――ホスト部とはどのような活動をする部ですか?
皆をもてなす部活です。部員も色んなタイプのメンバーがいて、クールだったり可愛かったり双子もいます。部員それぞれの色んなもてなし方で皆をおもてなしします。非現実的な部活動ですね。
――実際にホスト部があったら入部してみたいですか?
入部はちょっとわからないですけど、覗いてみたいですよね(笑)。この作品がきっかけで「うちの学校にホスト部ができたぞ!」って聞いたらちょっと見に行きたいです(笑)
――同世代のキャストが多いかと思いますが、現場の雰囲気は?
結構仲良くなれたので、撮影中はご飯に連れて行ってもらったり、スタッフさんも今も交流のある方がいるので、キャスト・スタッフ皆仲が良かった現場でしたね。

――撮影中の待ち時間などではどんな事をして過ごされますか?
現場にもよりますけど、皆で話している事が多いですかね。『桜蘭高校ホスト部』の時は、皆と一緒に居ることが多かったです。話したり、UNOやったり、お弁当も皆と一緒に食べたりしました。
――仲の良さが映画の中にも反映されているという事ですね!
そうですね。ドラマで仲良くなってからの映画なので、より仲の良さが顕著に出ているかと思います。
――劇中では日本有数の名門学院に通われていますが、千葉さんの学生時代はどんな学生でしたか?
僕は全然そんな煌びやかな学生ではなく、普通の学生でした。普通です。5段階評価の3って感じです(笑)。
――ハニー先輩はホスト部ですが、千葉さんご自身は学生時代に部活動の経験は?
僕はずっとテニス部ですね。中学校では副部長を務めたりしていました。日焼けで真っ黒でした。
――映画の見どころを教えてください。
ホスト部の皆の絆が壊れかけそうになっても、主人公のハルヒを中心にまた仲良くなっていく絆が感じられる映画ですし、なんとなく人に会いたくなるような、友達とか家族とかそういう人と一緒に見てもらいたい温かい映画です。
――宮城県出身との事ですが、震災から約1年経って想うことは?
1年経つ気がしない位、毎回ニュースにもなっていましたし、僕の場合は家族が無事だったので本当に解ってあげられるのかというとそうじゃなくて、違うと思うんですけど、被災地と呼ばれる地域の中でも、復興が進んでいる所もあれば全然進んでいない所もあるし、いっしょくたに出来ない部分があって難しいとは思いますが、「こういう仕事をしているからこそ出来ること」って少ないかもしれないけど、ドラマとか映画を見て元気になりましたって言ってくれたら嬉しいし、『桜蘭高校ホスト部』も被災地の映画館で上映されて、見た皆さんに温かいと思ってもらえたら嬉しいです。
――春と言えば!で連想することは?
誕生日ですね。3月9日が誕生日なんですけど、宮城県では僕の誕生日を過ぎたあたりから暖かくなり始めるんですよ。

――これまでの作品では、優しい性格のキャラクターを演じている印象が強いのですが、今後挑戦してみたい役柄はありますか?
本当に何でも演じてみたくて、頂いた役を一生懸命演じていけたらと思っています。ちょっと年上の役とか、逆に年下の役とか、まだ制服が着られるなら学生の役もやりたいです。まだ演じたことのない役は沢山あるので、どんな役でも挑戦したいです。自分の読んでいる小説とかそういう作品の役が演じられたら感慨深いですよね。そういう縁があれば良いなと思います。
――立て続けに色々な作品に出演されていますが、役の切り替えや気持ちの切り替えはどのようにしていますか?
休みの日でも、撮影期間中は頭のどこかで常に考えているような状態で、その中でも家に帰れば休みますけど、完全に頭の中から無くなるっていうことは無いです。友達に会いに行ったりする時は、仕事の事は考えないけど、頭のどこかにはある感じですね。
――今後どのような活動をしていきたいですか?
今はドラマに出演させてもらう事が多いんですけど、映画がすごく好きで、映画に出たくてこの世界に入ったこともあるので映画に出演したいですし、お芝居以外でも洋服とか音楽とかラジオも好きなので芝居に限らず色々やってみたいです。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
皆さんに良い作品を提供できるように頑張っていきたいと思います!