――同世代の共演者の方が多い現場でしたが、雰囲気はいかがでしたか?
- 同世代の女の子しかいない現場だったので、すごくおもしろい話が飛び交うような笑いが絶えない現場でした。
――ちなみに一番仲が良い共演者は?
- 清澄高校のメンバーはすごい仲が良いんですけど、同級生ということもあって山田杏奈ちゃんとはたくさん話しました。
――ドラマでは合宿のシーンも見られましたが、共演者との距離もかなり縮まったのでは?
- はい!撮影の最初の方に撮ったんですけど、あそこで一気に仲良くなりましたね。
――ビジュアルや牌の打ち方など、各々キャラクターの個性が出ていました。宮永咲の個性を出すためにこだわったのはどんなところですか?
- 宮永咲は他のキャラクターと比べると平均的というか、個性の薄いキャラクターだったんです。でもちょっとした時に出る不思議ちゃん感や天然なところがこのキャラクターのかわいいところだと思っていたので、その空気感を出すようにしました。
――その宮永咲とご自身との共通点があれば教えてください
- たくさん探してようやくいっこ見つけたんですけど、原作の咲ちゃんはよく転んでるんですよね。私も何にもないところでよく転ぶので、そこは似ているなと思いました。
――感性派の咲と理論派の和。自身とより近いのは?
- 私は理論じゃないですね。感情というか、感覚でやっちゃいます。すごくマイペースだと思います。
――マイペースというのは、周りからも言われるんですか?
- 最近すごく言われます。なんか“末っ子感”とか“一人っ子感”がすごいって。たぶん、そういうことですよね?(笑)
――映画では清澄、龍門渕、風子女子、鶴賀学園の4校の対戦がメインになってくると思いますが、ズバリ見どころは?
- やっぱり映画はライバル校との対戦がメインなので、対局シーンが見どころです。各校それぞれの思いに注目してもらえればって思います。
――ちなみにセリフはどうやって覚えていますが?
- 私は何回か台本を読んで、前日に覚える事が多いです。セリフを覚えるのは結構得意なので。
――物語は咲と和との出会いから始まりますが、浜辺さんが最近果たした“運命的な出会い”って?
- コンビニのおでん!今まで何気に手を出してこなかったんですけど、“咲”の撮影の後とかに食べて、おいしかったし、あったまるし、カロリーも低いし(笑)。
――具は何を?
- いつもちくわとシラタキ2つ、大根、卵です。
――今後演じてみたい役柄はありますか?
- 年相応の普通の女の子を演じるのが一番難しいのではないかと思っているので、そういう役をしっかりできたらいいなと思っています。
――プライベートで何か挑戦してみたいことは?
- 運動をちょっと始めて行きたいです。運動しているかしていないかって走り方に出てしまうと思うので。
――何かやってみたいスポーツはあるんですか?
- やっぱりランニングから始めて行きたいと思いますね。スポーツ始めてもすぐ筋肉痛になったり転んだりすると思うので、とにかく走るところから。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
- 「咲-Saki-」は、麻雀のルールを知ってる方も知らない方もすごく楽しんでいただける作品になってると思うので、ぜひ見ていただきたいと思います。精一杯頑張ります!
写真:秋葉巧