菊地 奈々子
元選手
1975年3月25日生まれ、神奈川県出身。
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業後、22歳のときに見たアニメ「あしたのジョー」に触発されて、都内のボクシングジムに入会。
仕事の都合でしばらく遠ざかっていたが、2002年に知り合いが始めた代々木ブルースカイジムに入会。
2003年9月、プロデビュー戦で初勝利。
2004年、デビューから無傷の5戦5勝で日本ミニフライ級タイトル王座を獲得。
2005年11月、タイ・バンコクの刑務所で行なわれたWBC女子世界ストロー級タイトルマッチを制し、日本人女子として初のメジャー世界タイトル王座を獲得。初防衛に成功したが、2007年5月のカリーナ・モレノ(アメリカ)に敗れて王座を明け渡した。同年8月から新王者の元で3カ月間武者修行を行なう。
2008年2月、白井・具志堅スポーツジムに移籍後、JBCが女子ボクシングを正式認可したことにより、プロボクサーとしてデビュー。2戦連続TKO勝ちを飾る。
12月8日、初の日本人同士の対戦となった「WBC女子世界タイトル戦」で惜敗。一時は引退も考えたが、「これでは終われない」との思いで、再びリングに上がる決断をした。
09年6月26日、東洋太平洋王座決定戦にて勝利し初代王者となり、同年12月見事防衛。
2010年10月、引退を発表。
今後の活躍に注目が集まる。