© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会

原作は「ヒロイン失格」「センセイ君主」「あたしの!」(全て集英社マーガレットコミックス刊)など、数々の大ヒット漫画を生み出し、多くの女性読者に共感と親近感、切なさと感動、癒しと勇気を与え続けている幸田もも子の最新作。(25年1月完結)
過去のトラウマからイケメン嫌いになった黒髪メガネの陰キャ女子、若梅さほ子(畑芽育)がある日偶然出会ったのは、誰もが知る国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND」(ライクレジェンド)のリーダー桐ヶ谷皇太(大橋和也)だった。まさかの出会いと恋愛模様、皇太所属の「LiKE LEGEND」のメンバーも登場し…誰もが何度も憧れる胸キュンシチュエーションで全女子の心を掴んできた大人気恋愛漫画が待望の実写映画化。

この度、本作の公開し大ヒットを記念し、畑芽育、大橋和也が登壇する大ヒット御礼舞台挨拶を実施。以下、オフィシャルレポート。

<イベントレポート>
漫画家・幸田もも子氏による大人気少女漫画を実写映画化した『君がトクベツ』が現在、絶賛公開中!この度、東京の109シネマズ二子玉川で大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、W主演の畑芽育と大橋和也(なにわ男子)が参加した。

6月20日(金)に公開し、イベント前日の6月28日(土)までに観客動員数15万人を突破し、興行収入も2億1千万円を突破した『君がトクベツ』。推し活をモチーフに推す側、推される側の気持ちに感動すると出演者ファン、推し活をしている人の評価が高く、この日の来場者は25回目鑑賞という観客や、台湾、香港、韓国など海外から駆け付けたファンで客席は埋め尽くされた。国民的アイドルグループLiKE LEGEND(通称:ライクレ)の最強の愛されリーダー・桐ヶ谷皇太を演じた大橋は「ど~も!プリン食べ過ぎてお尻プリンプリン!大橋和也です!」とお決まりフレーズで挨拶。するとイケメン嫌いの陰キャ女子・若梅さほ子役の畑も「ど~も!みんなの心を、ひとりじ“めい”!畑芽育です!」とオリジナル挨拶を発動。大橋以上の歓声を受けて「隣りでずっと大橋さんの挨拶を見ていたので、私も何かしらやらねばと…。ようやくここで披露することが出来ました~!」と声を弾ませていた。

© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会

映画公開後の反響について大橋は「SNSをチェックすると、コアなところまで見て褒めてくださる方が多くて嬉しいです」とニッコリ。畑は公開後に映画館でお忍び鑑賞をしたそうで「変装なく観に行ったけれど、全くバレませんでした。私としては『いつでも見てどうぞ!さほ子はここです!』という気持ちでしたが…。全然バレずに悲しき思いをして粛々と帰りました。一人で勝手に舞台挨拶をすれば良かったかな!?」と顔バレウェルカムだと明かして、大橋を驚かせていた。

映画館でリアルに感じた反応について畑は「笑ってくれたり、感動するシーンは涙してくれたり、私自身観客の皆さんの反応を見てグッとくるところがありました」と報告すると、大橋も興味津々。「僕もプライベートで観に行きたいので、長めに公開してもらえたら嬉しいです」とロングラン上映を期待していた。

© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会

そんな中、SNS上で「さほ子は芽育ちゃん以外に考えられない!」などの畑への絶賛評があるという話題になると、畑が喜ぶよりも前に何故か大橋が「ありがとうございますっ!」と感謝。これに畑が「え…。誰へのコメントか聞いていました?私への褒め言葉ですよ?アナタ誰ですか?いつもの背負い癖が出てますよ!?気を付けて」と鋭くツッコんだりして、場内爆笑となった。

一方、大橋は「皇太の笑顔の使い分け、言葉に乗せた繊細な感情表現に感動した」とのSNS上のコメントに「ありがとうございますっ!同じアイドルとして皇太の気持ちもわかる。状況によっての笑顔の変化をどう表現していくのか、撮影中はモニターを見ながらやっていきました」と演じる上でのこだわりを明かしていた。

© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会

ライクレが歌う主題曲『YOU ARE SPECiAL』も話題。TBS系音楽番組『CDTV ライブ! ライブ!』で放送されたTV初パフォーマンスに触れて大橋は「みんな緊張していて、その緊張をほぐすために本番前にみんなで焼肉に行きました。5人なのにタンを7人前くらい食べた。スタジオに戻ったら焼肉臭が凄くて、スタッフさんから『くさっ!』と言われて。みんなでガムを食べたり、マウスウォッシュをしたり」と苦笑いだった。

大橋のライクレに対する思い入れは強く、「めっちゃフェスに出たい!色々なジャンルに僕は挑戦したいので、色々な人に声をかけています。歌う機会が欲しいという事は伝えていて、曲もシングルで出たら嬉しいし、違う曲でもいい。」と活動継続に前向き。畑も「ライクレが盛り上がってくれたら嬉しい」と期待していた。

© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会

7月4日(金)からは副音声付き上映がスタートする。これからも続く『君がトクベツ』の上映に向けて、大橋は「皆さんの声があるからこそ、このような大ヒット御礼舞台挨拶が出来る事になりました。言葉を届けるとか、隣に人がいるとか、温かいメッセージが込められた映画です。僕らに声を届けてくれるのも嬉しいし、この映画を知らない方々にも声を届けてもらえたら嬉しいです」とさらなるヒットに期待。畑も「こうして大ヒットをお祝いすることが出来て、皆さんに直接お礼を伝えることが出来て何よりです。沢山の方に映画を観ていただけるよう、私たちも映画が盛り上がる企画を考えていますので、これからも応援していただきたいです。本作の主演として、さほ子を演じることが出来て私も幸せです」と呼び掛けていた。

舞台降壇の際に何度も手を振り、声をかけ、観客への感謝を重ねていた畑・大橋が印象的だった。