――現場の雰囲気はどうでしたか?
すごい大変でした(苦笑)。1ヶ月で10話を撮ったんですよ。大体は3ヶ月くらいかけて撮るんですけど、今回は速いペースの撮影現場で、かつ夏で、野外でアクションという、色んな条件が重なって。でも僕は初の単独主演でやる気に満ち溢れていて、「やってやるぞ!」っていう気持ちで現場に入ったので、体力的にはすごく大変だったんですけど、自分の内から溢れるエネルギーと、あとは現場で皆さんに助けてもらいながら、「俺は負けないぞ」という想いで毎日現場に向かっていました。濃い撮影期間でした。
――今後どんなことがあっても乗り越えられそうな厳しい現場だったんですね
初の座長として現場に居なきゃいけないというのもあって、本当に初めて尽くしで挑戦ではあったんですけど、それを乗り越えた後の達成感はすごくありました。

――藤岡さんがドリムノートに書いて実現させたいことはありますか?
僕、手からビームが出したくて!夢ですよね。漫画や映画もそうなんですけど、非現実的なフィクション作品が好きで、かつアクションとか、魔法系とか、そういう作品が好きなんです。だからマーベルのアイアンマンのスーツに入って手からビームとか出したいですね。アイアンマンが大好きです!
――この先の夢や目標は?
映画で主演を張りたいです。言霊って本当にあるなって思っているので、叶えたいです。

――作品を楽しみにしてくださっている皆さんに見どころを教えてください
まずは『ウイングマン』という作品を知っている方、当時漫画を読んでいた方やアニメを見ていた方がたくさんいらっしゃると思います。そういう方に絶対に喜んでもらえるような、漫画からそのまま飛び出してきたようなビジュアルやセリフだったり、ウイングマンのスーツもすごくかっこよくて、世界観がちゃんと作り上げられています。それだけではなく、『ウイングマン』とか特撮をあまり知らない方でも楽しめるような人間ドラマもあって、特撮らしいヒーローとしての成長物語と、健太の生活模様や恋愛要素といったドラマ的日常と二つの軸で物語が進んでいくので、幅広い方々に楽しんでもらえる内容になっています。
僕自身、視聴者の方に応援してもらえるような健太になりたくて、そのためにひたむきに一生懸命頑張っている等身大の姿をぜひ最後まで見届けていただけたらすごく嬉しいです!


撮影:秋葉巧、スタイリスト:柴山陽平、ヘアメイク:藤井まどか
衣装協力:スタジオ ファブワーク