『神の雫』は2004~2014年『モーニング』(講談社)で連載していた原作・亜樹直/作画・オキモト・シュウによる漫画作品。
幻のワイン“神の雫”をめぐる心揺さぶる人間ドラマと、ワイン初心者にもわかりやすい表現から世界的ワインブームを引き起こすと同時に、ワインをめぐる多彩で正確な内容から、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得て、全世界シリーズ累計1,500万部を突破している。2009年には日本テレビ系にてドラマが放送され、2023年には日仏米共同製作の国際連続ドラマ「神の雫/Drops of God」シーズン1が配信され、2026年1月23日にHuluで国内独占配信予定のシーズン2にも期待が寄せられている中、新たなメディアミックス展開として初のアニメ化。
TVドラマ『神の雫』(2009)主演に続き、亀梨和也が本作の主演声優を担当することが決定した。

制作発表会見に登壇した亀梨は、アニメ声優への本格的に挑戦に「最初はすごいところにきたなと、今までテレビや映画で聞いたことのある声優さんもたくさん来てくださっているので、あの声は…!みたいなのはありました。すごく楽しくやらせてもらっています」と笑顔を見せる。

しかし、アフレコの初日は原作者の亜樹とずっとLINEで連絡を取り合っていたことを明かし、「『今、現場に到着します』『今、到着しました』『大丈夫か?』『大丈夫じゃないかも。でも頑張ってきます』みたいな。スタジオでの1話の収録の時も、リモートで先生たちも皆に対してコメントをくださって」と支えられていたとのこと。「自分ができているか、いつも監督に『大丈夫ですか?もう一回録り直したほうがいいんじゃないですか?』とか言うんですけど、初めてなのでできているのかできていないのか判断基準がそこまで保てていない部分があったりするんです。あと、普段の声よりもちょっと高めに出していて、2週間とか収録が開くと『ちょっと亀梨に戻っちゃってる』っていつも言われます。そういう時間の積み重ねが一つずつ形になっていくというのが、すごく嬉しいですね」と、話していた。

アニメのアフレコでは、スケジュールの都合で個別に収録する「抜き録り」が行われる場合があるのだが、亀梨は他の声優陣とともに収録に参加しているそうで、その亀梨の姿に監督から「一緒にやっていただけるのが本当に感激です」という言葉が。対して亀梨は「これが当たり前だと思っていました。でも、緊張感があります」と話しながら、本職の声優陣と混ざっての収録では「見よう見まねです。(台本を)めくる音とかも入っちゃいけないので、でも最初はめくりが間に合わないとかあって、『折るといいよ』『ちょっと隙間作って』とか。皆さんバラバラなので、少しずつ自分のスタイルができてきてはいるんですけど」と、周りから吸収しているよう。「でも、最初はやっぱり初めてなので、特別ルールで1本のスタンドマイクを雫専用にしてもらったんです。僕の場合はさらにマイクの前に“これ以上近づいちゃダメ”とテープでバミリを貼ったりしていたんですけど、最近バミリも外れ、マイクも一緒に動くようになりました。半年ぐらい経つんですけど、少しずつ仲間に入れていけているのかなと」と話していた。

会見では記念すべき第1話のアフレコの様子が流れ、「めちゃくちゃガチガチだった」と振り返る亀梨。自身の姿を見て、「ついつい普段やっているお芝居の感覚でやるとダメだったりするので、その辺は未だに勉強だなと感じています」と謙虚な姿勢に、その亀梨の成長を間近で見ている糸曽監督は「変わっていく姿を見させてもらっています。すごい貴重な経験をさせていただいています」と感心していた。

また、「配信ドラマの方で一青を山Pが演じていて。ちょっと前にはなるんですけど、久しぶりに一緒にご飯食べようと会ったんですけど、お互いの共通項として、これまでも修二と彰をやらせてもらっていましたけど、『神の雫』という不思議なつながりも感じ、『やっぱ今日はワインだよね』と贅沢なワインをいただいたりして」と、『神の雫/Drops of God」』に出演する山下智久とのエピソードを明かし、「この作品が繋げてくださるご縁を感じて、改めてすごい作品だなと」としみじみ。また、山下の撮影がフランスで実際に行われていることに触れ、「ドラマの時も国内撮影で、アニメの時はブースじゃないですか。フランスに連れて行ってください!」とスタッフへお願いする一幕があった。

最後に糸曽監督から、「ぜひ放送されたらワインを片手に笑ったり感動したりしながら見ていただけたら嬉しいなと思います」亀梨から、「僕自身もこの作品を通じて様々な景色を旅することができたらいいなと思っております」とメッセージが送られた。

会見当日がボージョレヌーボーの解禁日ということでワインが登場し、亀梨が自ら持参したソムリエナイフで開栓。フランス語で健康を意味する「Santé!(サンテ!)」の掛け声で乾杯が行われ、ワインを嗜む姿があった。