』を舞台化するなら僕がやった方が良いんじゃないかなって。たまに言う時があるんです。企画書を見せていただいたりオファーがあった時に『これもしかしたら○○さんの方が面白くできる気がしますけど』みたいなこともあるんですけど、そういった中で普段自分に自信なく作品作りをしているんですけど、(『浅草キッド』は)これ多分俺がやった方が良いのかなって思ったんで、不安なままお受けしました」と、自信なさげに、だが使命感を感じていたようだった。
音楽劇ということで、ビートたけしの名曲『浅草キッド』のほか、オリジナル楽曲もたくさん披露される本作。楽曲について魅力や見どころについての質問があがると、林は「今回音楽パートを益田トッシュさんが『浅草キッド』以外をオリジナルで作ってくださっているんですけど、今すぐにでも皆さんに聞いてほしいくらい素晴らしい曲ばかりで、僕自身もすごく楽しみにしています。稽古を進めていって、皆で歌って踊る曲が一幕の終盤にあるんですけど、それはすごいお客さんも楽しんでもらえるんじゃないかなと思っていて、ぜひ一緒に盛り上がっていただいて、2回、3回目の方は一緒に歌っていただいて、手拍子も大歓迎ですし、お客さんと一緒に盛り上がっていけたら嬉しいなと思っています」と絶賛。
松下は「今日までの稽古の段階で、深見さんが出てくる前まで自分は稽古をしたんですけど、自分のセリフがきっかけで深見さんの曲が始まって深見さんが登場するんですけど、まだ耕史さんはそこにいらしてないので、それが楽しみですね!どんなふうに登場してくださるのか、ここに出てきますみたいなのは聞いてはいるんですけど、満を持しての登場なので!すごい楽しみです」とハードルを上げる。
すると山本は「そうなるとハーネスで繋がって、ぐらいの登場しないとですね」と笑いながら「確かに満を持しての登場なので、ちょっとポイントではあると思うんですよね。たけしさんが影響を受けた方の登場なので、そういった意味では自分がというより深見さんがかっこよく見えるように登場できるようになりたいと思っているので。そんな風になるような気はしていますし、歌は思ってるよりもだいぶ楽しいです。音楽劇とかミュージカルって素敵なんだけど難しさもあったりして、でもそういうタイプの音楽ではないので、パッと聞いてすぐリズムを刻めて、すぐ口ずさめるような曲ばかりなので。それで最後の最後で歌うシーンが何とも映画を観ているような感じが本読みの段階でしたので、本読みが一番良かったねって言われないように頑張らないとと思います」と気合を入れた。
今野は「やっぱり『浅草キッド』を歌う様というのは楽しみです。そこはどうなるんだろうなって……結構ドキドキしますよね?」と林の方を伺った。
そして福原は、「とてもいい曲が揃ったと思います。『浅草キッド』って作品から想像できる曲調だけじゃないものもいっぱい用意しているので楽しんでもらえると思います。色んな曲があって楽しい曲もいいんですけど、稽古を通して見ていると切実な思いを歌にしたところがそれぞれあるので、そこは皆素晴らしいです。作る側なので冷静な目で見ようと思っているんですけど、でもすごいお客さんに楽しんでもらえると思います」と太鼓判を押した。
出演が決まってから、ビートたけしとは会話をしたのか?という問いかけには「実は1年ほど前に番組にお邪魔して、この作品が決まっている段階でお会いしたんですけど、その時はまだ先の話だったので『浅草キッド』をやりますというお話をする勇気は出ず……言ってないです。黙って遠くから観察してました」と告白。実際に会ったらどのように伝えたいか聞かれると「……まだ会いたくないですね。5年後10年後ぐらいに実はやってましたって」と話し、「(舞台は)もちろん観に来ていただけたらそんなに嬉しいことはないですけど、どう思われるかは分からないので、福原さんのうしろに隠れていたいなと思います」と語った。
弟子と師匠の役柄となる林と山本は本作が初共演。それぞれの印象を聞かれると、山本は「もちろん活躍は見てますし、すごい良い俳優さんだなって思っているし、まさか共演が初めてなんだなって僕にとっては意外で。こういう作品で出会うというのも何かの縁を感じますし、本読みとかの佇まいを見て、姿形は違うんですけどたけしさんの背負っているものが浮遊している感じがあって、立っている姿を見てるだけでもうすでに面白いというか、演者が出た時に舞台ってある程度出来上がると思っているんですよ。何にもしなくても目で追えちゃったらそのシーンは出来上がりなんですけど、そんな感じがありますね」と林の魅力を語る。
