
本作は、ずっと片隅で“脇役”として過ごしてきた大学生・信子(桜田ひより)と、同じスーパーで働く入江(木戸大聖)による、世界で一番静かで愛おしい恋の物語である。今回解禁されたのは、不器用ながらも一歩を踏み出そうとするふたりを、それぞれの距離感で見守りつつ、時にやさしく背中を押す仲間たちの日常を切り取った、キャラクターの魅力が詰まったカットだ。
自らの殻に閉じこもりがちな信子の日常に新たな風を吹き込み、その背中をそっと押すのが、バイト先の仲間たちである。お節介なほど明るく天真爛漫な後輩・安部(早瀬憩)は、持ち前のポジティブさと積極性で、信子の恋をプッシュする存在だ。解禁されたカットでは、スーパーの休憩室?で信子に向けてチャーミングな笑顔を浮かべ、ふたりの日常的な距離の近さが窺える。

一方、先輩アルバイトの篠崎(唐田えりか)は、時に厳しくも愛のある指導で信子を支える頼れる存在だ。温かい眼差しで信子と向き合う姿からは、彼女たちの間で紡がれる“思いやり”のドラマを予感させる。

主人公ふたりを取り巻く個性豊かなバイト仲間たちは、ほかにもいる。木戸大聖演じる入江の良き理解者であり、友達として彼を支えるのが金子(草川拓弥)だ。自身の本音をあまり表に出さない入江にとって、金子は肩の力を抜いて話せる貴重な存在。解禁されたカットでは、青果コーナーで穏やかな微笑みを浮かべ入江を見守る姿が切り取られており、草川拓弥が放つ自然体な魅力が、男同士のリアルで瑞々しい関係性を描き出している。

そして、信子が少し手を焼く新人アルバイト・大野(荒木飛羽)。商品を陳列中の大野は、ややかしこまった雰囲気を醸し出し、不慣れながらも懸命に接客をしている。みんなの前では自信家な態度を取っているが、実は強がっているだけなのかも?!
共に日々を過ごすバイト仲間たちとのコミュニケーションの積み重ねが、やがて信子と入江に、その「一歩」を踏み出す強さを与えていくことになる。魅力あふれる俳優陣が演じるサブキャラクターたちにも、目を向けてほしい。







