2014/06/03
<広瀬すず>『ビター・ブラッド』インタビュー
――7代目ゼクシィガールとして『ゼクシィ』のCMに出演中ですね。決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
2次審査のオーディション会場に呼ばれて、部屋に入って普通に自己紹介とかしてたんですけど、途中でスタッフさんが全員立ち上がって「今の時点で・・・(決まり)」って言われて、サプライズの合格発表だったんです。もうよくわからなかったです(笑)。急にドアが開いたらカメラが入ってきて・・・!お花と『ゼクシィ』の本を渡されて「何だこれは!」って思って(笑)、でもすごい嬉しかったです。泣きそうなくらい素直に嬉しかったんですけど、それ以上に頭の中が真っ白になるくらいびっくりしてわけがわからなくなっちゃいました(笑)。
――CMではプロポーズされる女性の微妙な表情の変化を演じられていますが、どのように表情を作っていったんですか?
工夫とかこうしようっていうのがまったくなくて、絵コンテは見せていただいてたんですけど、実際撮影のときには監督から「自由でいいよ」って言われました。途中で入ってくるプロポーズの言葉のタイミングも聞かされてなくて、無音のまま1分間カメラを回すからと言われて、自分の中で想像しながらやりました。1回目は本当にこれで大丈夫なのかって思うくらいどうしたらいいかわからなくて、そしたら監督が急にすごい真剣な顔で近づいてきたので、「やってしまった!」って思ったら、「今のは20歳以上に見えるから、17,8歳でやって」って言われて(笑)。微妙な差なんでしょうけど、私の目線からしたらその差があまりわからないんですよ(笑)。でも2回目やったら「素晴らしい!」って言っていただけて、最初は15秒の予定だったんですけど、仕上がったのを見たら30秒、60秒バージョンとかもあって(笑)、私も未だにびっくりしています。

――プロポーズの言葉が入るタイミングで合わせて表情を変えているわけではないんですね!
そうですね、最初絵コンテでは涙をこぼすって書いてあったんですけど、その後打ち合わせしたときに「泣かなくていいから、こういうの(絵コンテとか)も全部無視してやろうね」って言われて。少し不安だったんですけど、本番ではスタッフさんも監督も私の視界に入らないようにして、私が感情を入れていろんな表情が作りやすいような環境を作ってくださったんです。その中で全部自分のタイミングで、きっとプロポーズだからこういうことを言われるんだろうなとか、こういうことを言われたら嬉しいんだろうなっていうのを想像してやったんですけど、スタッフさんでもすごい泣けるって言ってくださったり号泣してくださってる方がいて、特に私の演技を見て監督が号泣してくださったのは、すごい嬉しかったです。
――お休みの日の過ごし方を教えてください。
1~2日くらいの休みだったら家で何にもせずにいたりとか、DVDを見てますね。休みが長かったりすると、ひとりで映画や買い物に行ったりとか、最近は下北沢に行くのにハマってます。
――ひとり行動が多いんですね!
一人じゃなきゃダメなんです。だから長い休みだったらいろんなことに一人で挑戦したいです。ひとり○○がすごい好きで、春休みの間に「ひとりラーメン」と「ひとり餃子」に行けるようになったので、夏休みくらいには「ひとり焼肉」に行きたいなと思って。あ、あと今予定してるのが、ひとりで京都と大阪に行きたいと思ってます。でもマネージャーさんに方向音痴だからやめた方がいいよって言われちゃって(笑)、どうしようかなって思ってるんですけど(笑)。
――DVDは何のDVDを見るんですか?
邦画が多いですね。あと過去の連ドラを見返したりとか、最近の映画で観てなかったものとか探したりするんですけど、レンタルコーナーに1時間くらいいたりしちゃうんですよ!1時間くらいいて悩んで悩んで(笑)、悩んだ末にすごい良いのを見つけたりとか。
――最近良かった作品は何ですか?
最近見たのはドラマ『ラストフレンズ』で、すごい号泣しました。大変でした。
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