【道枝駿佑(美島零・役) コメント】
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。今日は皆さんが狼の仮面をかぶっていて、今まで見たことのない異様な光景が広がっていますね(笑)。
僕が演じるゼロはカリスマ的な存在です。金髪で、すごくどっしりと構えた強いキャラクターで、だけどどこか闇を抱えているような高校生です。このドラマは、若い世代のエネルギーがぶつかり合って、それを視聴者の皆さまにも届けられるパワーのある作品です。ギラギラした零にも注目していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
――フレッシュなキャスト陣での撮影、現場の雰囲気はいかがですか?
すごく穏やかな雰囲気で進められているなという印象です。先日、部室のセットで撮影があったんですが、そこで距離がグッと縮まった瞬間があったので、すごく楽しい撮影になりそうだなという気がしています。(板垣に「命を削って撮影に臨んでいる」と言われて)身を削ってやらせていただいているなと思う部分もありますね。追い込まれれば追い込まれるほど零に近づいていくのかなと思っています。
(SNSで話題!板垣李光人と2人でブランケットにくるまっている写真について)
寒かったので、ブランケットをシェアしているってことだけは覚えています…って写真を見ればわかりますね(笑)。
――『3年A組』の武藤将吾さんによる脚本はいかがですか?
読めば読むほど“ゼロの思考”が湧いてくるという印象です。「ゼロはこう思っているんじゃないか」といういろんな考えや、ゼロの立ち回りがわかってくるので、読んでいて本当に面白いです。すごく素敵なドラマに呼んでいただいたなと思っています。そして、「俺と一緒にこの腐った世界をぶっ壊そう」というセリフがあるんですが、それがマルスに勧誘するシーンであり、“マルスの幕開け”なんです。いろんな思いがあってのセリフなんですが、このドラマにはそういう名ゼリフがたくさん出てきます。
――『JIN』や『義母と娘のブルース』の平川雄一朗監督の演出はいかがですか?
僕は以前SPドラマ(『生徒が人生をやり直せる学校』/2021年)でご一緒させていただいたので、今回が2回目なんですが、毎日現場でたくさんしごいていただいています(笑)。現場に行くたびにアドバイスをたくさんしてくださるので、それを吸収して自分でいろいろ考える…という毎日で、すごくやりがいがありますし、ありがたいですね。
――このドラマにかける意気込みや「こんな新しい道枝駿佑を見てほしい」というものを聞かせてください
普段の僕のイメージとはすごく真逆の役柄ですし、本当にギラギラした世界観なんです。その世界観の中で、登場人物が全員、いろんな葛藤を抱えて大人に立ち向かっていきます。キラキラした青春とはまた違って、学校を飛び出したり、学校内で起こる事件をどんどん解決していったり…今だからこそできる、若者だからこそできる、という内容になっていますので、そこが注目ポイントかなと思います。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
モノ申したいというかお礼を言いたいことがあります。実は僕のマネージャーさんが僕に寄り添ってというか、便乗して金髪にしたんですよ。なので、金髪2人で現場に来るので目立つんですけど、すごく僕に寄り添って、いろいろケアをしてくださるのでお礼を言いたいです。寄り添うという体で便乗しただけなんですけど(笑)。
――現場で流行っていることなどがあれば教えてください
表情筋の練習をしています。監督からも「表情筋を鍛えろ」と言われているので、僕は片眉を上げる練習をしています。上がるメンバーもいっぱいいるんですけど、僕は上がらないので、練習して李光人くんに見てもらったりしています。ちなみに、山時くんはすごく上がるんですよ!
【板垣李光人(逢沢渾一・役) コメント】
僕が演じている逢沢渾一という役は学校ではいじめられていて、その中で思い詰めた決断をしようとしたところで美島零(ゼロ)という人間と出会って、どんどん人生や人間性が変わっていく役どころになっています。このメンバーやゼロとの関係性にぜひ注目していただけるとうれしいなと思います。
――道枝駿佑さんとはプライベートでも親交があるそうですが、今回の座長っぷりはいかがですか?
とにかく命を削っているなという印象で、セッティングの間やちょっとした合間でもずっと表情の練習をしています。ゼロというキャラクター自体が普段の様子とだいぶかけ離れているし、両極の位置にいると思うので、だからこその大変さがあると思うのですが、心配になるぐらい毎日必死にやられているなという印象です。
――平川雄一朗監督の演出はいかがですか?
平川さんは、とにかく愛がある方。平川さんの出してくれる「OK」って本当にOKなんだな…という、そういう信頼感はすごくあります。ご一緒するのは今回で3回目ですが、本当に愛にあふれている方なので、毎日毎日、平川さんの愛を一身に受けながら撮影しています。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
僕は、みっちー(=道枝)にモノ申したいです。2人のシーンが多くて、休憩のとき2人でいることも多いのですが、ただ2人でボーッとしているときも多くて…。でもたまに目線を感じてふと見ると、目が合って「ん?」ってニコって笑って、そのあと特に何もなくスンと終わるのが、僕は胸がザワザワして…。そのザワザワが残ったまま、ひとりでどうしていいかわからない状態で終わるので、それだけ物申したいと思います。あれは、どういう意味だったのかな、と…。本当に子犬みたいな顔で見てきたりするんですよね…。
【吉川愛(貴城香恋・役) コメント】
私はすごくサバサバした女の子で、よくサバサバした役はやるんですけど、(香恋は)ちょっと変わった女の子なので、じっくり最後まで見届けてくれると嬉しいです。短い間ですが、ぜひマルス感を存分に味わって楽しんでいってください。
――道枝駿佑&板垣李光人との撮影が多いと思いますが、お2人の雰囲気は?
