――撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
ストーリーが重たいので、現場でも重い空気が流れているのかなと思いましたが、役者の皆さんは明るくてずっと笑顔でいらっしゃいましたし、スタッフの皆さんも明るくて、僕もその空気に乗って、明るくできました。
――先輩役を務めた伊原六花さんはどんな方ですか?
瑞帆という役は元恋人を殺してしまうというシリアスな部分がありますが、休憩時間ではすごく笑顔で色んな方に話しかけていたり、現場の雰囲気を明るくしてくださったりする、明るい方です。あとは、編み物をやられていたんですけど、最初は一人で黙々とやられていたのが、小西(桜子)さんや池田(朱那)さん、スタイリストさんも編み物をやり始めたんです。すごく影響力があって、素敵な人だなと思いました。
――撮影で印象に残っていることがあれば教えてください
緊張していたり経験不足だったりするところもあり、演技が拙い部分もあったのですが、監督やキャストの皆さんが「こうしたらいいよ」とか「もっと明るく行こう!」と色々とアドバイスをくださって、OKが出た時がすごく嬉しかったです。(マネージャーさん「差し入れのお菓子をよく食べてたよね?」)
――そうなんですか?(笑)
「よく食べるね」って皆から言われました(笑)。元々大食いで、ハッピーターンとかをよく食べていたらそれを覚えられていて、お弁当を持って帰る時にもハッピーターンを入れてくださっていたことがあり、ことあるごとにハッピーターンがいただける現場でした(笑)
――物語もこれから終盤に向かっていきますが、ご自身の役で注目してほしいところはありますか?
すごくシリアスなストーリーですが、その中で日比野や支店長(石井正則さん)のシーンで、暗いところと明るいところの対比になっていてクスッと笑える部分もあるので、そこに注目してもらえたら嬉しいなと思います。


 

――今後、お仕事で挑戦したいことはありますか?
目標は、ドラマでも映画でも主演を務められるようになりたいです。仮面ライダーなど、特撮作品にも挑戦してみたいですし、韓国でもお芝居がやりたいと思います。
――演じてみたい役などあれば教えてください
よく見た目がクールだと言われますが、嫌われる役もやってみたいなと思いました。加藤清史郎さんが出演されていた『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』を見ていて、演じられている役のキャラクターにすごくむかついたんです。その時に、見入ってしまうぐらい、視聴者がむかつく感情を持ってしまうぐらい嫌な役を演じられるというのはすごいなと思って、僕も挑戦してみたいです。もちろん、良い人の役もやりたいです(笑)
――ありがとうございます。最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします
ファンの皆さんはモデルの姿を多く見ていらっしゃると思いますが、『恋愛禁止』では動く僕を楽しんでもらいたいです。いつもは写真ばかりで動いてなかったですし、SNSでも動画をあまり上げていないので……(笑)。これから僕のことをもっと知ってもらいたいので、注目していただきたいです。


撮影:秋葉巧
ヘアメイク:石川ユウキ(Three Peace) 
スタイリスト:岡村春輝(FJYM inc.)