――1月23日からは、Dステ『TRUMP』に主演されます。ストーリーについて教えてください。
ヴァンプという吸血種の物語で、ヴァンプは人間の思春期にあたる「繭期」になると、自分で理性をコントロールできなくなるので修業施設に入るんですが、その中で繰り広げられるストーリーなんです。
――今回は「リバースキャスト」として、ソフィとウルの二役を演じられますね。それぞれの役に対してどんな印象をお持ちですか?
ソフィは「ダンピール」といって人間とヴァンプの混血種なんですが、周囲の人に「僕に関わっても良いことがないから。」って言って、人と関わるのを避けている印象があります。混血種なので人間界でも過去に何かあったんじゃないかって僕は想像していて、そのせいで一匹狼になりたがる性格なんだと思います。ウルは良い家系出身でお坊ちゃまなんです。マイペースで言い過ぎてしまう印象があるので、そういう部分を大事にして演じたいです。
――ソフィとウルを交互に演じることになりますが、役作りに関してはいかがでしょうか?
各キャストのキャラクターが濃い中で、ウルとソフィは結構人間に近いんですよ。だからここの軸をしっかり作っておかないとお客さんに伝わらないし、共感も得られないと思うんです。そこは5年の仲になるリバースキャストの三津谷亮くんと考えながら作っていきたいですね。三津谷くんとはD-BOYSオーディションから一緒なので、稽古初日でも探り探りな感じにならず、深いところまで作りこんでいけると思います!

――D2メンバーが総出演とのことで、楽しい稽古場になりそうですね。
楽しくなりそうです!皆分かっていると思うんですけど、D2が集まると若干うるさくなっちゃうんで(笑)。楽しいだけじゃ駄目なので、大人組も子ども組も自覚して切り替えようって思っています。
――公演後はアフタートークも決まりましたね。
何を話そうかなってところなんですけど、わくわくしています!舞台裏のこととか、苦労話なんかもできたらいいなって思っています。
――舞台への意気込みを聞かせてください。
皆の演技の良いところを盗んで、成長していきたいです。たぶん喧嘩もすると思うんですが、稽古を通してもっと仲良くなったり絆が深まる舞台になるといいなと思っています。お客さんには10年後でも「あの舞台良かったな、また見たいな。」と思ってもらえる作品にしたいです。
――今後、挑戦してみたいお仕事はありますか?
ワイヤーアクションとか弾着とか、身体を動かす系が好きなんですよ。だからアクションや殺陣がある作品をやってみたいですね。僕、映画の「GANTZ」みたいな、絶対経験できないようなシーンを演じてみたいって思っているんです。後々そういう作品に出演できたらいいな、って思って頑張っています!
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
初めましての方もいると思いますが、今回のインタビューでD2総出演の『TRUMP』が気になった方は遊びに来てください!個々の活動もしているD2が、それぞれ培った経験を今回の舞台で発揮するので、そこを楽しみにして欲しいです。自分としては、来年は振り幅を広くしたいし、人間としても大きくなりたいと思っています。D2の知名度もどんどん上げていきたいので、これからも温かい目で見守ってください。よろしくお願いします!