――デビューのきっかけを教えてください
東宝シンデレラオーディションでニュージェネレーション賞をいただいたのがきっかけです。
――オーディションを受けたのはこの業界に興味があったからですか?
全然(興味は)なくて、お母さんがこのオーディションの募集を見て応募しました。ちょっと親バカだったのもあって、自分の娘がどのくらいまで審査を通過できるかっていうのに興味があって、落ちるつもりで受けました。
――それで見事にニュージェネレーション賞を受賞しました
本当にもう信じられなかったです。次の日も受かったら、めざましテレビの生放送に出演だったんですけど、落ちる予定だったので、お母さんとアンバンマンミュージアムに行く予定を立てていました(笑)。
――この受賞に周りの反応はいかがでしたか?
最初の頃は、「お前がか」っていう感じでびっくりされました。でも小学生だったからよく分かっていないこともあって、詳しく聞かれたりはしなかったです。

――お母さんが一番びっくりされたんじゃないでしょうか
すごくびっくりしてました。私は受かりたいとも思っていなくて、(オーディションでは)特技も披露しなかったので、「びっくりだし、ありえない」みたいなことを言っていました。
――小さい頃はどんな子供でしたか?
(出身の)石川には虫がたくさんいたので、網を持って虫取りに行っていました。トンボを捕まえるのが上手かったです(笑)。
――では虫はけっこう平気なんですね
全然大丈夫です。ミミズまで平気です!
――出身地・石川県のご当地自慢とひとつお願いします
とにかく食べ物がおいしいところです。私は真子っていう真鱈の卵の料理が大好きなので、ぜひこれからの季節来る方は食べていただけたらなと思います。
――お休みの日はどんなことをしていますか?
家に引きこもっていることが多いんですけど、最近はひとりカラオケにハマってます。ランキングの上位から歌って行くので(十八番は)特にないです。
――ちなみに好きなアーティストは?
SEKAI NO OWARIさんはよく聞いています。
――その他に最近ハマっていることはありますか?
本屋さんによく行きます。仕事帰りに寄ったりとか。小説だと宮部みゆきさんや東野圭吾さんのミステリーが好きです。

――映画「咲-Saki-」について。麻雀を題材にした作品ですが、麻雀と聞いてあまり馴染みはないのでは……
そうですね。全くルールも知らなかったですし、全然馴染みはなかったです。
――その点も含め、役作りではどんなことに苦労されましたか?
麻雀の対局シーンが多いので、手つきやしぐさに“やり慣れている感”を出せるようにたくさん練習しました。
――作品では牌の打ち方もかなり様になっていましたが、どんな練習をされたんですか?
一ヶ月間、プロの雀士の方についていただいて、打ち方やルールを教えていただきました。
――ルールから覚えるとなるととても大変ですね
でも基礎のルールはとても簡単で、三つ三つ三つ二つをそろえるだけなんです。びっくりしました、こんなに簡単だって知らなかったので。わかりやすいんだなと思いました。