2016/11/01
<高杉真宙>『PとJK』『想影」インタビュー
――以前、映画「渇き。」でも金髪を披露し、2度目の金髪ですがご自身では金髪はお好きですか?
どっちかと言えば好きですかね。髪は痛むから大変だなって思うんですけど、自分じゃない人みたいになれるのが楽しいなと思いますね。全然印象が変わるので、生まれ変わった気分になれますね。
――他に挑戦したい髪型などはありますか?
坊主ですかね!他だと最近モヒカンとかやってみたいなと思います(笑)。この仕事はいろんな髪型にチャレンジする機会があるので、普段だったらあり得ない髪型もしてみたいんです。
――「仮面ライダー鎧武」のような変化の激しい役や、「スカッとジャパン」のような爽やかな役など、幅広く演じてますが、役作りで大変だったことなどありますか?
“普通の役”っていうのが意外に大変ですね。例えば、「スカッとジャパン」では、逆転でスカッとさせることというテーマは同じなので、その枠の中で違いを見せなければならないので。そういうのは大変ですね。普通を演じようとするとどうしても自分寄りになってしまうんですよ。その中で、役柄になるにはどうしたらいいかを毎回考えています。
――主演映画「想影」では果物の皮を沢山剥くという手先が器用な人を演じていましたが、高杉さんは器用ですか?
どちらかと言えば不器用ですかね…。僕は同時に2つの事が出来なくて(笑)。そういうのを器用にやる人っているじゃないですか。すごいですよね。
――同年代が多い現場だったそうですが、雰囲気はどうでしたか?
今まで撮影現場ってキャストさんもスタッフさんも年上の方が多かったんですよ。世代の近い方たちと一緒にお仕事するっていうのは思考や感覚が近いこともあるのでとても新鮮な経験でした。最近は同い年の衣装さんがいたりとかそういうのは面白いなと思いますね。自分が大人になり始めたなと思います。

――今まで演じた役の中でご自身に一番近いなと思う役はありましたか?
「ぼんとリンちゃん」という映画のリンちゃん役は自分に一番近かったですかね。でも、自分自身も年齢を重ねてどんどん変わってきてますし、リンちゃんとも少しずつ違ってきて、最近はあまりないかもしれません。
――思い出深い出演作があれば教えてください。
今は、「PとJK」と「トリガール!」が両作品、連続して撮影し、どちらも初めましての監督だったのですが、全然タイプが違う方で。求める演技の仕方もそれぞれ違っていたので、戸惑いもあり、勉強にもなり、とても濃い思い出になりました。
――今後演じてみたい役などはありますか?
ギャグ満載の作品を1度やってみたいですね。
――役者として影響を受けた方などはいますか?
あまり思い浮かばないですが、あえて言うなら、役者としてでは無いんですが、小学生の時に「デスノート」のLの影響で猫背になりました(笑)。
――インスタグラム等を拝見して、ゲームをしている写真があったのですが最近ハマっているゲームはなんですか?
最近はDSでポケモンをやっています。もうすぐ新しいシリーズが発売になるので、それを買いたいなと思っていたので最近またやり始めました。
――その他にはまっていることはありますか?
散歩することですかね。近くに公園があってそこを自転車で通りすぎるのが好きです。この仕事、あまり季節感関係なく撮影することが多いのですが、公園を通り過ぎると桜が咲いてたり、夏になると葉が青くなってきたり。秋になるとどんどん枯葉が落ちてきたり、冬になると雪が積もったりしているのを見てそこで季節を感じるんですよ。
――マンガソムリエと言われている高杉さんですが、今まで影響や衝撃を受けた漫画があれば教えてください。
少女漫画ですかね。実は、「仮面ライダー鎧武」の時に恋愛要素が出てくる設定だったので、勉強しなくちゃいけないなと思って。漫画は好きなので「漫画から入ろう!」と思って読み始めました。女の子はこういうものを見て恋愛を楽しんでるんだなって思って少しカルチャーショックを受けましたけど(笑)。それが衝撃的でした。
――お休みの日は何をされていますか?
ひたすら家で、漫画とゲームですね(笑)。本当に引きこもりなんですよ。
――今後プライベートやお仕事で挑戦したいことはありますか?
プライベートだと、最近はまた山登りしたいなって思っています。仕事ですと、演技のレッスンを受けてみたいなと思いますね。20歳になり、もう一度基礎を見直したいなと。
――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします!
2017年は、今撮影中の作品を含め、6本の映画が公開になります。頑張っていろんな役を演じているので、それぞれの作品の中で様々な高杉を見つけてください。宜しくお願いします。

2017年春公開予定
出演:亀梨和也/土屋太鳳/高杉真宙/玉城ティナ
監督:廣木隆一
2017年公開予定
出演:高杉真宙/松原菜野花/細田善彦/三瓶美菜
監督:加藤慶吾
最初のページに戻る
バックナンバー