――まず初めに、自己紹介からお願いします
浅井企画所属の原沢侑高です!現在25歳!身長188㎝で体重76kgぐらいです。幼少期に柔道をやっていて、小学校で一度辞めて野球を始めて、その後高校からまた柔道をやっていました。兄(原沢久喜選手)が柔道の選手で、僕も高校卒業した後に柔道をやるかやらないか聞かれたんですけどやらず、相撲部、そして自衛隊からも誘われていたんですけどそれもお断りして、全ての可能性を捨てて役者にかけました。
――役者を志したきっかけはなんだったんですか?
小学生の頃からずっと映画が好きで見ていたんですけど、中学3年の頃に『パイレーツ・オブ・カリビアン』のNGシーンを見たんです。そうしたらジョニー・デップがNGを出したら現場で笑いが起こっていて、それを見た時に「自分もこの現場にいたい」って感覚的に思って。そうしたら漠然と「俳優になるのが良いのかな……」って“俳優”ってワードがずっと頭にありました。
工業高校に通っていたので、母ちゃんはもちろん僕は就職すると思っていたんですけど、僕の中では東京に行って一旗揚げたいなって想いがあり、高校時代にバイトでお金を貯めて、「100万貯めたから東京に行かせてくれ」って言ったら認めてくれて、東京に出てきました。
――小さい頃はどんなお子さんだったんですか?
小学校までは本当に落ち着きがなかったです。授業中でも授業に出ずに公園で遊んでいたり、今思うとなんであんなことしてたんだろう?って感じだったんですけど、中学校に入ったら落ち着いて、そこからはちょっと悪ガキぐらいですかね?(笑)。あとは応援団長とかやってちょっと目立っていました。

――お兄さんとは普段どんなお話をされますか?
何でもします。家族の話もそうですし、柔道の話も昔はしていなかったんですけど兄が東京オリンピックに出る前ぐらいから話すようになりました。例えばこれからどう生きていくとか、これからどういうことをしたいとか、どういうオーディションを受けたとか、基本的に8割僕が喋っています。お喋りなので(笑)
――お兄さんから何かアドバイスをもらったりしますか?
芝居についてはいつも「良かったんじゃない?」ぐらいですけど、俳優をやることに対しての意欲への助言で「やりたいことは絶対やった方が良い。悔いが残るならもっとやった方が良い」っていうのはいつも言っています。やっぱり兄貴が言うと説得力がありますね。
――原沢さんご自身は柔道を続けようと思わなかったですか?
思わなかったですね……だって痛いんですよ!(笑)。先日も兄貴が小学生に柔道を教える機会があって一緒に行ったんですけど、お手本として兄貴が僕を投げるんですけど本当に痛くて……。こんなのいつもやってるのか!?って思っていました。きっとどれだけ僕が強かったとしても、目指したのは俳優だったと思います。

――最近ハマっていることはありますか?
最近乗馬を始めたんですけど、馬に乗るのがすごく楽しいです。
――競馬とかを見ていると身長が低い人が乗っているイメージがありますが……
ジョッキーだったらそうなんですけど、オリンピック競技でもあった馬術とかは背が高くても大丈夫で、なんなら足が長い方が有利とも言われているんです。ただ、僕は体重があるので馬がちょっと可哀想になりますね(苦笑)
――なぜ馬に乗りたいと思ったんですか?
時代劇に出たいっていう想いもあるんですけど、競馬を見ていたらかっこいいんですよね。ジョッキーと馬の物語とか、語ると長くなってしまうんですけど(笑)、見ていると馬が愛おしく見えてきて、可愛いなと思っていたらいつの間にか自分が乗っていました。
――どのくらいのペースで乗っているんですか?
騎乗した回数は一鞍(ひとくら)、二鞍(ふたくら)って言って、一鞍大体1時間くらいで先生が教えてくれて、僕は一日二鞍乗るんです。一か月くらい撮影が入ったりすると、その期間は行けなくなるじゃないですか。一か月空くだけで全然出来なくなるぐらい感覚がとても大事なんです。
――乗る馬はいつも同じなんですか?
違う時もあるんですけど、そこで気持ちが上がるのが元競走馬に乗れたりするんですよ!そこがまた歴史を感じるというか、「お前は重賞頑張ってきたもんな~」って思ったり。しかも馬って本当に賢いのが、撫でて褒められているのが分かるんですよ。で、嫌な人が乗ると振り落とすみたいで、僕はまだ無いんですけど(笑)
あとはゴルフの打ちっぱなしとかも行きます。
――かなりアクティブなんですね
それこそ兄貴と行きますよ。兄貴がドライバーを打つと大変なんですよ。ゴルフの担当の人が冗談で「ちょっと兄ちゃん、柵越えないでね?」って言って、「飛ばないですよ~」って返事したんですけど、本当に柵を越えちゃって。アニメのホームランみたいな感じで、兄貴の力は計り知れないです。

――休日はどのように過ごされているんですか?
寝るのが好きなんです。睡眠が大好きで、ベッドの上が大好きです。何かない限りは基本ベッドの上から動かず本を読むか映画を見るか寝るか、っていう一日です。
――食事はご自分で作るんでしょうか?
月に一回か二回するぐらいですね。良く作るのはナポリタンです。昔、バーでバイトをしている時に、バーのレシピなんですけど僕のナポリタンが不味いっていうのが有名だったんです。本当にそのナポリタンで一回お客さんが帰ったこともあって、自分で作るナポリタンが一時期トラウマだったんですけど、最近は克服して美味しく作れるようになりました。