一方の林も「初めてお会いした時から、会えたことが嬉しかったですし、これから師弟関係という役をやる上で迷いがなくなったというか。耕史さん自身もかっこよくて面白くて男が憧れるような男性像で、いざ本読みが始まって隣でやられている姿を見て、すごく感情が入ったというか。武役として居場所を見つけたような感覚になり、これは迷いなく演じられそうだなと。僕が師匠に向けて歌う歌があるんですけど、歌詞もメロディーも本当に素晴らしくて、何回聞いても震える楽曲で、耕史さんの師匠でよりその歌のイメージが具体的になってきて、迷いなく本気で歌いたいなという感じになりました」とコメント。
さらに林と山本はタップダンスにも挑戦。製作発表の前日に振りが出来上がったと話す林は「結構な分量で、タップってすごい汗かくんですよ。脱水症状みたいな感じでちょっと疲弊しています。頑張ります」と苦労している様子。
山本も「まずこういう振りが付きますってちょっと教えていただいて、トントントンとかタンタカタンとかやるじゃないですか。何となくわかったなと思って、じゃあ音楽行きますってやったらそんなに早いの!?それ話違くない!?っていうのがあったから一回僕もそういう思い出を引き出しに締まって……(笑)」と笑いを誘いながら「これで行くのかって衝撃があって、でも同時に観てるお客さんが思うことだと思うんですよ。だから自分がもし出来た時は、自分が受けた同じ衝撃をお客さんが感じるんだろうなと思うと、物事が上手くなるコツって一個一個すごいゆっくり切り取ってやっていってこういうことなんだっていうのが分かっていくと、スッとできるようになったりする瞬間があるんですけど。その瞬間に辿り着くまでどういう作業をしていこうかというのが稽古期間なので、そこに立ち向かっている感じです。ちょっとずつできていく自分の様も一つの達成感にはなるので、簡単なものより“できる?これ”ってぐらいのほうが挑戦のし甲斐がありますね」とやる気を示した。
弟子と師匠の物語ということでそれぞれが思い浮かぶ”師匠”は?という質問が。
まず林は「今回、結構前から時間を設けていただいてボイストレーニングや歌の練習をしてきたんですけど、その歌唱指導が益田トッシュさんの奥さんの益田トッポさんで、歌唱指導の面はトッポさんとマンツーマンで長い期間練習させていただいて、僕の声に関しては完全に師匠になったと思っています。発声だけじゃなくて身体のことから精神面から1から向き合ってくださる方で、この人に出会って歌を学べてよかったです」と感謝していた。
山本は「一人じゃないんと思うんですよね。ある部門はこの人、ってそれぞれの師匠がいるような気がしていまして」と話し「僕が演じる深見さんも会ったことはないですけど師匠というところに感じることがあります。“師匠とは”と考えたりすると、今たけしさんの雰囲気を林くんがやるのと僕がやるの、今のたけしさんがあるのは師匠である深見さんを見てたけしさんがいる部分があると思うんですよね。そういう意味では僕の方がちょっとたけしさんぽくやった方が良いのかなとか、そんなことを思ったりしていて。むしろ武はまだ出来上がってない状態の方が見甲斐があるのかなとか思うと、今は僕にとっての師匠は深見さんになってます」と語る。
続く松下は「僕も師匠と思える存在は色んな人に影響を受けてきたのでたくさんいますが、本当に今年に入ってからこの人師匠だなと思ったのは、皆さんご存じ、“コウジ・ヤマモト”です」と明かすと、場内からは笑いが起こる一幕が。
「一つ前の舞台で、Wキャストで同じ役をやらせてもらいまして、そういう経験ってなかなかなくて。Wキャストでも大体同じような世代の方とやらせてもらうことはあるんですけど、これだけキャリアも全然違って大先輩でっていう中で本当に学べるところしかなかったので。もちろん作品に対するアプローチだったり捉え方もそうですし、稽古場での存在の仕方というか、あとは単純にツボなので、耕史さんが。今回がもし初めましてだったら、また印象は違ったと思うんですけど、同じ役をやらせてもらったっていうのが自分の中ですごい大きくて、それもあって今回の『浅草キッド』のお話を受けさせてもらう決め手になった大きな要因ではあったので、その師匠が近くにいるのを楽しみながら学びながら挑みたいと思います」と語った。
そして今野は「本当に……福原さんなんですよね。恥ずかしいぐらいの本心なんですけどもね」と気恥ずかしそうに暴露。「似たような質問を箇所箇所でされるたびに『福原さん』って言っていたんですよね。ただ毎回誰なんだ?みたいな感じになって、だんだん名前まで言わなくなって最初に演劇やった時の演出の方って濁すようにしていたんですけど、福原さんなんです」と続けた。
