――京都での撮影はいかがでしたか
- 京都は修学旅行以来だったので風景が新鮮で、撮影が休みの日に京都の風景を見たくて歩いたんですよ。気づいたら4時間ぐらい経ってて「私ってこんなに歩けるんだ!」って驚くぐらい、京都の人や風景は安心できるものがありました。
――ハジメはワンテンポ早い「せっかち」、レイカはワンテンポ遅い「のんびり」とタイプが分かれていますが、福室さんはどちらのタイプだと思いますか?
- これはすごく難しくて(笑)。マイペースではあるんですけど、でものんびりもしていないんですね……。だから、どちらかと言えばせっかちな方なのかな?という感じです。例えば、人込みを歩いているとずんずん進みたくなっちゃうんですよね。人の合間を縫って歩くのがとても得意なので、せっかちなんだと思います(笑)
――福室さんの思う映画の見どころを教えてください
- 京都の風景が本当に綺麗で、私たちが肌で感じたまま映像になっていると思ったので、そんな京都の風景を懐かしいと思う人もいれば、こういうところもあるんだって新たな発見がある人もいるかもしれません。素敵な映像になっているので、そこも注目して観ていただけたらなと思います。ストーリーが面白いのは間違いないです!何回も映画館で観てほしいです。
――ここからはご自身についても伺います。2018年にテレビ朝日『音楽チャンプ』で優勝した経験のある福室さんですが、現在は女優としても活躍されています。当時からお芝居の道に進むことを考えていたのでしょうか?
- そうですね。色々と経緯がありまして、最初に芸能界に入りたいと思ったのは小学4年生の時だったんです。その時は女優さんになりたくて今とは違う事務所に入ってこの世界に足を踏み入れたんですけど、一旦辞めることとなり、その時に見つけたのが歌でした。「歌って楽しい」って想いが芽生えて歌を歌うようになったんですけど、やっぱり頑固なので女優さんも諦められずにいて。『音楽チャンプ』に出られたのが、今に繋がるための大きなきっかけだったのかなと思っています。
――小さい頃からずっと歌われていたのかと思っていました
- 歌は昔から好きだったんですけど、自分の武器かもしれないと思ったのは中学生ぐらいでした。
――ではギターを始めたのも中学生の時ですか?
- ギターは中学2年の時で、その時に観た映画がすごく良くて「弾き語りができる人ってかっこいいな」って思ったのがきっかけです。
――ちなみに何の映画ですか?
- 大原櫻子さんが出演していた『カノジョは嘘を愛しすぎてる』です。元々漫画も読んでいたんですけど、かっこいい!と思ってギターを始めました。
――Tik Tokでは歌唱動画をたくさん載せていますが、どのような基準で選曲しているんですか?
- 自分がよくカラオケとかで歌う歌がベースにあるんですけど、それ以外にもコメントで「これを歌ってほしい」ってリクエストをいただくので、応えたいなと思ってその曲も歌います。あとは、自分が歌いたいと思うことを前提に、Tik Tokを観ていると歌っている子が多く流れてくるのでそこから決めたり、ランキングのトップ10を聞いて「この曲素敵だな」って思った曲を歌うようにしています。
――日頃から喉のケアで気をつけていることはありますか?
- とにかく乾燥しないことです。それと私はお酒が好きなので、お酒を飲む時には水分量が足りなくならないように水もしっかり飲むっていう根本的なケアですかね。これをケアって言っていいのか分からないですけど(笑)。とにかく水分を保つようにしています!
――今後挑戦してみたいお仕事や演じてみたい役柄は?
- 3歳から日本舞踊をやっていて和服を着慣れていることもあるので、時代劇や大河ドラマとか、和装をする役はやってみたいなと思っています。和服と洋服で歩き方や所作も変わってくると思うんですけど、私には日本舞踊の経験があって、そこを強みとして捉えているので、そういう役を演じられたらいいなと思います。
――最後にファンの方々にメッセージをお願いします
- いつも応援ありがとうございます。応援してくださる皆さんがいるからこのお仕事ができていると思います。皆さんの愛に応えられるように、私も恩返しができたらいいなと思っていますので、ぜひ今後も応援よろしくお願いします!
カメラマン:秋葉巧、ヘアメイク:勝部絵理奈