
――恋愛の復讐から始まったのに、ビジネスバトルに向かうのが意外な展開で面白く思いますが、原さんから見た本作のストーリーの面白さはどう感じていますか?
- るなが二面性をしっかり持っていて、ケンショーを転がす側かと思えば、ケンショーに使われてしまうような場面もあって、その騙し騙されが逆転したりするところが他の作品ではなかなか見ないところで、この作品の面白さだと思います。最初に読んだ時に信者ビジネスという強烈なインパクトがありますが、自分の欲に忠実だったり、色んなものに執着してしまいながら、不器用ながらも懸命に生きている人たちの話だと思うので、すごく生々しくて正直で、どのキャラクターにも100%ではないかもしれないけど、ちょっと分かるなって思ってしまうというか。それは共感できて気持ちいいということではなく、自分の嫌な面を再認識してしまうような、今までにないお話なのが魅力だと思います。
――撮影現場の雰囲気はどうですか?
- 本当に序盤なので、学生パートを撮ることが多いんですけど、同世代のキャストの方が多いので、すごく和気あいあいと穏やかに撮影しています。
――撮影で楽しみにしているシーンはありますか?
- 文化祭のシーンはちょっと楽しみですね。るな自身も今までそういうものに縁がなく、楽しめなかった側の人間なので、るなが初めて楽しいって思えた文化祭のシーンは、今から楽しみです。
――ケンショー役の窪塚愛流さん、スバル役の本島純政さんはどのような方ですか?
- お会いしたばかりなので、これから皆さんのことを知っていけたらと思っているのですが、窪塚さんは漫画から出てきたケンショーそのままの再現度で、纏うオーラや世界観がしっかりされているなと思います。まっすぐで穏やかで礼儀正しい方という印象があります。それでいてフランクで親しみやすさを感じる、すごく不思議な方だなと思います。
本島さんはとてもストイックで面白くて、天然なのかな?(笑)。弟キャラという感じで、現場にいてくださると太陽みたいに温めてくれる存在です。
――本島さんが面白かったエピソードはありますか?
- 私が現場でひなあられを食べていたんですけど、『それはなんで食べてるんですか?母の日?』って言われて、とても面白かったです(笑)

――るなの他に好きなキャラクターはいますか?
- 茂木さんです!「戦友の握手!はいもう、『外れない』」「与えましょう!」っていうシーンがあるんですけど、そこがすごく楽しみです。原作を読んだ時も面白かったですし、すごくゾワゾワもするし、茂木さん自身が火神様に対してすごく熱心なんですよね。普通に居そうなキャラクターで、るなに跪いて上半身裸で祈りをささげている姿のミスマッチ感が面白くて、かつちょっと不気味で怖くて、好きです。
――執着とはいかないまでも、原さんの中で最近ハマっているものや好きなものはありますか?
- アロマキャンドルです。少し前にすごくハマっていて、しばらく飽きてしまっていたんですけど、『るなしい』という作品自体が“火”が大事な存在になっているので、アロマキャンドルに火をつけて、ゆらゆら揺れているのを見ながら台本を読んだりすると、一つスイッチを入れられる感じがして、最近またアロマキャンドルを使い始めました。
――視聴者の方に本作の楽しみにしてほしい部分があれば教えてください
- 後半に行くにつれて、るなが人としての部分と神の子としての自分で揺らいでいく様は、人間味が溢れていて面白いなと思いますし、るなとケンショーの関係性やビジネスバトルがどう泥沼化していくのかも見どころです。テンポ良く悪い方向に進んでいく、不穏さや不気味さは、ゾクゾクしながら見られる作品だと思うので、楽しみにしていただきたいなと思っています。
――原さんがどんなるなを演じるのか、すごく楽しみです
- 頑張ります!日々試行錯誤してます!(笑)

撮影:泉健也
ヘアメイク:馬場麻子
スタイリスト:山田安莉沙







