©『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会

21年に恋愛ウェブメディアAM(アム)で連載されると、“恋愛することが普通じゃない”という独自の世界観で描かれる物語が共感を集め話題を呼んだコミック『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』の待望のドラマ化。
そしてこの度、主人公乙葉を取り巻くキャラクターたちが解禁となった!
恋愛がない世界で、ひとりの人を特別に好きになる「レンアイ」であることを自覚し、葛藤する主人公・乙葉を演じるのは島崎遥香。同じく「レンアイ」でありながら、乙葉とは違い感情を隠しながら生きる青年・ハレを演じるのはISSEI。ふたりとは違い、パートナーがいることをオープンにして自らの営むカフェで「レンアイ」たちに寄り添うCoi-Caféの店主・紘香を福田沙紀、過去の恋愛での失敗を引きずるCoi-Caféの常連・ナギを渋谷謙人が演じる。さらに、恋愛感情を持たない “普通の人”でありながら乙葉に想いを寄せられる青年・ 太一を中山優馬が演じ、乙葉の想いをどう受け止めていくのか注目してほしい。また乙葉の幼馴染・葵役に山谷花純、乙葉の職場の上司・小町役に片山萌美、ハレの同僚・純役に花田優里音など個性豊かなキャラクターたちを実力派キャストが演じることが決定した。

<コメント>

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■紘香役・福田沙紀
この物語の中に立って紘香として考えることで一人の人間としても沢山の発見がありました。
監督とも一つ一つ丁寧にやりとりしながら、作品に向き合い挑むことができました。
登場人物たちが悩みながらも相手を知り、そして自分という人間を知り、愛し、成長していく姿を見守って頂きたいです。

©『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会

■ナギ役・渋谷謙人
ずっとラブストーリーをやりたいと思っていたのですが、まさかこの様な世界観の中で恋愛物語を紡いでいくとは思ってもみませんでした。そんな中、いつでも新しい事にトライし現場で生まれるものを大切に撮ってくださる今監督が側にいてくれた事はとても心強かったです。撮影前の本読みの時、「恋愛リアリティショーの様なアングルで撮影をしていきたい」と仰っていたので、表現もドラマと恋リアの間くらいに落とし込めたらと思いながら撮影に挑みました。原作の漫画に忠実な部分と、実写になった我々にしか出せないリアルなグルーヴ感を感じていただけると思います。
自分が演じるナギという役は、世の中や“レンアイ”を達観しつつも世界に対して生きづらさを感じています。自分と世界の受け入れ方に悩む主人公、乙葉との出会いを通して、彼は彼なりのアドバイスや選択をして理解しようと努めます。現実でも、それぞれの世代や環境の違いで考え方がすれ違っていくこともあるし、ふとした瞬間に人を好きになってしまう事もある。頭では予想もできない物事が起きた時こそ、自分の心から生まれた素直な気持ちを否定したくない。恋でも愛でも、かたちは何でもよくて、どんな世界でも人を好きになるという事は、とても素敵で、美しい事なんだと感じていただけたら幸いです。

©『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会

■太一役・中山優馬
今作の企画を最初に聞いたとき、素直に面白い話だなと思いました。ど真ん中の恋愛ものでもないし、今の時代に一石を投じるというか。多様性多様性と言われるなかで、どこまでが多様性なんだろう?と直面することも多い世の中での、ちょっと一つひねった題材のように感じました。
現実離れにも思える世界ではあるんですが、じつは、リアリティーがすごく詰まっていると思います。どんな世界でも“恋愛”って人を引き寄せたり離したりもするもので、そこに悩んだり歓喜したり、人が生きるうえでとても重要なテーマだと思わせてくれる作品です。
まるで恋愛リアリティーショーのような雰囲気もあるので、ドキドキしながら観られるというのも楽しみの一つですね。ぜひご覧いただいて周りの人たちとも語りながらお楽しみください!

さらに、恋愛感情が無い世界で、登場人物たちに「レンアイについてどう思うか?」を聞いた動画が解禁!「現実にいたらちょっと怖いかな・・?」と戸惑う葵(山谷花純)や「“レンアイ”の人にも幸せになってほしい」と明るく語る太一(中山優馬)の姿が映し出される。一方、“レンアイ”であることを意図してオープンにしないナギ(渋谷謙人)や同じ“レンアイ”として安心できる居場所を提供したいと語る紘香(福田沙紀)らの生の声が映し出される。