定期的にイチャイチャしているイメージです。眉毛の練習というか、表情筋を動かす練習をよくされているんですが、板垣くんが「こっち、もうちょっと…」と言って、めっちゃ近い、「キスするんか!?」というくらいの距離ですごいイチャイチャしているから、「あら!」って…。でも、すごくお顔がキレイなお二人がこんなイチャイチャしていると、めちゃめちゃ目が癒やされますね。潤います。
――平川雄一朗監督の演出はいかがですか?
私も「義母と娘のブルース」の時にお世話になったんですけど、その時もなんですが、間だったり、動作だったり、面白さを全部追求して、それをちゃんと私たちに教えてくださるので、どんどん自分のやろうと思っていた以上のことができて、本当に助かっています。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
私は2歳になるわんちゃんを飼っているんですけども、「お留守番しているんだったら、洗濯物とかやってくれていいんじゃない?」とか、いつも言っているんですけど、一向にやってくれなくて(笑)。そろそろやってくれないかなって思っています(笑)。わんちゃんも2歳なら、もう大人ですもんね!
【井上祐貴(二瓶久高・役) コメント】
二瓶久高はこの見た目も相まって何となく分かるかと思いますが、おバカで、お調子者で、バンドマンで…。いろんな要素があるのですが、本当にピュアな男の子です。マルスにどんなふうに関わっていくか楽しみにしていただけたらなと思います。
――今回はキャラクターも個性的ですが、いかがですか?
このキャラクターに負けないように、自分の見た目と戦う日々ですね(笑)。メイクが終わった後に鏡を見て「ヤバいな、こいつ」ってなります。この見た目に負けないように、魂を燃やしてぶつからないと沈んじゃうので、頑張ってます。自分との勝負です!
実は最近、賢成(山時聡真)のキャラが日に日に濃くなってきて、ズルいなって。「お笑い担当を取られないように、オレも頑張らないと!」ってなるくらい、めちゃくちゃ面白いんです。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
横田(真悠)さんにモノ申したいです。横田さん、めちゃくちゃゲラなんですよ!笑うのを我慢する気がない人です(笑)。本番中も(笑いを抑えきれず)肩がわいてるんですよ。あれはキツい、ヤバいっすよ! もちろん、笑ってくれた方がうれしいんですけどね。なので本気でモノ申したいわけではなく、強いて言うなら…くらいの感じです。
【横田真悠(桜庭杏花・役) コメント】
私が演じる杏花ちゃんは、この“マルス”のメンバーの中でも癒しキャラなので、本人も楽観的な考えで撮影中は明るくしています。グッと集中するようなシーンの多いドラマだと思いますが、その中でも杏花ちゃんを見たらちょっとホロッと癒される時間になればいいなと思っています。
――ドラマのセリフやキャラクターをどのようにとらえていますか?
杏花ちゃん自身がけっこう楽観的なので、監督のディレククションも身振り手振りが多い感じなんです。だからカットがかかるまで動いたりするのが大変で…あ、いえ…大変じゃなくて、楽しいです(笑)!でも内心、「もう、早くカットかかってー!」っていつも思っています。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
私は寒いのがしんどいかなっていうぐらいで、何もモノ申したいことはないです。冬が早く終わってほしいなと思っています。
【山時聡真(呉井賢成・役) コメント】
賢成はすごくクールで、人を見下しているようなところがあるんですけど、心の中にはすごく優しさがあって、そのギャップもこれから考えて演じていきたいなと思っています。記者会見は初めてで、ちょっと緊張しているんですけど(笑)、いろんな裏話とかできたらいいなと思っております。
――現場の様子はいかがですか?
僕は最年少なので、お姉ちゃんとお兄ちゃんみたいな感じで、いつも優しく接していただいています。賢成はすごくクールな役だと言ったんですけど、最近ちょっと面白味が増してきて、久高と戦ってるんです。現場ではスタート直前まで笑ってるんですよ。本番になるとすぐ真顔になる、みんなの切り替えが面白いですね。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
母にモノ申したいなと思います。僕はまだ高3で、家に帰ったらお弁当箱をシンクの中に入れるんですけど、「11時までに入れろ」というルールがありまして、1分でも過ぎると洗ってくれないんですよ(苦笑)。まぁ、自分で洗えって話なんですけど、洗ってくれるなら、うれしいじゃないですか。しかも、シンクに入っていることに気づいてないなら言ってほしいけど、11時まで確かめもせずに待って「はい、過ぎた、過ぎた!自分で洗え!」って言われるんですよ。それはもうホントにモノ申したいですね!
【泉澤祐希(桐山球児・役) コメント】
球児は野球部ですが、野球のセンスはまったくナシ。でも、とてもやさしくて、“マルス”のメンバーを笑顔で見守る存在になっていればいいなと思います。
――キャラクターがぶつかりあうような現場ですが、演じていていかがですか?
球児は必死に皆と混ざろうとしているんですよね。もちろん混ざってはいるのですが…。
球児は先ほども言ったようにいつも笑顔でいようという感じのキャラクターなので、久高(井上祐貴)がイジられたりすると、見えないところで慰めたりするんです。いつもやさしく、「よしよし、しょうがないね…」って慰めています(笑)。
――「大人社会に反旗を翻していく」ストーリーですが、皆さんが「反旗を翻したいもの」「モノ申したいこと」は?
若者に対して…選挙に行け!これだけです!