
<以下、ネタバレを含みます>
本作は、原作・Sal Jiang監修のもと、原作完結後のオリジナルストーリーを脚本・下亜友美が紡いでいく。今回の舞台は、同棲を始めた2人の家と、弘子の妹の結婚式のために訪れたスパリゾートハワイアンズ。物語は、大好きな弘子先輩と付き合ったのに「初夜が迎えられていない」と悩む彩香ちゃんと、気合い入れのお酒で記憶を無くし、「初夜をしたようだが記憶がない」と勘違いしている弘子先輩の悩ましくも愛おしいカップルライフから始まる。
放送前から#あやひろ2が日本のトレンド入りとなり、GaGa00LaLaの全世界配信や、前日行われたファンミーティングイベントはVIPチケットが3分で完売、2400人のファンが会場で熱狂し、大きな注目を集めていた本作。6月のプライド月間、世界プライドデーに言及した投稿も当事者間を中心に話題を呼び、幅広い層から注目を集める意欲作だ。
1話放送後、同棲開始早々にすれ違いが炸裂する“あやひろ”の様子に悶絶する視聴者が殺到。
2話放送ではアンジャッシュのコントのように勘違いが勘違いを呼ぶとんでもない展開に。3話では、1話から一貫して描かれてきた「初体験」をテーマに、いよいよその時が訪れる。主演の森カンナは、放送前に3話について「寝れなくなる」とコメント。加藤史帆は「観たあと、みんながちゃんと眠れますように!」とコメントするなど、その内容に注目が集まっていた。
物語後半から、カップルとしてのステージを上げるため初体験がどうしてもしたい彩香と、彩香を大事にするため欲深い自分から脱したい弘子の攻防戦が繰り広げられる。ラグジュアリールームを舞台に、アクションシーンでの駆け引きがあったのち、壁に弘子を押し込んだ彩香が弘子にキス。彩香からのキスは、1と2を通して初めてで大きな反響が寄せられ、その後スイッチが入ってしまった弘子がキスをし、ベッドで朝を迎えるまでの一連のシーンには、「まって!!???!」「覚悟してっていわれてたから覚悟したけど全然足りなかった」「しっかり欲にまみれてるキスでよかった」「ラブシーンもあるレズビアンの映像が日本で見られるなんて」「彩香がキスしてから記憶がない」「身長高い弘子が下から行くキスが刺さりまくり」「去年の夏からこれが見られるなんてだれが思っただろう」など多くの声が。
ラストシーンでは、初夜を迎えて幸せそうな彩香の一方で、何か思い詰めた様子の弘子でしめられ、「彩香ちゃんにとっては想いが通じ合った夜、弘子先輩にとっては欲に負けてしまった夜なのがつらい」「苦しい、切ない」「どう言葉にしたらいいかわからない」「幸せなはずのEDで泣いてしまった」など多くの反響があり、「弘子先輩」「#あやひろ2」「#あやひろチルドレン」「加藤史帆」「森カンナ」がトレンド入りを果たした。
<EP.3 あらすじ>
渾身のフラダンスで思いを伝えるも、弘子(森カンナ)に全く伝わらず、あろうことか初体験がないことを「よかった!」と叫んだ弘子に、モヤモヤが募る彩香(加藤史帆)。
弘子と向き合うため、イベント終了後も1泊して弘子と向き合うことにした彩香は、月の女神の神話を知り、今夜最後の手段に出ようと決意する。
一方弘子は、景子(小島梨里杏)の結婚式に参列し、両親の姿から自らの彩香への束縛癖に気づくことに。自分を律して彩香を大切にしようと決意を新たにしたのも束の間、彩香の部屋に呼ばれた弘子は、彩香からの捨て身の全力アタックに大きく気持ちが揺らいでいき…!?
「ライフイズビューティフル!ここは経験済みの世界線!」
ついにやってきた初めての夜!?募る想いが止まらない、ガールズラブコメディ!