――小さい頃のお話も。高校生の時に舞台に興味を持ったというお話でしたがそれ以前は芸能界に興味はありましたか?
- 全然なかったです。高校時代にバンドをやっていたんですけど、それも友達から「メンバーがいないから入ってくれ」って誘われたからで。私生粋の負けず嫌いで、ドラムを担当していたんですけど「メンバーの中で一番下手くそだ」って言われて「じゃあやってやるよ!」って。そこからたくさん音楽は聞くようになりましたけど、テレビや芸能界には興味はなかったですね。小さい頃はゴミ捨て場で遊んでいるような子供でした(笑)。
――活発な子だったんですね
- そうですね。兄がサッカーをやっていて、それに下手くそなのに付き合わされてたりとか。弟もいて男兄弟に挟まれていたので、やっぱり男友達が多かったですね。
――周りからはどんな性格だと言われますか?
- 第一印象クールって言われますね。クールだし何考えているのか分からないって。あと話しかけづらい!口を開いちゃえば大丈夫だと思うんですけど、黙って突っ立ってたりするとすごく話しかけづらいらしいです(笑)。
――ご自身ではどのような性格だと思っていますか?
- ネガティブだなって思います。こうやって今明るく話しているじゃないですか。でも実際家に帰った瞬間、キュッてなるんですよね。
――すごく意外です
- こういう活動ってある意味自信がないと出来ないと思うし、私自身も「かわいいしカッコイイし最強だ!」と思って前に出るようにしているんですけど、それってあまりにも自信がなさすぎるから自分で自分を鼓舞するしかないっていう精神状態なんです。根はめちゃくちゃ自信がないですね。ステージに立っている人が自信なさそうだったら嫌じゃないですか。なので人前に出る時は「私は世界で1番最強」だと思って立つようにしています。
――動画の撮影時や声優のお仕事の際に気をつけている事はありますか?
- キャラクターらしさ。コスプレでもそうだし声優としてもそうなんですけど「ぱーる」が出ちゃダメなんですよね。一松で言ったら一松は三次元にはいないけど一松がもし演技している私を見ても嫌な思いをしないように、演じ切らないといけないとは思います。
――声優の仕事で今後やってみたい役柄はありますか?
- いるんですよ!!!!私そもそもはかわいいものが大好きなんですけど、男の子にしか声を当てた事がなくて。意外って言われるんですけどパフェとクレープが大好物なんです。洋服だったらワンピースとか、普段着としてはフリフリのかわいいのが好き。なので、かわいい女の子に声を当てたいです!ずっと言ってるんですけど「プリキュア」に出たいんですよ!でも今は一本でも多くお仕事が貰えるなら全力で挑もうとは思っています。
――今後アップ予定の動画のことを少し教えてください
- 「おそ松さん」に関してはみんなが期待している通り、「おそ松さん」が続く限りやろうと思っています。あとは個人的に「名探偵コナン」がキてるのでコナンをガンガンやっていきたいな、と。
――最近ハマっていることはありますか?
- 湯船に浸かるのにハマっています。今が冬だからなのかもしれないですけど、ついこの間久々に湯船に浸かったら、末端冷え性なせいかつま先を湯船に入れた瞬間感覚がなくて5秒後に痛烈な痛さに襲われました。これはまずい!と思ってそれから湯船に浸かるのがブームですね。
――プライベートでも挑戦したいことがあれば教えてください。
- 苦手な事とか苦手なものが結構多いんです。高所恐怖症なのと炭酸飲料と辛い物がダメで……。去年は牛タンが嫌いだったのを克服してるんですよ。この調子でキムチを食べれるようになりたいと思っています!
――お休みの日はなにをしていますか?
- 寝てますね。あとはアクセサリーを作るのが好きです!ネックレスとかピアスとかキーホルダーとか色々作ります。自分用でも作りますし1回物販として販売した事もあります。ただ売るからにはこだわって作ろうと思ったら値段がめっちゃ高くなっちゃったんですけど(笑)。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします
- これは何回か話した事があるんですけど、私の事を知ってくれた人って何かその人が手間をかけないと絶対に会えない人が多いんですね。例えば動画を再生してくれた・ツイッターで名前を検索してくれた・現場に来てくれたとかじゃないと私は地上波に出ている人間ではないので。そのひと手間をその子が意図したことじゃなかったとしても「やってくれてありがとう」、「私と出会ってくれてありがとう」っていうのは例え私がこれからどれだけ有名になったとしても言い続けていきたいなって思っています。
写真:秋葉 巧、ヘアメイク:内山由依子、文:水出綾香