©「ひだまりが聴こえる」製作委員会

原作は、シリーズ累計210万部を誇り、オリジナルBL アンソロジー「Canna」で連載中の⽂乃ゆきによる同名作。今作では、「ひだまりが聴こえる」、そして続編にあたる「ひだまりが聴こえる-幸福論-」の2作を実写連続ドラマ化する。
難聴によっていつしか⼈と距離を置くことが当たり前になってしまった⼤学⽣の航平と、明るくまっすぐな性格の同級⽣・太⼀。正反対な性格の2⼈を繋いだのは、聴覚に障がいのある⽣徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”だった。不器⽤な2⼈の⼼を繊細に描いた、切なくも儚いヒューマンラブストーリー。

難聴の⼤学⽣・杉原航平役を演じるのは、⽇曜劇場『下剋上球児』(TBS)で⽝塚翔役で話題になり、現在放送中のドラマ『366⽇』(フジテレビ)や映画『沈黙の艦隊』に出演し、その演技⼒が⾼く評価されている今注⽬の若⼿俳優・中沢元紀。
明るくまっすぐな性格の同級⽣・佐川太⼀役を演じるのは、同じく⽇曜劇場『下剋上球児』(TBS)で⽇沖壮磨役を熱演。4⽉期のドラマでは『PICU ⼩児集中治療室 スペシャル 2024』(フジテレビ)、『花咲舞が黙ってない』(⽇本テレビ)、『テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1』(テレ東)、『約束~16年⽬の真実~』(読売テレビ) の4作品に連続出演するスーパールーキー・⼩林⻁之介が決定。2⼈は今作が地上波連続ドラマ初主演となる。

さらに、監督は『⾃転⾞屋さんの⾼橋くん』『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call~寝不⾜の原因は⾃分にある。~』(テレ東)、『彼⼥と彼⽒の明るい未来』(MBS)などを⼿掛けた⼋重樫⾵雅をはじめ、牧野将、原島孝暢が担当。また、脚本には『好きなオトコと別れたい』、『さらば、佳き⽇』、『隣の男はよく⾷べる』(テレ東)を⼿掛けた川﨑いづみが決定した。

また、このドラマは動画配信サービス「U-NEXT」で2024年6⽉26⽇(⽔)夜9時より独占先⾏配信が決定しており、2⼈を取り巻くキャストは近⽇公開予定。

【中沢元紀︓杉原航平役 コメント】
この度、⼩林⻁之介くんとW主演を務めさせていただきます。
僕の演じる杉原航平は、途中で⽿が聞こえづらくなる病気を患った難しい役どころです。
今まで経験のない役を演じる事に不安もありますが、前作で切磋琢磨しあった⻁之介くん演じる太⼀との掛け合いや現場で⽣まれてくるものを⼤切にしながら、誠⼼誠意演じさせていただきます。
1⼈でも多くの⽅にこの作品を観ていただき、何か感じていただけたらとても嬉しいです。

©「ひだまりが聴こえる」製作委員会

【⼩林⻁之介︓佐川太⼀役 コメント】
太⼀はとにかく⼦⽝のような男の⼦で、パワフルな⼀⾯もあれば繊細な⼀⾯もあって。演じるのがとても楽しみです。また、作品に⼊るにあたって難聴者に取材をする機会も多くいただきました。難聴である航平役を演じる中沢君にも注⽬してもらいたいです。今回ドラマを作るチームが⽐較的若いので、ベテランのスタッフさんやキャストの⽅々に⽀えてもらいながら、勢いのある⾯⽩いドラマを作りたいと思います。楽しみにしていて下さい。

©「ひだまりが聴こえる」製作委員会

【原作者:⽂乃ゆき氏 コメント】
ひだまりは10年前から連載を続けている作品で⼀度映像化もして頂いているので、ここにきてドラマ化のお話を頂けるのは⼤変光栄に思います。
制作陣の⽅々や主演キャストのお2⼈に作品についてお話する機会を頂き、原作を⼤事にしてくださろうとする皆さんの温かさに触れてとても嬉しかったです。
原作は聴覚障がいを題材にした作品で登場⼈物にもそれぞれの苦悩や抱えているものがありますが、漫画では難しい、映像ならではの表現で観る⼈の気持ちに寄り添うような優しいドラマになればいいなと思っています。

©⽂乃ゆき/プランタン出版

©⽂乃ゆき/プランタン出版

【番組プロデューサー:加瀬未奈(テレビ東京 配信ビジネス局) コメント】
聴覚障がいを題材にした作品はろう者を主⼈公にした作品が多く、私の周りには難聴者もいるのに…と、そのギャップに疑問を抱いていました。
そんな中で⽂乃先⽣の原作本に出会い、今回のドラマ化を企画しました。
難聴者への取材の機会をいただいた中で、「理解してもらえないことの⽅がつらい」という原作にも登場する話を伺うことが多々ありました。
聴こえる⼈と聴こえない⼈、そして聴こえにくい⼈がいるということが、ほんの少しでも多くの⽅に広まる作品になってほしいと思い、制作に努めております。
魅⼒溢れるキャスト陣や優秀なスタッフとともに、原作のもつ⼼温まる世界観をしっかり届けられるよう頑張りますので、是⾮ご期待ください︕

【番組プロデューサー:藤⽥絵⾥花(テレビ東京 ドラマ室) コメント】
今回、⼤切な原作をお預かりするにあたり、⽂乃先⽣に直接お会いする機会をいただきまして、先⽣の作品に対する思いやキャラクターに対する愛情を改めて感じ、しっかりと向き合ってこのドラマの制作に臨みたいと思いました。
また主演のお2⼈とは、取材を重ねる中でクランクイン前から何度もお会いする機会がありました。
熱⼼に役作りの為の勉強に取り組む姿と、ありのままの素朴さがとても魅⼒的な2⼈だからこそ、⼈の体温をしっかりと感じられるような地続きの世界にいる存在としての航平と太⼀になってくれるのではないかなと、今からとても楽しみです。
そんな2⼈の⼼の機微をじっくりと捉えた、深く愛されるような作品にできればと思いますので、是⾮ご期待ください。

<イントロダクション>
難聴になって以来、⼈と距離を置くようになってしまい独り静かに過ごしていた⼤学1年⽣の杉原航平(中沢元紀)。そんな時に出会ったのは、明るくまっすぐな性格の同級⽣・佐川太⼀(⼩林⻁之介)だった。お腹を空かせていた太⼀にお弁当をあげたことがきっかけで、太⼀は航平のノートテイクのボランティアを引き受けることに。⼟⾜で航平の⼼にずかずかと踏み込んでくる太⼀の性格に、いつしか居⼼地の良さを感じるようになった航平は…。
ノートテイクを介して繋がってゆく、不器⽤な2⼈の⼼を繊細に描いた、切なくも儚いヒューマンラブストーリー。