原作はシリーズ累計発行部数30万部を突破(※電子書籍含む)し、「繊細な心理描写が胸を打つ」と話題になった、らくたしょうこによる同名漫画。“ネガティブピュアボーイ”&“押し強めな天然男子”が織りなす不器用で心あたたまるボーイズラブを描く。同性愛者であることを隠し、恋に臆病になっている社会人・奏振一郎役を池田匡志、奏の高校時代の親友であり、片思いの相手・真城洸輔役を堀夏喜(FANTASTICS)が演じる。
この日の会見には池田と堀のほか共演の渡邉美穂、高杉亘、山田真歩も出席した。

本作でW主演を務める2人、撮影での印象的なシーンを聞かれると池田は『オープニングの撮影』に言及。堀と真剣勝負をしたそうで「本当に決着がつくまでやっていいよと言われて、どっちが勝ったかはオープニングで見ていただけると嬉しいです」とアピール、堀は「負けた方は負けると思ってなくてマジで悔しがってる(笑)」とオープニングの注目ポイントを説明した。
堀は浜辺での撮影が印象的だったと話し「自由に好きなことを喋ってていいから、2人の笑顔が欲しいんで自由にやってって言われた。とにかく楽しそうに動きもあるものってて言ってジェスチャーしりとりをやった。ウサギ、猫みたいなそれですごい動きはつくんですけど2人動き回るから(カメラマンさん)大変そうでした」と振り返るも、池田は「いざこうやってみると、俺の予想はどんどんしりとりで回っていく予想だったんだけど、真城(堀)がやったジェスチャーを僕が全然当てられなくて真城しかジェスチャーやらないみたいな、1人ですごい動いてる」とぶっちゃけ笑いを誘っていた。

また、撮影の空き時間には2人でご飯を食べていたそうで池田は「(堀の)体作りとかすごく素敵なので僕のジムのトレーナーのようにいっぱい教えていただいた」と堀の鍛えられた体について触れると、山田は「さっきシャツを脱がれていて、筋肉がむき出しになっててみんながどきまぎしたっていう(笑)すごい美しい体でした」とべた褒め。改めて池田が「食事までほんとに細かくストイックにやられてる方なんです。すごい尊敬します」と称賛すると、堀は照れながら「お悩みを聞かせてもらえれば。それにあった答えを!」と話していた。