学校生活をコンセプトとし、どこか儚く甘酸っぱい青春を届ける11人組青春系アイドルユニット「かすみ草とステラ」。2021年に結成、翌2022年にはグループアイドルにとっての登竜門であり最高峰のイベント『TOKYO IDOL FESTIVAL TIF』に初出場。今年2023年は新メンバーを加えて11人体制となり『TIF』にも連続出場、『Zepp Shinjuku』のアイドルグループとしてのこけら落とし公演も成功させるなど、ライブアイドルシーンの中で着実な歩みを進めている。

「かすみ草とステラ」にはいかにもアイドルらしい、ふんわり優しい雰囲気でちょっと天然ボケなメンバーが多い中、何事にも真摯でストイックな姿勢が印象的なのが有岡ちひろ。目標に向かってまっすぐにひた走るその姿は、有岡ちひろ自身が歌い出しを担当する、かすみ草とステラの曲『正夢の少女』にファンからなぞらえて語られることも多い。そんな彼女にとって2度目のグラビア挑戦となったのが今作となっている。

沖縄での撮り下ろし作品となった今作だが、彼女のグラビアデビュー作となった昨年発売の雑誌『アップトゥボーイ』を見たファンからは「ライブ中のちーちゃんの方が良い」「自然な笑顔が見たい」といった愛あるダメ出しも寄せられたそう。今回、撮影を担当した熊谷貫氏もロケ前に『Zepp Shinjuku』でのライブを観覧し、同様の感想を抱いたこともあって、ロケ地で 自然な表情を撮りたいからここで踊ってみようという提案も。そんな唐突なリクエストにも怯むことなくたくさんのトライをしてくれたおかげで、以前の『アップトゥボーイ』グラビアでは見られなかった、いつものちーちゃんが満載の内容に仕上がっている。

今回のロケは、同じく『アップトゥボーイ』でグラビアデビューを飾ったメンバーの小柴美羽、比賀ハルも同行する形で行われ、生粋のセンターキャラ、 物語の主人公感がオンオフ関係なく出てくる小柴、そして被写体として類まれなるセンスを随所に発揮しながら、どこか不思議ちゃんなマイペースキャラの比賀。そんな2人に挟まれて、大真面目キャラ、血液型は不詳ながらきっとA型に違いない有岡は2人に振り回されまくっていた。それでも、3人集合のカットでは決め顔を崩さない有岡に注目。
そして今回の「かすみ草とステラ デジタル写真集シリーズ」に共通する企画として、メンバーの渡辺萌菜がそれぞれのメンバーに宛てたポエム、そしてデジタル写真集についてのライナーノーツを収録をしている。

<有岡ちひろ コメント>
出来上がった写真集を見たとき、撮影の楽しさと全部が新鮮で好奇心いっぱいな気持ち、良い作品になるようにと撮影に向かった緊張感を思い出しました。
前編はポップで色鮮やかなカットと隣にいるみたいな親近感。後編は学校生活を覗き見てるようなドキドキと、普段見せない私。衣装・表情・ロケーション・撮り方などで、こんなに色んな雰囲気になれるんだと思いました!
有岡ちひろと学生時代を過ごしたなら…を想像して青春を感じてもらえたら嬉しいです!