――キャストの皆さんとも前回に続いての共演ということで、現場の雰囲気はいかがですか?
- みんなストイックです!みんながみんなストイックだから、それぞれが安心して自分のことができる現場なんじゃないかなって思います。「あいつ心配だなあ。」って思われるような人が一人もいないと思います。自分がどう見られているのかわからないですけど(笑)。
それにみんな仲が良いです。前回も、稽古後は毎回ご飯に行っていました。ずっと皆で一緒にいて「じゃあ、また8時間後に!」みたいな(笑)。
――ミュージカル『薄桜鬼』沖田総司篇の見どころをお願いします!
- 斎藤一篇を経て、第二弾の沖田総司篇があるので、キャスト陣それぞれ、意気込みもやる気も相当あると思っています。脚本・演出・作詞を担当された毛利さんも「素敵なものにしたい。」と言ってくれているので、凌が『薄桜鬼』という舞台で咲かせた桜の木、桜の花びらの色とは違う色を満開に咲かせられたらいいなと思います。
――廣瀬さんご自身について伺います。ブログにも共演された皆さんが登場されていますね。お互いに舞台など見に行かれるのでしょうか?
- 見に来てもらうことはあるんですけど、共演者の本番が自分の稽古中だったりで…見たい舞台はたくさんあったんですが、なかなかタイミングが合わないものですね(笑)。あ、でも6月にテニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)の千石役だった聖也くんが出ている『神様の観覧車』を見に行きました!テニミュの演出をしてくれた井関佳子さんもキャストとして出演されていたので、良い勉強になりました。
――舞台『ライチ☆光クラブ』の皆さんとのエピソードもブログにアップされていましたね。
- ライチは舞台の印象が強いんですが、もちろんキャスト同士も仲が良くて!平沼紀久さんの家へ稽古後にキャストみんなで鍋パーティーをしに行ったりしました。一緒にご飯にいく回数は多くなかったんですけど、了くん(ゼラ役・木村了さん)も「すごく良い座組だな。」って言っていました。みんなもそう言っていましたね。雰囲気が温かくて自然体でいられました。
――公演や稽古などお忙しい中、息抜きの時間はどんな風に過ごされますか?
- 寝ることが多いですね。寝溜めです(笑)。後は、やっぱり友達と遊ぶことですね。普段気を張っている部分があるので、地元の友達と久しぶりに会うと良い意味で気が緩みます!
――社交ダンスがお得意ということで、舞台などで披露される機会はあったのでしょうか?
- 舞台『ライチ☆光クラブ』では、社交ダンスや創作ダンスをモチーフにしたようなダンスがあったので、演出家の江本さんに頼まれて、振りをつけたりしたことはありますね。祖母が社交ダンスの先生だったので、小学4年生から5、6年くらいやっていて、大会にも出たりしました。小中学校時代に教えてもらったダンスは基礎が多くて派手なものがなかったので、舞台とかに活用するには難しい部分もありますね。
――お仕事によって髪色など変えられるかと思いますが、お好きなスタイルはありますか?
- ころころ変わっちゃうんですが、茶髪のパーマが好きですね!ふわふわした、犬みたいな頭をしていた時期がありまして(笑)。あれがやっぱり、自分的に理想ですね。でも短髪も楽です。
――ファンの方も廣瀬さんの変化を楽しみにされているようですね!
- ファンの皆さんからは少し伸びてきたくらいの絶妙な長さがちょうど良いって言われます。女の子と男の感覚はやっぱ違うんだなあって思いますね(笑)。
――今後、挑戦されたいことはありますか?
- ミュージカルとか舞台で、歌やダンスをさせてもらう機会が多いので、その両方を中心に技術力を伸ばしていけたらいいなあと思いますね。特に歌に関してミュージカル『薄桜鬼』沖田総司 篇では人よりも歌う場面が多いと思うので、本格的に歌唱指導の方に通わせて頂きたいな、と思っています(笑)。頑張ります!
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
- 来月(2013年3月)にミュージカル『薄桜鬼』沖田総司 篇を控えまして、初めての主演ということで、もちろんプレッシャーは感じています。でも、まず自分自身が舞台上で沖田総司として生きて、ただひたすらに新選組を愛し、新選組を守るために戦うということを考えています。余計なことは考えずに、沖田総司として舞台で生きていくっていうのを意識して、今後の稽古に挑んでいけたらいいなと思っております。
座長だ!主役だ!と思わずに自分らしく真っ直ぐに沖田総司を愛して、『薄桜鬼』を愛して、そして応援してくださるファンの皆さんやスタッフさんを愛して、『薄桜鬼』だけでなく、これから関わる作品にも、みんなに感謝しながら携わっていけたらいいなと思っております。これからも宜しくお願いします!