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本作は日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに、これまでのリーガルドラマとは一線を画す完全オリジナルのダークリーガル・エンターテインメント。間宮演じる主人公の新米弁護士・宇崎凌が飛び込んだのは、界隈では“無法者”として知られている怪しげな法律事務所だった。「IGNITE」=“火をつける” ・・・その言葉のように、原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせ、あらゆる手段を使って原告を勝訴へと導く、まるで弁護士バッジをつけた“法の当たり屋”ともいえる彼らの目的は金か、正義か・・・?

伊礼姫奈は幼少期から俳優として活動し、2016年にNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に主人公の妹役でレギュラー出演。2023年に公開された映画「18歳、つむぎます」では、1000名を超えるオーディションを勝ち抜き、主演に抜擢された。
本作で伊礼が演じるのは、高校の陸上部に所属する三浦彩音(みうら・あやね)役。彩音は卑劣な盗撮犯の標的となり、大会競技中に撮られた写真が性的な目線でSNS上に拡散されてしまう。部活引退までの我慢だと思い、声を上げることを諦めていた彩音だったが、伊野尾(上白石萌歌)と話したことで心が動き始め・・・。伊礼と彩音には陸上部に所属していたという共通点があり、その経験がシーンにどう活かされるのか期待される。

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Netflix「極悪女王」での好演も記憶に新しい、幅広い役柄で存在感を放つ赤ペン瀧川。そんな俳優活動の傍、ドラマ・映画など映像作品の解説動画で見せる“映画プレゼンター”としての顔も印象的だ。
本作で瀧川が演じるのは、女子高生をターゲットとして盗撮や痴漢を繰り返す黒田圭介(くろだ・けいすけ)役。女子高生フェチの黒田は過去に何度も盗撮事件を起こして逮捕され実刑判決を受けており、今回5度目の出所となる。そんな黒田は、今回どのような形でピース法律事務所の面々と関わることになるのか・・・。瀧川の出演シーンに注目が集まる。

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濱正悟が俳優デビューを果たした作品が2015年に放送された日曜劇場『下町ロケット』。昨年放送されたドラマストリーム『毒恋〜毒もすぎれば恋となる〜』では主演を務め、ワンコ系男子との恋に落ちるエリート弁護士を熱演し話題となった。
本作で濱が演じるのは、彩音の盗撮写真や個人情報を特定できる写真などをSNSに多数連投している、ハンドルネーム「鳥自爺」を名乗る吉野潤一(よしの・じゅんいち)役。鳥自爺は「電写鳥師」という闇サイトで犯罪動画を販売しているようで・・・。

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■第7話あらすじ
音部市長(髙嶋政伸)の証言により、宇崎(間宮祥太朗)と轟(仲村トオル)は自分たちが追求すべき黒幕が別に存在することを知る。突如現れた真の黒幕に動揺しつつも、轟は桐石(及川光博)と浅見(りょう)を事務所に呼び、伊野尾(上白石萌歌)と高井戸(三山凌輝)をこの件から外すことを告げる。初めてバス事故について知らされる伊野尾と高井戸。バス事故の真相解明に協力すると高井戸は前向きな姿勢を見せる一方で、伊野尾はどこか浮かない顔をしていた。
バス事故の情報収集を進める中、轟は高井戸のSNSに流れてきた高校陸上の大会での盗撮写真を見つける。伊野尾が拡散されている女子選手・三浦彩音(伊礼姫奈)について検索すると「鳥自爺」というアカウントにたどりつく。さらに調査を進めると「鳥自爺」が闇サイトで犯罪動画を売っているとわかり、宇崎は自らの正義感からその正体を突き止めるべく動き出す。しかし、高校からは本人が警察沙汰にしたくないため静観してほしいとの要請が届いてしまう。納得のいかない伊野尾は再度高校へ連絡を取り、直接彩音に自身の過去を打ち明け・・・。