Ⓒ「能面検事」製作委員会

原作は“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里による小説「能面検事」シリーズ。
大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎(上川隆也)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。ついた通り名は“能面検事”。そんな主人公が事件の真相を暴いていく骨太で痛快なリーガルミステリー。

不破のもとで働く新人事務官・惣領美晴を吉谷彩子、大阪地検総務課事務官・前田拓海を大西流星、大阪地検総務課課長・仁科睦美を観月ありさ、大阪地検次席検事・榊宗春を寺脇康文、東京地検次席検事・岬恭平を宇梶剛士、大阪地検特捜部の検事・高峰仁誠を竹財輝之助が演じる。

この度、追加キャストと、第2話、第3話のゲストキャストが解禁となった。
追加キャストとして、大阪府警本部鑑識課の鑑識官の鴇田正元(ときた まさもと)を松尾諭が演じる。不破が警察組織に屈することなく闇を暴いていく姿に感銘を受け、不破の“隠れシンパ”として陰ながら調査に協力しする。

さらに第2話ゲストに、豊中中央署強行犯係警部補・大矢智徳(おおや とものり)を板尾創路、大阪府豊中で起きるストーカー殺人事件の被疑者・谷田貝聡(やたがい さとし)を前原滉、被害者のアパートの住人・大町伸二(おおまち しんじ)を前野朋哉が演じる。

第3話ゲストは、認知症の祖父の面倒を見ながら、居酒屋アルバイトとして働く吉野佑真(よしの ゆうま)を楽駆、認知症を発症している佑真の祖父で、雑居ビル転落死事件の被疑者となる吉野康介(よしの こうすけ)を日野陽仁、大阪府警本部長・柳谷泰典(やなぎたに やすのり)を大河内浩が演じる。

≪出演者コメント≫
■松尾諭(鴇田正元役)

上川隆也さんとは、いくつか同じ作品に出演し、同じシーンにいる事はあっても台詞のやりとりをしたことはありませんでした。ですが今回は上川さん演じる不破の数少ない心を許す人物という事で、ようやく台詞を交わす事ができました。ただ、能面検事は瞬き一つせずじっとこちらを見つめ続けるので、撮影中は終始ドキドキしています。

■板尾創路(大矢智徳役)
出演が決まった時は、演技スキルの高い上川君と久しぶりに共演できるのが楽しみでした。
能面検事と能面警部補のドラマを視聴者の皆さまに楽しんでいただけたらと思います。

■楽駆(吉野佑真役)
現代は名ばかりの真実がたくさん蔓延っている気がします。
上川隆也さん演じる不破検事は真実を求めて、事件に人に対して正しく平等な物差しで見ている気がします。
そんな能面検事との対面を心より楽しみにしていました。
皆様もぜひお楽しみにです。

そして、本作の主題歌がナオト・インティライミの「美しき恋の詩」に決定。能面の主人公・不破だけではなく誰もが抱えている秘めた葛藤や孤独、そして揺るがない信念に寄り添う歌詞が、ドラマに新たな彩りを添える。

≪主題歌コメント≫
■ナオト・インティライミ

この度、「能面検事」の主題歌を担当させていただくことになり大変光栄であります。
曲名は、「美しき恋の詩」。
“強く見える誰か”もまた、心の中では揺れているのかもしれない。
《僕は未だに変身できずに苛立ちを覚える》というフレーズには、自分を変えたいと思いながらも、変われずにいる人の切実な感情を込めました。
このドラマの魅力をわずかでも引き立てる一助になれたなら嬉しいです。