――取材当日は『スキャンダルイブ』配信直前プレミアイベントが行われていましたが、キャストの皆さんとお会いしていかがでしたか?(※11月中旬)
(茅島)みずきちゃんとは別の作品でも共演したことがあり、浅香(航大)さん、柴咲(コウ)さん、川口(春奈)さんとは撮影をご一緒したのですが、他の皆さんは初めましてだったので、とても緊張しました(笑)
――既に第3話まで配信されていますが、当初、齊藤さんが演じる役の詳細は伏せられていました。その時はどのようなお気持ちでしたか?
何で伏せられているんだろう?と思いましたが、確かにキーマンというか、この子がいないと始まらなかった事件なので、そういった面ではすごくドキドキしていました。
――改めて、本作のオファーが来た時の感想を教えてください
役柄を聞いた時に「スキャンダルの相手役なんだ!」というのは衝撃的だったんですけど、芸能界の裏側をここまで描くというのが、見たことのない試みで面白いなと思いました。
――台本を読んでどのような印象を持ちましたか?
自分の演じる役としては、このことが世間に出た時にどれだけ影響を及ぼすのか、その人の周りがどれだけ崩れてしまうのかなど、何も考えずに行動してしまう女の子で、そういう人もいるのかなと、演じるのは難しかったです。
――完成した作品はご覧になりましたか?
全体的にすごく迫力があるなと思いました。撮影が結構前だったので、自分のセリフでこんなこと言ってたなとか、長回しのシーンはこうやって編集されているんだとか、すごく面白かったです。


 

――これまでも芸能界が舞台となる作品に出演されたことがある齊藤さんですが、そういった作品に出演する時の心持ちはいかがですか?
私も経験があることに関しては、こういうことあるよね、と思ったりします。見てくださる方にはこういう裏側があるのかなとか、色んな視点から楽しんでいただきたいなと思います。
――役を演じる際にご自身の中で難しかったシーンはありましたか?
撮影初日に週刊誌用の写真を撮ったんですけど、お酒を飲むシーンでウェーイ!みたいな感じでお願いしますと言われて、私は普段全くお酒を飲まないので、飲みの場でどうしたらいいのか正解がわからず難しかったです。
――事件の発端となる写真撮影の裏側ですね。不倫相手となる浅香航大さんはどのような方でしたか?
気さくで優しい方で、少し空き時間があったら話しかけてくださったりして、すごく嬉しかったです。


 

――作中では、柴咲コウさんとも対峙するシーンがありました。柴咲さんとのご共演を振り返っていかがでしたか?
柴咲さんは私が子どもの頃からテレビなどで拝見させていただいていたので、すごく緊張しました。シリアスなシーンだったので、目から伝わってくるものがあって、一緒にお芝居をさせていただいて、勉強になる部分が多かったです。
――シリアスで引き込まれました
柴咲さんと駿河(太郎)さんと私のシーンがすごく印象に残っていて、駿河さんがアドリブで結構芝居を加えていらっしゃるところを見たんですけど、それがすごい迫力で!その後に、駿河さんと別の現場(ドラマ『放送局占拠』)でお会いした時に、迫力のあるお芝居をされていたのですごく緊張していたんですけど、「この前と全然違うね」みたいな感じで優しく話しかけていただき、『スキャンダルイブ』のことを覚えていてくださって嬉しかったです。
――他に撮影で印象深い出来事はありますか?
初めて歯科衛生士さんの制服を着たので、それはすごく印象に残っています。自分が歯科衛生士になったらこんな感じなのかな?と、思ったりしました。歯医者さんで実際に演技をさせていただいたのですが、私は歯医者さんがすごく好きで、月1ぐらいで行くんです。だから、器具とか見られて嬉しいと思っていました(笑)