© 2025劇場版『TOKYO MER』製作委員会

2023年公開の劇場版では横浜を舞台に、横浜のシンボル・ランドマークタワーや赤レンガ倉庫など横浜の観光名所でもある実際の建物を使用し、撮影が行われた。本作では、新しいMERチーム「南海MER」が誕生し、沖縄と鹿児島を跨ぐ大海原と島々を舞台に、火山の大噴火から取り残された島民を救うというMER史上最大のミッションが描かれる。そんな作品の舞台であり、撮影のロケ地となった沖縄で、主演の鈴木亮平をはじめ、江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマが登壇する凱旋キックオフイベントを実施!
イベントの会場となったのは、那覇空港のふくぎホール。500人を超える観客が集まっており、MCの呼び込みで、キャストが登場。南海MERが全員そろってのイベントは今回が初めて。劇中の役衣装での登場ということで、キャストの名前が呼ばれると瞬く間に会場からは歓声と拍手が巻き起こった。さらにキャストがカーペットに登場すると名前を呼ぶ声や、多くのファンから歓迎されている様子が伺えた。

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大勢のお客様を前にした、鈴木は「沖縄でずっと撮影しておりました。今日この場所に戻ってこられて、凱旋ということで、こんなに大きなイベントを実施できて、うれしく思います。ありがとうございます」と感謝のあいさつを述べると、会場からは暖かい拍手が。南海ミッションで新たに登場する、南海MERのユニフォームやメンバーについて聞かれると、最初はハイビスカスカラーのユニフォームにびっくりしていたという鈴木。おなじく江口も驚いていた様子を語っていたが、「今となっては考えられないくらいしっくりきています!」と意気投合している場面も。
そして、本作より新たに登場する南海MERのメンバーについて鈴木は「全員がめちゃくちゃかっこいい!映画を見てもらうと、南海メンバー全員を愛してもらえると思います!」と大絶賛の様子で、江口は牧志について「非常にまじめな人で、こういう医者がいてくれたら良いなと思えるキャラクターで演じさせてもらいました」と演じた役への想いも語った。
本作より登場した新メンバーの江口、高杉、生見、宮澤は、実際に撮影に参加した感想を聞かれると、「噴火のシーンの規模がとにかく凄いので、大変な撮影を乗り越えてだんだんとメンバーとの仲も深まって、それぞれのそのキャラクターになっていくようで、楽しんで演じることができました。」と江口。高杉は「新メンバーとして受け入れられるのか不安もありましたが、MERのメンバーとして参加させてもらって嬉しかったです。どの現場にも匹敵しないくらいエキスパートが集まっている現場だなと思いました。わからないことがあっても、亮平さんがいるという安心感もあり助けられました。」と語った。元々MERを視聴していたという生見は「想像以上に過酷な撮影でしたが、この現場を経験したら何も怖くないと思える現場でした」と知花というキャラクター同様に自身の成長にもつながった様子。そして宮澤は「ファンの方々の熱量がすごいことを知っていいたので、その中に自分が入ることが信じられなく、クランクインしたタイミングも終盤のシーンから始まったので、不安があったのですが、撮影が進むにつれて演じるキャラクター達と同じく、みんなの絆が深まるのを感じました。」とそれぞれがチームの一体感を感じた様子を語っていた。

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沖縄での撮影について聞かれると、菜々緒は、「南の島が大好きなので、沖縄での撮影は天国でした!」と満喫した様子。鈴木から「菜々緒さんの海好きはすごいですよ!まるで人魚のようで!」と言われると、会場からは笑い声が起こる場面も。そのほかにも高杉はお気に入りのタコス屋をみつけるなど、キャストは各々で過酷な撮影の合間にも沖縄を楽しんでいたようで、時折笑いが起きるなど和やか様子で沖縄の思い出を語っていた。
イベントの最後に鈴木は、「みなさんのおかげでドラマからはじまって映画第二弾まで、本当にTOKYO MERを愛してくれてありがとうございます」と感謝を述べ、「コロナ渦で始まったTOKYO MERという作品は、“医療従事者の方々はヒーローだ”というコンセプトのもと、ヒーローもののような医療ドラマを作ろうというところから始まった作品です。今回の劇場版第二弾では医療従事者だけではなく、どんな人でも誰かを助けようと一歩踏み出す勇気を持てる人はヒーローなんだというメッセージが込められています。」と改めて作品の魅力を語り、「沖縄で撮影を行い、舞台となった鹿児島で火山が噴火するという設定です。鹿児島の方々にとって、火山はリスペクトして、愛する存在であると同時に、自然の脅威でもあると思います。今回は、沖縄の自然の美しさを描き出す一方で、自然というものの恐ろしさも表現しました。災害の多いこの国で生きる私たちだからこそ、何かが起きた時に誰かを守るために一丸となって行動できるような絆と、そして誰かがヒーローになれるという希望を、大人だけでなく、これからの時代を背負っていく子供たちにも届けたいと考えています。」と語りイベントを締めくくった。
沖縄凱旋キックオフイベントの模様は東宝YouTubeチャンネルにて6月30日(月)の夜20時より東宝YouTubeチャンネルにて公開される。