――お二人の関係性の魅力は何ですか?
森:前は初めましてから作らなきゃいけなかったですけど、もう私たちも付き合って長いので、シーズン2の私たちの関係性じゃなかったら撮れなかったシーンも何個かあったりとかして、関係性ができあがっているからこそ撮れた画とかも、あのシーンとかあのシーンとかはそうかな?って思ったりするね。
加藤:はい、楽しかったです。
森:子どもみたいな感想(笑)。実は今回キスシーンに加えて、ラブシーンとかもちょこちょこあって。
加藤:そうなんですよ!いってきますのチュッっていうのを、100本ノックぐらいやりました(笑)。「はい、もう一回!」って感じでやっていて、でもそれもすごい楽しかったです。
――前作を経験してお二人の阿吽の呼吸は発揮されていたのでしょうか?
森:そうですね。
加藤:え、嬉しいです!
森:何も言わず目で会話ができる時もあって。
加藤:確かに。困ったことがあったらカンナさんに相談したりして、助けられていました。
森:面白いこととかを見つけたら喋らずとも目だけで会話ができたりするようになれていました(笑)


 

――2nd Stageではドラマオリジナルのキャラクターも登場しますが、印象に残っている方はいますか?
加藤:(倉田)瑛茉ちゃんです。つむぎという弘子さんの姪っ子役なんですけどすっごい可愛かったですよね!
森:可愛かった!現場の癒しだったね。
加藤:可愛いし面白かったです。
――瑛茉ちゃんとは現場でどのようなことをして過ごしていたんでしょうか?
森:ずっと現場ではお話ししたり抱っこしたりして、遊んでたね。
加藤:じゃんけんしてくれたりして、可愛かったです。身近にあんまり子どもがいないので、すごい新鮮でした。5歳の子と喋るってこんなに面白いんだなと。撮影以外のところもずっとお話ししてくれて、すごい楽しかったです!


 

――つむぎは彩香のライバル的存在になるんですよね?
加藤:そうなんです。プチライバルで、ちょっと言い合いをするシーンもあるんですけど、瑛茉ちゃんはそのシーンが楽しかったのか、撮影が終わった後も控え室で「あれ、もう1回やろうよ!」ってずっと言ってくれて、「私の方が弘子さん好き!」みたいなことをずっとやっていました(笑)
森:可愛い板挟みでした(笑)。あとはもう1人、松村沙友理さんが謎の女として登場するんですよ。私たちの関係がちょっと危ぶまれる勘違いがまた生まれるという。松村さんの登場もお楽しみに!
――撮影で印象に残っているシーンはありますか?
森: 5話で私たちがどのように同棲を始めたのか、シーズン1の時のエンディングをシーンの中で振り返っていたりするので、5話は結構印象に残っているシーンが多いかもしれません。
加藤:弘子さんがワインを飲んで酔っぱらうシーンがあるんですけど、それがもうすごい衝撃というか刺激的で、撮影で大爆笑しました(笑)。仕上がりがすごい楽しみです。
――ワインのシーンは1話ですよね
加藤:1話はやばいです!大爆笑です!
森:お祭り騒ぎシーンがね(笑)
加藤:ベッドで撮影しましたよね。
森:私たちは基本ベッドにいました。
加藤:それが楽しかったです!ベッドに寝転がると結構ゲラになりません?私たち。
森:確かに!修学旅行の寝る前みたいに笑っちゃうのがシーズン1の時からあって、ゲラになった後に、私は本当にベッドに弱くて……。
加藤:カンナさんはベッドに1ミリでも触れるとちょっと瞼が重くなってくるというのを今回発見しました!(笑)
森:弱みです(笑)


 

――他にも1話の見どころなどあれば教えてください
森:1話はやっぱりハワイアンズの私たちのすれ違いだったり、あとは最後のイカニンジンのシーン。1話はお祭り騒ぎかな。
加藤:しょっぱなからすごいですよね!すごい際どいシーンから始まるので、大人なスタートですよね。
森:大人スタートと思いきや、「出た、すれ違い始まっちゃった!」というびっくりから始まるところはあるかもしれないです。あとはオープニングとかも一新しているので、そういうところも楽しんでほしいですね。
――最後に『あやひろ』ファンの方々へメッセージをお願いします
加藤:シーズン1を本当に皆さんが盛り上げてくださったからシーズン2ができるので、本当に感謝しています。シーズン2もSNSとかで一緒に盛り上げてくださると嬉しいです。よろしくお願いします。
森:盛りだくさんで、すごい面白いことになっているんですけど、レズビアンのカップルが同棲した後に当たる壁とか、そういったものを描いているドラマはなかなか無いと思うので、新しいものが見れるんじゃないかなって。だから本当に、楽しんで見てください。


撮影:秋葉巧
ヘアメイク:Mao(加藤さん)、RYO(TRON)(森さん)
スタイリスト:北村織乃(加藤さん)、藥澤真澄(TRON)(森さん)