
この日の会見では、賀喜・筒井・山崎・小林の生徒チームと尾本・岡田の先生チームによるプラモデル組み立て対決も行われた。スピード点、出来栄え点、ポージング点の3項目で勝敗が決まるこの戦い、勝負の前に自信のほどを聞かれた賀喜は「もうすごくあります!」と経験者として意気込みつつ「もはやプラモデルのプロのような(先生チーム)ですが、こちらは4人いますのでみんなで力を合わせて頑張りたい」と気合いを入れる。対する先生チームの岡田は「全然、経験が違いますから。先生が負けるわけが」と余裕な様子、尾本は「私たちドラマの撮影の空き時間でプラモデル2回ぐらい作ってますからね」と自信をみせた。
スタートの号令と共に袋を開けて一斉に作り出すも、パーツごとに役割を決めて作る生徒チームと何も話さず黙々と組み立てる先生チームと作戦は違う様子。パーツを落とすハプニングがありつつも先に完成させたのは先生チーム、対する生徒チームは最後の最後まで賀喜がポージングに悩む姿を見せるも制限時間ギリギリに完成させた。
その後、審査員が両チームの完成させたプラモデルをじっくりと観察する姿に手を合わせて祈る賀喜と筒井。審査員が勝者に選んだのは生徒チームで大喜びする4人、勝敗を決めた理由について「ポーズのところですね。先生チームはガンダムのよくあるかっこいいポーズなどもあるし、ガンプラは自由だというところですね」と説明。
ドラマにちなんだ“ギブバース”のポージングをさせて勝利を掴んだ賀喜は「4人で作るとこんなに会話が生まれて『こういうポーズしてみようよ』『こうしてみようよ』みたいな会話がすごく楽しくて新しい楽しみ方ができた」とコメント、筒井は「やっぱカッキー(賀喜)すごくてこの3人本当戦力外でした…全部最後にお手直ししてくれたんでさすがでした」と称賛していた。
また、ドラマ仕様のガンプラ『HG 1/144 量産型ルカ専用ザクHG』の発売も解禁、そして初お披露目された。
量産型ルカのロゴカラーで、肩と腕にとあるものが書かれているそうで賀喜は「右肩には私が勝手に作り出した“かきねこ”ってキャラクターがいるんですけどその絵を描かせていただきました」とにっこり、筒井は「ずっと書道を習ってたんですけど、直筆でギブバースって書かれたのをプリントしています」と魅力を説明していた。
本作は、2022年7月期に放送された、元乃木坂46・与田祐希の主演作である「量産型リコ」シリーズを受け継ぐ、新たな“量産型ワールド”を描く。学園・プラモデル部を舞台に性格も好き嫌いも違う二人のルカによる、高校生活最後の青春を描くホビー・ヒューマンドラマだ。W主演の高嶺瑠夏(通称タカルカ)役は賀喜遥香、瀬戸流歌(通称セトルカ)役を筒井あやめが演じる。
会見には賀喜と筒井のほか共演の山崎竜太郎、小林桃子、尾本侑樹奈(LINKL PLANET)、岡田義徳も出席した。