
本イベントは監督・長井が手掛けた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』の“秩父”三部作とゆかりの深い埼玉での映画館のオープンを記念して開催。
今回初めて所沢に訪れたという坂東。所沢で行ってみたい場所を聞かれ「湖が好きなので、狭山湖とか西武園ゆうえんち。あとこの後ベルーナドームで始球式をさせていただくんですけどそこもちょっと楽しみですね」とコメント。
さらにスタッフのご厚意で楽屋に置かれていた所沢名物のお菓子“ファルマン”も食べたそうで「おぐらあん美味しかったです!」と笑顔をみせた。
今作で初めて声優を務めた坂東。初めてアフレコ現場で収録した心境を「実写で自分の顔を見ながら自分にアフレコすることは経験したことあるんですけど、 違う顔に当てるのは初めてだったので緊張しました」と話し、「アニメの芝居は台本の読み方が難しかった。普段だったら自分のところに分かりやすく役名と自分のセリフが書いてあるんですけど、アニメの場合は自分のセリフと他の人のセリフと段が違ってそれと同時に一気に収録していくので完全に置いてきぼりにされた」と振り返った。それに対して長井監督から「全然初めてとは思えない度胸の入り方。本当に1発目から素晴らしい芝居していただきました」と称賛され照れ笑いを浮かべた。
今作は自身にとってどんな作品になるか質問された坂東は「ここまで自分の声と向き合った時間はこの仕事を始めてからも初めてだったのでいろんな気づきがありましたし、実際に映画館で自分の声を聞いた時にすごい感動しました。本当に声だけが諒というキャラクターの口から出てる感じがして、新しい扉が開いた感じがした」とコメント。「『またやってみたいな』ってすごい思えるきっかけに。今回の役との出会いはなった気がします」と次回作に意欲をみせた。