川岸 良兼
現役選手
10歳からゴルフを始め、ジュニア時代からゴルフの才能を発揮し日本大学に進む。ゴルフ部では鈴木亨が主将、川岸が副主将を務め、在学中に日本アマ、日本学生など数々のタイトルを獲得し輝かしい成績をおさめる。
1989年にプロ入り。翌1990年の『静岡オープン』でツアー初優勝。さらに関東オープンとABCラークカップでも優勝を果たし、年間3勝を挙げる。1991年にもポカリスエットオープンで優勝。新人選手としての目覚ましい躍進ぶりに加えて、大柄な体格から放たれる豪快なドライバーショットなどから"怪物"と呼ばれた。同じ日本大学出身の後輩丸山茂樹が、「入学して初めて川岸さんのゴルフを間近で見て、絶対に敵わないと思った」などと語るほどの才能の持ち主である。