――白石さんご自身はエゴサーチをしてしまうタイプですか?
自分が出演した作品や雑誌のリポストをするためにエゴサしたりはします。
――プラスの意見やマイナスの意見が目に入ることはあると思います。その時はどう受け止めていますか?
元々、私は目にしたくない単語はNGワードに入れているんですよ。色々なことを憶測や想像で言っている方も実際の現場の裏側は知らないじゃないですか。思うことはありますけど、そう思っていたらきりがないので、気にしないようにそのままスワイプしていますね。
――良い対処法ですね。受け止め過ぎないと言いますか
まっすぐ受け止めてしまうと悲しい気持ちになってしまうこともあるので、あまり正面から受け止めすぎないように流すようにしています。一方で、気をつけようと思わされることや参考になるご意見ももちろんあるので、自分でその都度見極めて読ませてもらっています。

――今回バディを組む保田を演じる中島さんとは7年ぶりの共演となります。久しぶりの共演はいかがですか
7年前は1日だけの撮影だったので、あまりお話することもなかったのですがとても紳士的でケンティーって本当に実在するんだじゃないですけど(笑)、テレビで見たそのままだなという印象がありました。当時は役者としてちゃんと現場にいられたのかという不安があったのですが、現場を重ねてあの時よりは成長できていると思うので、今回また共演できることになってとても嬉しいです。今回はワンクールありますし、関係性もバディですし。この作品をどう盛り上げていくかといった話をするとすぐ応えてくれる頼れる座長だなと思います。とても素敵な方だなというのは7年前から変わらず、お互い大人になった感じはしますね。
――出演が決定した際のコメントで“少しでも成長した姿をお見せできるようにしたい”とおっしゃっていましたが、その後はいかがですか?
クランクインしてすぐに「なんか身長伸びた?」と言われました(笑)。数センチ伸びたぐらいだと思うんですけど(笑)。ただ、あの時は芸能活動を始めて1年経っていなかったので、あれから7年経ったら台本の読み方も役との向き合い方ももちろん違うと思いますし、成長した姿を少なからず見せられているのかな?と思っています。

――撮影現場の雰囲気は?
温かい雰囲気で、サクサクと進んでいると思います。ゲストの方が、中島さんや私も久しぶりに共演させてもらう方が多くて同窓会みたいな、とても楽しい良い雰囲気で進められていると思います。
――今回はパラリーガル役に初挑戦となりましたが、今後挑戦してみたいお仕事や演じてみたい役はありますか?
元々声のお仕事がしたくてこの仕事を始めたので、今も変わらず吹替やナレーション、声優にはとても興味があります。お芝居を通していろんな人の人生を感じられるのは嬉しいのですが、声の仕事は性別や年齢を飛び越えられるのが面白いなと思っていて。男性や男の子の役とかできたらいいなとずっと思っています。
――作品の見どころを教えてください
リーガルドラマですが、皆さんにより身近なSNSやインターネットの世界で起きている事件やトラブルが扱われているので、ちょっとした危機感を持ちながら見ていただきたいです。難しい法律の専門用語も出てきますが、保田先生がポップに説明してくれたり、演出で分かりやすく描かれているので、気軽に楽しんで見ていただけると思います。
――加賀見灯として注目してほしいところはありますか?
灯のスタイリングで、必ずいつもどこか1か所は紫が入っているんですよ!なので、今日はどこに紫があるんだろうと、楽しみながら探してもらえたら嬉しいです。
――最後に、ドラマを楽しみにしている方にメッセージをお願いします
タイトルには“他人事”とありますが、自分事として楽しめるドラマだと思います。保田先生と灯の掛け合いにも注目してお楽しみください!


撮影:川島彩水、ヘアメイク:高橋里帆(HappyStar)、スタイリスト:川﨑加織