――今年初めて写真集を出されましたが、発売が決まった際のお気持ちは?
- 去年の10月に写真集発売が決まったことを知りました。写真集を出すことが私の目標の一つだったし、こんなに早く決まると思っていなかったので、本当に嬉しかったです。それまで私の代表作だった「ビリギャル」は、表紙モデルをやっただけで、私が書いた本じゃない。でも写真集は私の作品じゃないですか。それを発売できるっていう事が嬉しくて。嬉し泣きしました。
――撮影の際のエピソードを教えてください
- 泊まった場所がコンドミニアムだったんですよ。だからチームのみんなとずっと一緒でした。私、今回の写真集のメンバーが本当に大好きで、毎日が本当に楽しくて。ご飯もわざわざ食べに行かないで、テイクアウトして部屋に集まって食べるんですよ。本当にそれが楽しかったです。撮影のエピソードっていうか思い出としてはそれ一番かな。あとはもう念願の写真集っていうので終始気を張って、一枚一枚に全力を注いでました。すごくタイトなスケジュールだったので、三日間あった撮影日は、ほぼ朝から日が落ちるまで休みなく、お昼も食べられないくらいでした。体力的には大変だったんですけど、旅行みたいな感じだったので嫌な思い出は一個もないです。でも、公衆トイレにゴキブリが出て、それだけは嫌でした(笑)。
――地元、栃木市の「ふるさと大使」を務めてらっしゃいますが、主な活動内容は?
- 活動内容は私がこういうインタビューとかSNSで栃木市出身です、栃木市はこういうのが有名ですよっていうのを発信することです。栃木市に関するイベントには積極的に出演させて頂いて、栃木市を代表する女優さんになれたらいいなって思います。
――栃木はどんなところですか?
- アピールポイントは都会に媚びてなくて、のんびりゆったり生活できる町を作り上げているところ。栃木市には昔からある蔵の町大通りがあって、歴史がある商店街をそのまま残してるんですよ。お祭りのときにはをみんなでだしを引っ張って歩くんですけど、そういう昔からのイベントも大切にしていて。そういう気持ちいい街だなと思います。あと、とちすけくんっていうゆるキャラがいるんです。2014年ゆるキャラランキング6位に入ってて本当に可愛いので、もっとみんなにとちすけくんを知ってほしいと思いますね。
――とちすけくんは何をモチーフにしたキャラクターなんですか?
- 蔵の町の蔵をイメージした妖精です。だから屋根を被っているゆるキャラなんですけど、めっちゃくちゃ可愛いんです(笑)!ポケモンにいそうな感じ。
――週刊誌や漫画誌を読んで、かわいい女の子を研究することが趣味だとか
- 毎週発売される週刊誌・漫画誌のグラビアを全部見てます。新しく出てきた子も全部チェックして、そこからその子のSNSを見て、どういうことをしてるんだろうって確認します。自分の仕事の勉強でもあるんですけど、私自身、可愛い女の子が大好きなのでとっても癒されます。それで本当に自分がハマった子にはフォローしてリプライ送ったり。フォロー返してもらうと、もうその日1日超ハッピー(笑)。たまにコメントを送ってやりとりするんですけど、それだけでもう「今日1日頑張ろう!」ってなるんですよ。それが私のモチベーションの1つですね。
――そんな石川さんの中で最近キテる方は?
- NMB48の白間美瑠ちゃんです。直接会った事はないんですけど、ツイッターで何度もやり取りをしていて、向こうも認知してくれてます(笑)。今年中に絶対に会いたい女の子ですね、大好きです。
――その他に、ハマっていることや好きな事はありますか?
- 筋トレですね。体型維持のためっていうよりも、趣味で。インドアだからジムには行かないので、前にジムで教わった事を家でやるんです。筋肉痛が好きで、それが気持ちいい~ってなるんですよ。(お腹の)縦線は絶対に消さないようにはしてるんですけど、やりすぎるとグラビアの仕事に支障が出てくるので、限度は守るようにしてるんです。若干割れてるくらいでキープしようとしてます。でも、(筋トレは)今はすごく好きですけど、飽きたらやらなくなるかもしれない(笑)。
――お休みの日はどんな事をされていますか?
- なんにもしてないですね。結構なんでもスマホで済ませちゃう人間なので、ゲームもスマホでやるし、漫画も電子書籍を買っちゃうし。映画も動画サイトに登録してそこで見たりしてるので、ずっとスマホと一緒にいますね(笑)。休みの日は絶対に外に出ないようにしてます。友達と遊ぶことになっても、休みの前の日に遊んで、その帰りに次の日の食料とか、使うものを全部買って、1日24時間絶対に家から出ないようにします。
――今後、挑戦したいことはありますか?
- もっとドラマとか映画にたくさん出れるようにしたいです。女優のお仕事をもっとやっていきたい。私、23歳になったんですけど、グラビアもいろんな人が出て来てるので、そんなに長く続けていけないと思うんです。やっぱり飽きられる前に自分からっていうプライドもあるし、今度はグラビアからどんどん脱却していきたいなと思ってるので、お芝居をもっと頑張りたいですね。私生活では、もともと人と会うのが苦手だったので、もっと人と会おうと思いました。最近郁実ちゃんと遊ぶようになったり、舞台の子と連絡とったり、そういうのがちょっとずつ増えてきたので、もっといろんな人の話を聞きたいなと思って。同じ仕事だけじゃなくて全然違う仕事をしてる人とも、交友関係は徐々に広げていきたいな。
――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします!
- いつもありがとうございます。金髪の時って、ファンの方があんまりいなかったんです。だから今、毎日コメントもらえたりすることが幸せだなって。(コメントは)あんまり返せないんですけど、全部ちゃんと見てます! 優しいんですよね、ファンの人って。ちょっとなんか失敗したなって思っても、暖かい言葉をかけてくれて、それで次の日も頑張ろうって思える。本当に大切な存在です。だからもっと頑張ってる姿を見せられるように、これからも頑張ります。応援よろしくお願いします!
写真:秋葉 巧、ヘアメイク:鈴木 祥太、文:藤森 大輔、水出 綾香