©「おかえりの湯」フィルムパートナーズ

都内にありながら、緑と水に抱かれた自然豊かな環境が広がる東京染井温泉SAKURA。その全面協力を得て誕生したのが、オリジナル・ハートウォーミングファンタジームービー『おかえりの湯』。日常から一歩離れ、訪れる人々が心を癒し、自分自身と向き合うことのできる特別な場所を舞台に、温泉ならではのぬくもりと人と人とのささやかな絆を描き出す。

本作の物語は、記憶を失い倒れていた若い女性・桜を温泉の支配人・佐山が見つけるところから始まる。行き場のない彼女を受け入れた佐山は、温泉で働くことを提案する。やがて桜は折り紙や不思議な仕草を通じて客たちを和ませ、その存在は湯けむりに包まれた空間を柔らかな光で満たしてゆく。佐山はそんな桜を見守りながら、趣味の落語に打ち込み、1か月後の宴会場での発表会に向け準備を進めてゆく。しかし本番を目前に、桜は突然姿を消してしまう。部屋に残されていたのは「ありがとうございます」と記された一枚の手紙だけ。その不在にはどこか幻のような余韻が漂う。佐山は選んだ演目「巣鴨の狐」を高座で語りながら、彼女への想いを静かに重ねていく。

本作で主演を務めるのは、数多くの映画、ドラマ、舞台で活躍し、多彩な表現力で存在感を放つ風間トオル。正体不明な若い女性・桜の面倒を見る事となる温和で包容力のある温泉の支配人・佐山康治を持ち前の表現力で見事に演じる。一方、佐山に保護される謎多き女性・桜役でヒロインを務めるのは、『仮面ライダーギーツ』に抜擢され、それ以降も数々の映画やドラマ話題作に立て続けに出演し、今後待機作が多数控えるネクストブレイク筆頭の新星・星乃夢奈
主演の風間は「落語は初チャレンジ。覚える所作やお芝居など大変でしたが、その奥深さに又やってみたいと虜になりました」と作品の中で初めて演じた落語の苦労と魅力を語った。ヒロインの星乃は「温泉という舞台で芽生えていく柔らかな変化を大切にしました」と舞台となった温泉の魅力についてコメントを残した。
今回、メガホンを執るのは『獣手』で第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭、第28回タリン・ブラックナイト映画祭など国内外で高い評価を受け、2025年公開予定の原嘉孝初主演作『初恋芸人』も手掛ける夏目大一朗監督が務め、「プロフェッショナルな姿に現場は引き締まりました」と主演の風間に対して敬意を示し、本作の企画・プロデュースの小浜圭太郎は「天真爛漫な明るさと純粋な演技で、物語に温もりを添えてくれました」とヒロインの星乃へ感謝を述べた。

【主演:風間トオル(佐山康治役) コメント】
巣鴨に有る温泉のお話。
昔からの情に溢れた人々との触れ合いの中、
月の綺麗な夜にやって来る
女性のファンタジーが有り、
狐の恩返しならぬ、
おかえりの湯を
支配人佐山が落語で語るシーンなど、
とてもじんわりホッコリさせられる映画です。
もちろん落語は初チャレンジ。覚える所作やお芝居など大変でしたが、
その奥深さに又やってみたいと虜になりました。
是非皆さんも
ひとっ風呂浴びて観て下さい。

【ヒロイン:星乃夢奈(春野 桜役) コメント】
春野桜は記憶を失った状態で温泉宿に辿り着き、そこでの人々との触れ合いを通して少しずつ日常を取り戻していく役柄です。
演じるにあたり、彼女が純粋な眼差しで世界を見つめ直す瞬間や、温泉という舞台で芽生えていく柔らかな変化を大切にしました。桜を通じて、人と人とのつながりがもたらす温かさや前に進む力を感じていただければ幸いです。

【監督:夏目大一朗 コメント】
巣鴨に狐にまつわる落語があるという。そこからこの物語を着想しました。主演の風間トオルさんのプロフェッショナルな姿に現場は引き締まり、星乃夢奈さんのみんなを笑顔にする明るさに心を癒されました。温泉で起こるホッとするストーリー。皆様の心にほのかな潤いと安らぎが届くことを願っています。

【企画・プロデュース:小浜圭太郎 コメント】
巣鴨の懐かしい街並みと東京染井温泉SAKURAの湯気が織りなす温かい物語。風間トオルさんは温泉愛好家としての深い愛着と穏やかな魅力で支配人役を演じ、着物姿でロビーを颯爽と歩く姿は特別な存在感を放っていました。星乃夢奈さんは天真爛漫な明るさと純粋な演技で、物語に温もりを添えてくれました。

さらに、10月17日(金)から開催「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」にて特別上映が決定。ヒロインの星乃夢奈がヌーヴェル・エトワール賞のベル・アクトリース賞を受賞し、喜びのコメントが到着した。

【星乃夢奈 受賞コメント】
このたび「ヌーヴェル・エトワール賞 ベル・アクトリース賞」という輝かしい賞をいただき、大きな喜びで胸がいっぱいです。『おかえりの湯』という、人のぬくもりと優しさに包まれた温かな作品でこのような評価をいただけたことは、俳優として忘れられない瞬間となりました。
これまで応援してくださった皆さまに心から感謝の気持ちでいっぱいです!
この喜びを力に変えて、さらなる挑戦を重ね、より多くの方に感動をお届けできるよう精進して参ります。

©「おかえりの湯」フィルムパートナーズ