「この前いわゆる“鯨屋”にご飯を食べに行って、サインを書いてくれって言われて書いたんですけど、私のサイン、明らかに福原さんの影響を受けているんですよ。サインを変えようってなった時にまず福原さんのを思い出して真似をして書いたのは事実なんですけど、すっかり忘れてたんですよ。その事実を。それを実際に書いた時にバレた時の恥ずかしさ。たまたまじゃなくて影響を受けてたんです。だから私は場を和ませようってやつじゃないんです。本当に福原さんです」とエピソードも明かした。
師匠と慕うきっかけとなったのは「初めて演劇やった時の演出だったんですけど、円形劇場で出ハケさえもよく分からない、何も分からない状況で今考えるとかなり質問攻めにしたなっていう、それぐらい教わった人です。その演劇が無かったら今の自分もないはずですから。これ以上は本当にもう恥ずかしいです」とフェードアウト。
その話を受けて福原は「鯨屋さんでご主人が『店にサイン書いていっていいよ』って言って、今野さんと僕の名前を並べて書いたらほぼ同じサインだったのであれ?と思って。その時も話題になったんですけど、むず痒くもあり」と振り返り「僕も最初に出会った時は若い状態で、まだまだ知識とかない時に色んなことと戦いながら一緒に良いものを作ろうって切磋琢磨してそして今生き残っているっていう戦友だと思っています」と語った。
最後に一人ずつお客様へ向けてメッセージ。
林は「自分がこの作品で最初に感じた感動を自分がやるとなるとすごく上手くできるかなとずっと思っていたんですけど、自分が感じた感動を観に来ていただくお客さまに最低限届けたいなと思っているので、僕自身としてはそこを目指して頑張りたいなと思っています。どんな方でも楽しめるワクワクする舞台になっていると思うので、ぜひ観に来ていただいて、心をウキウキに帰ってもらえたらと思います」とコメント。
松下は「『浅草キッド』は昔にドラマになってたり最近映画化されたりしていますが、自分が今稽古をやらせてもらってて思うのが、浅草、そしてフランス座が主な舞台となっているので、実際にお客さんに入ってもらって舞台上で演じる、それを見せるというのがすごい『浅草キッド』がより映えるんじゃないかなとやりながら思っていて。あとは音楽劇と付いているので、自分も実際台本と楽曲をいただいた時に、思った以上に歌わせてもらうので、それも楽しみにしていただけたらなと思っております」と述べた。
今野は「ミュージカル食わず嫌いの方もいると思っていて、多分私もそうだと思うんですけど、福原さんのミュージカルを1回見たことがあるんですけど、いわゆる思ってるミュージカルよりは面白かったです。言い方がすごい難しい……」と言葉を選びながら「ミュージカル食わず嫌いの方でも大丈夫だと思います!ミュージカルの悪口を言いたいわけじゃなくて…もうちょっと泥臭いと思います。華やかじゃないと思うので、大丈夫ですよってことを伝えたいです」とアピールした。
山本は「今回思ったのが主要メンバーが主要メンバーではあるんだけど、他の色んな役をやる方たちが一人一人主要メンバーと並んだ存在感を放つので、ある意味その世界観に埋もれるんですよ、僕らが。だからこそ突き抜けるやりがいがあるというか。福原さんが一人一人をすごい立たせるから、その雑踏を皆さんも一緒に体感できる気がするんですよね。だから一人一人を見て、声を聞いて、存在感を感じれて、それでいて最後に林くんがバシッと締めてくれるので。あまりここで期待を膨らませるのもあれですけど、本当にちょっと期待してた以上のものができる気がしているので、あとはほどよく短くしてもらえれば(笑)。きっといいものになるんだろうと思います」と語る。
最後に福原は「お芝居として華やかさもありつつ、人の悲しみというか哀愁というか、そういうものがいっぱい盛りだくさんになっています。悲しくなりすぎないように、じめじめするような悲しさはたけしさんも深見師匠も嫌っている人だと思うので、作品自体も少し意地を張って空元気を見せながらも悲しみを描いていきたいなと思ってます。今、とても良い稽古場で、役者さん、楽曲と、一つ一つのピースが思ったより揃ったなと思ってるんです。今後の稽古でピースを繋ぎ合わせるだけじゃなくて、舞台上でより魔法がかかると思っているので。絶対面白いですっていう言葉がすごい苦手で、世の中に絶対なんてないと思っているので自分であまり声高におすすめすることはないんですけど、すごい面白い予感がしてるんです!なのでぜひお越しください」と力強く呼びかけた。
音楽劇『浅草キッド』は、10月8日(日)から22日(日)まで東京・明治座にて上演され、その後10月30日(月)から11月5日(日)まで大阪・新歌舞伎座、11月25日(土)・26日(日)に名古屋・愛知県芸術劇場 大ホールで上演される。