――デビューのきっかけを教えてください
トライストーンの本物志向というフレーズが印象的で、また所属人数が少ないのにすごい役者さんがたくさんいて。というところに興味を持ちました。たまたま社長とお会いすることができて、しばらくレッスンに参加させて頂く中で現マネージャーさんからお声かけいただき所属することになりました。それからいろんな作品の現場にいけるようになり、デビューすることができました。
――では小さい頃から芸能のお仕事に興味が?
そうですね。小さい頃から人前に出ることが好きで、保育園でのお遊戯会などでもいつも主役に立ちたいという思いがありました。また母の影響で小さい頃からよくドラマを観ていて、その中でも木村拓哉さんのドラマは何度も観ていました。小さいながらに木村拓哉さんのかっこよさに憧れて、俳優業に興味を持ちました。

――4月からは「おとうさんといっしょ」の新しいお兄さんとしてスタート。出演が決まって周りからの反響も大きかったのでは?
家族は本当にびっくりしていました(笑)。子供が大好きだったので、オーディションを受けてみたのですが、まさか自分が選ばれるとは思っていなくてびっくりしています。
――改めて出演が決まった時の気持ちを教えてください
素直に嬉しかったです。ただ、子供たちに喜んでもらえるように歌やダンスをちゃんとやらないとという気持ちが大きく、頑張らなきゃいけないなとも思いました。
――番組では子どもたちとふれあう機会がたくさんあると思いますが、一緒に過ごして行く上で、何を大切にしていこうと思っていますか?
子どもには大人の表面上の演技やウソってばれてしまうと思っているので、自分も本気で楽しんで“子どもたちと一緒に作っていこう”と思っています。番組の進行も大事なんですけど、あまりそこばかりに意識がいってしまうと、子どもたちが楽しめないのではないかと。
――「おとうさんといっしょ」はこどもたちだけでなく、育児を頑張るおとうさん・イクメンを応援する番組でもありますが、木戸さん自身は小さい頃お父さんと印象に残るエピソードはありますか?
父は単身赴任でひとり福岡を離れて東京に行っていたので、福岡に帰ってくるとなると“やっと会える!”という感覚でした。父が帰ってきた時は、外でよくキャッチボールをして遊んでいた想い出があります。家に父親がいる時間というのがとても貴重でした。

――新メンバーのゆめさんも含め、現場の雰囲気は?
今回一緒にスタートをきるゆめちゃんは18歳で僕の妹と同い年なんですね。そういう面ですぐ仲良くなれるって思いましたし、楽しくやれそうだなと。シュッシュ・ポッポ、パンタン駅長も、本当に楽しいメンバーなので、親子が遊びに来たくなる優しくにぎやかな雰囲気になると思っています。
――元おにいさんのせいやくんから何か言われましたか?
せいやさんからは「たいせいくんはたいせいくんらしさを活かして」というアドバイスをいただきました。僕はせいやさんみたいにアクロバットはできないので、自分らしくやって行こうと思っています。
――木戸さんの小さい頃はどんな子どもでしたか?
とにかく人見知りが激しかったのと体を動かすのが大好きな子どもでした。ただここが不思議なのが、大勢の人の前に出ることは好きで(笑)。でも初対面で一対一となるとどうも緊張してしまい人見知りが出てしまってました。小学校6年間は父親の影響でラグビーをやっていて、それに並行して野球もやっていました。中学校から高校まではバスケットボールも。小さい頃からとても負けず嫌いでしたね。